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事例603『換気ダクトの穴』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日から新築現場の検査予定が多い。
お盆休みを終えて、本格的に現場が動き出したようです。
■(1)今回の事例________
「換気ダクトの穴」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ダクトの穴
 
◆写真解説
換気扇ダクトに天井点検口の金物がささり、穴が空いている。
汚れた空気が天井裏へ排出される。
◆内容説明
欠陥検査で天井点検口をあけて発見。
アルミ製のダクトのため、金物などで簡単に穴が空いてしまう。
◆対策
穴以外に接続忘れ、接続部の外れなどがないかチェックする。
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■(2)編集後記
欠陥検査を10年以上行っていると、
通常、同じパターンの瑕疵しか出てきません。
手を抜かれやすい箇所、間違いやすい箇所は同じです。
今、書類を書いている現場は
今までにないパターンの瑕疵を発見しました。
当然、判例もないため、今後どうなっていくか予想も付きません。
文献も少なく苦労しています。

事例555『換気扇ダクトの潰れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日検査に行った現場4件中、2件は大工の仕事が雑でした。
大工不足の現状、腕の悪い大工も
工期を間に合わせるために、使わざる得ないのでしょう。
■(1)今回の事例_______
「換気扇ダクトの潰れ」
_______________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ダクト潰れ
 
 
◆写真解説
24H換気のダクトがつぶれている。
写真で分かりにくいですが、90度に曲がる部分で、
横にある別のダクトにあたり、押しつぶされている。
空気の流れを阻害する。
◆内容説明
床下に設置されたダクト配管式の換気扇。
配管スペースが十分にないケースが多く、
限られたスペースに無理してダクトを通すことは珍しくない。
天井裏でも同様の事例を検査でよく見かけます。
◆対策
図面であらかじめ配管を計画する業者は少ない。
施工は、職人任せになるケースが多いため、
工事中にダクトの潰れチェックをすると良い。
===============
■(2)編集後記
午前中の現場で会った外壁屋さん。
普段、工程などの段取りをしている職人でない人が
外壁を張っていた。
現場が多すぎて、職人以外の社員まで
施工に借り出されているようです。
一部の職種では、職人が減っています。
外装工事も、外壁材が重たいなどの理由で、
なかなかやり手がいない。
介護や看護などと同様に、建築業界も、
外国人などを受け入れていかないと
今後ますます、職人不足は加速するでしょう。

事例529『ますの沈下 2』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
耐震補強計画の相談を受けた。(セカンドオピニオン)
知人の建築士に相談したら、仕事欲しさが見え見えで
安易な事をばかり言うので、真実を確かめたかったようです。
工事してからおかしいと思っても手遅れな場合がほとんど。
事前に気がつくことが大事です。
■(1)今回の事例________
「ますの沈下 2」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ます沈下2
 
 
◆写真解説
先回同様、ます内部の沈下(別の現場)。
勾配が逆になり、水が溜まっている。
◆内容説明
沈下によって配管の勾配が変わるため、水は滞留する。
工事初期に配管し、完成時にすでに沈下していたが
そのまま周囲をコンクリートで舗装してしまった。
完成時の社内検査では蓋をあけてチェックしなかったようです。
(社内検査自体を行ってないのかもしれません)
◆対策
先回と同様です。一応、同じことを記載します。
造成時に土を、しっかり締固めさせることが大事です。
また、新築初期に蓋を開けて点検してみることも重要です。
業者が無償補修してくれるのは、通常1,2年だと思います。
(保証内容による)
===============
■(2)編集後記
このところ業者からよく相談が来る。
当社へ相談するくらいだから、欠陥の修補を逃れたいという話ではなく、
瑕疵に対する適切な修補方法や、原因追及などの話が多い。
このように真面目に対応する業者ばかりならいいですが
そうでない業者もいる。
先日も、当社が検査した報告書を送りつけると、
「今更何だ」とか、「直さないといけないのか」と
私に直接文句を言ってきた上場企業の社員がいた。
この担当者は「当社はローコスト。基準法に違反していても修理はお金がかかり
利益が減る。安く売ってやったから我慢しろ」と言いたいようだ。
彼らは日々、いかに自分が楽するかだけ考えて仕事しているようです。
与えられた仕事をこなすだけで、自分が得すること以外は心がこもらない。
大手ほどその傾向は多い気がします。
経営コンサルタント藤村正宏さんの昨日のブログにこんな事が書いてありました。
↓↓↓
商売っていうのは、どんな商売でも、お客さまに「愛情」を届けている。
お客さまが喜んでもらえると、あなたはうれしいですよね。
儲かったからうれしいわけじゃないでしょ。
でも、このことを忘れている商売人がたくさんいます。
まず、売上、利益ありき。
愛情を届けていることを忘れている。
・・全くそのとおりですね。

