ミス情報の共有

朝7時過ぎからの検査を終え、アシスタントと合流し、構造検査に向かいます。
そのあとは、結露で腐朽した屋根のやり替え工事の確認に行きます。

 

最近、省エネ化の影響で結露が非常に増えています。
先日も、この施工では屋根が結露すると指示したところ、相手はピンと来てない。
一度、自分で経験し、痛い目に合わないと、分からないものです。

建築業界は、失敗を隠す傾向にあり、失敗の情報を消去したがる。
(前に読んだ本によると、医療業界もそうらしい)
本来、再発防止のため、全社員、関係業者へ失敗事例を伝達すべきです。

業者向けのセミナーでこの言葉を紹介します。
「他人の失敗から学びなさい。あなたは全ての失敗ができるほど長くは
生きられないのだから」 エレノア・ルーズベルト

会議の一部をミス共有の時間にあてて欲しい。
また、若手は経験が少ないためベテランから失敗事例を教えてもらうべきです。

私が日経ホームビルダーで連載している記事の内容は、まさに他人の失敗。
会議の資料として使ってください。

航空業界は、会社を飛び越え、業界全体に失敗事例が伝わるようです。
飛行機事故が確率的にかなり少ない理由は、同じ失敗を繰り返さないことにあります。

 

  • URLをコピーしました!
安心への第一歩!まずはお気軽にお問い合わせ下さい 売り込みは一切致しません

052-739-5471

24H自動音声対応案内

有限会社カノム
名古屋オフィス: 名古屋市守山区小幡南三丁目20-28 シャトー小幡駅前 303
浜松オフィス : 静岡県浜松市浜名区三ヶ日町鵺代

即対応・土日検査可 24時間受付 メールでのお問い合わせはこちらをクリック