事例528『ますの沈下』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
先ほど19時過ぎ、事務所に戻りました。
朝から現場に出っぱなしだったので
書類がたまります。
■(1)今回の事例________
「ますの沈下」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ますふた
 
 
◆写真解説
地盤が弱いため、汚水ます下部が沈下した。
排水管の途中が折れたり、勾配が変わると排水が詰まる可能性がある。
◆内容説明
盛土部分でよくある例。
軟弱地盤の場合、建物の下は杭を打つなど対策を講じるが
周囲の配管などは特に対策は講じない。
盛土した土が全体に下がれば、それにつられ
ますや配管等も一緒に下がるケースもある。
今回は下部のみ下がっているため、
蓋を開けないと沈下は発見できない。
◆対策
造成時に土を、しっかり締固めさせることが大事です。
また、新築初期に蓋を開けて点検してみることも重要です。
業者が無償補修してくれるのは、通常1,2年だと思います。
(保証内容による)
===============
■(2)編集後記
アキュラホームなどで問題になった準耐火建築物。
工事中の現場を検査する機会があると、ほぼ100%施工不備がある。
アキュラホームの場合は、完成後に検査したので
見える箇所が限られていた。
工事途中に検査をすると、ビス以外の問題がいろいろ出てきます。
詳しくは写真付きで今後、解説いたします。

事例526『通れない人通口』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日の午後、検査した中古住宅は、
売主さんの都合で、時間制限がありました。
大きな家でしたので、スタッフと手分けして、
重要なチェック項目から検査。
少しやり残しはありましたが、
2時間気を抜かず集中して行ったため
主要な項目をチェックできました。
■(1)今回の事例________
「通れない人通口」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-人通口
 
◆写真解説
基礎の人通口。トイレの排水管が真ん中にあり、通れない。
奥の部分は点検不可能。
◆内容説明
配管の位置を、最初に決めていなく
仕方なく人通口を通した。
せめて端へ寄せれば何とか通れたと思います。
床下でも奥のほうなので、バレないと思ったのでしょう。
木造住宅では、床下は隅々まで点検できるように
しないといけません。(シロアリの点検など)
◆対策
配管は人通口を通さない。
基礎が出来上がってからコア抜きするのではなく、
あらかじめ図面上で位置を決め、スリーブを入れておく。
===============
■(2)編集後記
住宅ローン固定期間満期の通知が来ました。
他社へ変えるか、変動にするか、また固定(3年、5年)にするか
3週間以内に決断しないといけません。
今後の金利の動きはわからないので、正解はありません。
経済状況を予想し、自分でよく考え判断するしかないですね。

事例515『基礎への水漏れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週はややスケジュールがタイト。
遠方の検査が未定であったり、予定が立てにくい状況です。
■(1)今回の事例________
「基礎への水漏れ」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-基礎への水もれ
 
◆写真解説
浴室の水漏れ。
ユニットバスでないお風呂の排水が基礎内へ漏れている。
不衛生であり、床下が湿気る影響もある。
◆内容説明
近年、お風呂といえばユニットバスが一般的です。
ですから、ユニットバスでない「在来式」のお風呂を
施工したことがある職人、現場監督も減っています。
経験や知識不足から、たまに施工すると防水をミスるためか
今年検査に行った現場で在来式のお風呂が3つありましたが、
全て水漏れしてました。
この水漏れを直すにはタイルや浴槽を撤去するなど
大掛かりな工事になることが多い。
◆対策
職人や現場監督に施工経験を訪ね、
経験が浅い場合は職人を変えるか、よく指導する。
図面できちんと防水の指示をする。
===============
■(2)編集後記
また単価を下げられたという話を
職人さんからよく聞きます。
スーパーなどの安売り合戦と一緒で、
職人の間で値段を下げあっていることもあるようです。
特に、誰が施工しても品質があまり変わらない業種は
安い職人にとって替えることもあるようです。
現在消費税込で業者から注文を受けている下請け業者が多いようです。
今後消費税が上がっても単価が変わらないのは予想され、
行き過ぎた低単価が品質にどう影響してくるか心配です。

事例511『火災警報器の位置がおかしい』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
岐阜県西濃地方では、高速道路や新幹線が
止まるくらい雨が降ったようです。
私も三重県松阪市からの帰り、
津から四日市間で豪雨にあいました。
洪水や土砂崩れなどの被害が出ていないと良いですが。
■(1)今回の事例________
「火災警報器の位置がおかしい」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-火災警報器
 
 
◆写真解説
住宅用火災警報器、壁からの位置が近い。
基準では60CM以上離すところ、10CMしか離れていない。
◆内容説明
取り付ける電気屋さんが基準を知らないため
このような間違いは多い。
せめて、確認申請の完成検査員が指摘をすれば良いが、それもない。
適正な位置に付いてないと、正常に作動しないこともある。
以下のリンクを参考に基準を知りましょう。
↓取り付け位置について分かりやすいHP
http://nittan-fts.com/i/ICHI.html
◆対策
取り付け位置を図面に明示する。
===============
■(2)編集後記
先週末、6年目の複合機がいきなり壊れた。
FAXやコピーができないと仕事にならないので
修理をすぐ呼ぶにも土曜日で電話がつながらない。
そこで考えたのが、修理をするか、新品にかえるか。
すでにリース期間も終わっているし、
古くなれば故障の頻度が増えると考え、買い替えを決断しました。
新しい複合機に入れ替えましたが、
メーカーを変えたため、使い方が分からず苦労しています。

事例499『排水ますの割れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
なかなかテレビを見る時間がなく、
オリンピックは、ニュースや新聞で結果を見るだけ。
残りの競技でいくつかは生中継を見ようと思います。
■(1)今回の事例________
「排水ますの割れ」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ます
 
◆写真解説
排水ますの破損。車庫施工時に割れたと思われる。
よくある事例ですが、蓋を開けることはほとんどなく、
気づく人は少ない。
◆内容説明
影響のない程度なら、そのままでも使えますが、
新築で傷ものを渡されるのは、誰でも気分が悪い。
今回のような破損の他に、ます自体の沈下、
完成後に周囲の地盤が下がり、その土圧で割るなどの事例が多い。
◆対策
配管の点検を兼ねて、ます蓋をあけてみる。
===============
■(2)編集後記
先日、建て替えを検討している方が、
●●ホーム以外で考えていると言ってました。
●●ホームがダメな理由を聞くと、品質・対応の悪さから、
会社の同僚などいろんな人が、頼んではダメだと言っているらしい。
この話は、他のお客さんからも、よく聞く。
会社が有名なほど、悪い噂が広まりやすい。
この会社は、CMにインパクトがあるため余計だと思う。
利益優先で、品質や顧客対応にお金をかけていないかもしれない。
今のままではさらに噂が広まり、注文を躊躇する人が増えるでしょう。
そうなると、先行きは危ないですね。

事例492『換気扇ダクトの外れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は1日、現場に出てました。
名古屋は気温が30度を超える天気予報。
服装や装備だけは、真夏の暑さを想定して出かけましたが、
湿度が低く、風もあり、それほど汗をかきませんでした。
■(1)今回の事例________
「換気扇ダクトの外れ」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ダクトはずれ
◆写真解説
換気扇ダクト、接合部のテープの巻き方が甘く外れた。
本来室外へ排気される空気が、この部分から天井裏へ漏れる。
◆内容説明
少し動けば外れてしまうような、粘着の弱いテープで貼り付け。
たまたま発見できましたが、見えない箇所で外れていれば
建物を壊すまで、そのままになる例。
◆対策
できるだけ途中で接合させない。
天井点検口から天井裏を点検する。
====================
■(2)編集後記
「LIXILグループが希望退職900人募集」
というニュースが出ていた。
一見、順調そうな会社。何があるんだろうかと、決算内容を確認しました。
12年3月期の連結業績は、売上高は増収を確保したが、タイ洪水などの影響で、
営業利益は55.7%の減益となっていた。
13年3月期の業績、前年度比約3倍の営業利益を見込んでいるようで、
人員削減はその計画を達成するためのものかもしれません。
住宅業界は今後、消費税アップの影響で一時的に売り上げが上がっても
少子高齢化の影響で、その先は新築の仕事は減るでしょう。
リフォームの伸びもそれほど大きくないので、
業界全体でリストラが今後加速するかもしれません。

事例475『配管固定不良』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は、事務所での時間を多く取って
紛争処理関係の書類を一気に片付ける予定です。
私の意見が重要視される事件もあり
プレッシャーを感じています。
■(1)今回の事例________
「配管固定不良」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-配管固定
 
◆写真解説
 
配管の固定不良。
専用固定具を使わずに、残材を敷いただけの固定。
大地震時にズレる恐れがある。
◆内容説明
床下など普段目に付かない箇所は、手抜きし放題。
たまたま材料がなかったのか、
材料をケチったのかは、わかりません。
社内検査などで指摘を受けないので、
バレないと思い施工したのでしょう。
固定不良もダメですが、
きちんと勾配が取れない恐れもある。
◆対策
最近の住宅は、床上げ前に配管をする現場が多い。
基礎完成や、1階の床を組む時など、
見えなくなる前にチェックする。
====================
■(2)編集後記
今朝一番で検査に行った現場は、指摘が多かった。
職人の腕が良くても、悪くても
お客さんは同じお金を払う。
不公平さを無くすためにも
ある程度、技量を平準化すべきだと思います。
ここの職人は普段、誰からも指摘や評価を受けないから、
これでいいのだろうと思い施工しているようです。
昨日のブログの内容ではないですが、
継続的に指摘を受けないと、改善はできない。
料理のうまい、まずいのように、
評価してあげることが大事だと思います。
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