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事例650『屋根の雨漏り』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今回で欠陥写真が700番になりました。
1000を目標に始め、ここまで約8年。
あと300なので、このままのペースで約3年、
毎日掲載すれば1年で終わるところまできました。
最近もいろいろとひどい施工を撮影しています。
順番に紹介していきます。
■(1)今回の事例________
「屋根の雨漏り」
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雨漏り
 
◆写真解説
屋根からの雨漏り。
屋根合板を留める釘から内部へしみている。
漏れ出したのは最近で、腐朽はない。
◆内容説明
屋根の防水紙の下に雨がまわり
釘穴からしみ出している。
この程度の雨漏りなら、普通に生活していれば
気づかない。
そのまま長期間放置すれば
カビや木の腐朽が進む。
修理に立ち会っていないので
詳細は不明です。
◆対策
定期点検で屋根裏のチェックを依頼する。
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■(2)編集後記
紛争処理に追われ余裕がないです。
最近は数社、悪徳業者も相手にしています。
欠陥検査をきっかけに、相手業者は
かなりの出費を要することになり
倒産、廃業をする業者も出てきます。
そんな事もあり、
相手業者から恨まれないかと、よく質問されます。
最近は、遠くから吠えている業者がいるくらいで
直接の脅しがなくなりました。
もし脅されたら、事実をブログに書くだけです。
私は業者を潰すことが目的で、
この仕事をしているわけではありません。
業者向けの雑誌に資料提供したり、
来週も建築士向けの勉強会に呼ばれるなど
ミスを防ぐための活動をしています。
勉強する業者ほど、私と関わることはないでしょう。
勉強している業者としていない業者、
消費者が見分ける方法があればよいと思います。

事例648『床下の濡れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は雑用で半日つぶれました。
月末でもあり、やることが多いです。
■(1)今回の事例________
「床下の濡れ」
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床下濡れ
◆写真解説
床下の水。雨水が基礎の打ち継ぎ部から
内部へ入ってきた。
床下が湿気て、カビ、腐朽、さびなどの原因になる。
◆内容説明
建物完成後、床下点検口をあけたら
水がたまっていた。
業者側は、屋根工事前の水だと主張するが
そうであれば、2、3ヶ月も乾かないはずはない。
床下に水がたまると、木部がカビる、
金物、釘などの鉄部がさびます。
◆対策
建物完成直後、床下点検口を開けてみる。
基礎の打ち継ぎ部が地面より下がる場合は
防水工事を行う。
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■(2)編集後記
長期優良住宅仕様を理解していない業者が未だに多い。
特に断熱の施工は不備が多く、省エネ最高ランクの家にしたつもりが
実際は、普通のレベルだったりします。
長期優良にすれば、審査や検査が厳しくなると
思っている施主さんが多い。
実際は施工のチェックは行われておりません。
ですから、業者は間違った施工方法でも
指導を受けることはなく、いつまで経っても間違いに気づきません。
省エネ対策等級4の家なのに、寒いと感じる場合は
施工ミスを疑いましょう。

事例646『金属製笠木の省略』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
裁判中の事件での建築士チェンジ依頼が最近多い。
普通に設計の仕事をしていれば
争いごとに深く関わりたくない気持ちは理解できます。
ただ、途中で投げ出すくらいなら
最初から断っておけば良いのにと思います。
■(1)今回の事例_________
「金属製笠木の省略」
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笠木
 
◆写真解説
屋上壁立ち上がりのトップ。金属製の笠木がない。
コストダウンで省いたようですが、
これでは、経年劣化で雨漏りする。
◆内容説明
笠木を省き、外壁材をトップに打ち付け
隙間をシーリングしただけの施工。
これでは、シーリングが切れてしまえば
雨漏りすることは確実です。
以前、ダイライト(外壁仕上げとして使用しない材)
に塗装仕上げしただけの外壁を見たことがあります。
それと同様な施工です。
◆対策
建築士にこれでいいと言われたら
素人さんは信用してしまうでしょう。
完成時でも第三者に見てもらうことが大事です。
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■(2)編集後記
木造住宅の工事で、最初に大工さんが行う仕事は
基礎の上に載せる土台敷き。
この施工時に、施主さんから「NO」を突きつけられる
大工さんが意外と多いです。
「NO」の理由は仕事の雑さ。
・穴のあけ間違いが多い。
・泥だらけの靴で土台の上を歩く。
・木を強く叩きすぎて、割っても知らん顔など。
反省して、次から丁寧に施工をすれば良いが
大半の大工さんは自分から、仕事をおりてしまう。
丁寧な仕事をやる自信がないのでしょう。
施主さんの目は厳しくなっています。
時代遅れの考えでは、
仕事が減った特に真っ先に淘汰されるでしょう。

事例642『屋根材の継ぎ手』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は寒いですね。
午前中に行った現場2件とも、
水たまりが凍っていました。
この時期のコンクリート打ちは、
気温に気をつけないといけません。
■(1)今回の事例_________
「屋根材の継ぎ手」
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屋根材継ぎ
 
◆写真解説
ガルバニウムの屋根材。
長さを間違えて注文し、端部で継いである。
ジョイント部をシーリングで処理しているが、
将来、劣化などで雨漏りする恐れあり。
◆内容説明
片流れ屋根の上の部分。
検査で不自然なジョイントを発見。
屋根面なので下から見えない。
ですから、足場をばらしてしまえば誰も気づかない。
原因は「屋根屋さんの採寸ミス」
◆対策
現場管理者立ち会いの下、
足場のあるうちに屋根をチェックする。
(素人さんが足場に上るのは危険ですし、
安全管理上の問題もあります。
現場管理者の指示を必ず守ってください)
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■(2)編集後記
現在、住宅の現場はどこも忙しい。
ただ、新規の受注は減っているようです。
この状況から予想できるのは
春以降、業者が暇になってくる。
4月以降優遇があるし、次は消費税10%になる可能性
もあるので、その後の状況は予想が付きません。
最近、不動産投資関連の本が多く発行されています。
アベノミクス、東京オリンピックの影響などで
東京の地価が上がる。
東京で不動産を買うなら、今年が最後のチャンス
みたいなことが書かれています。
今、家を買う予定の人は、何を信じるか難しいですね。

事例633『サッシ枠からの漏水』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今月も多くの予約を頂き、12月入ってまだ3日ですが
12月中旬過ぎまでの現場予定が埋まりました。
よって、これ以降の欠陥検査は、書類の完成が来年になります。
また、時間がかかる裁判書類の作成も
これから依頼いただく分は、書類の納期は来年です。
新築工事中の検査だけは、随時工程に合わせ動きます。
■(1)今回の事例_________
「サッシ枠からの漏水」
_________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-サッシ漏れ
 
 
◆写真解説
バルコニーに取り付けられた掃きだしサッシ枠からの漏水。
サッシを外し躯体への被害を確認。
下部の木が腐朽していた。
◆内容説明
サッシ枠のビス締め付け不足により
パッキン部から漏れた。
組み立て時に締めが甘かったか、
経年劣化で緩んだかは分かりません。
◆対策
万が一のことを考え、
サッシ下に先張りシートの施工を行う。
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■(2)編集後記
今朝1件目の現場は、施工がひどかった。
納期に間に合わず、慌てて造ったという感じ。
貼り合せたフローリング。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-フロアー傷
大きく凹んだ玄関ドア。
隙間だらけの壁など。
新築で、これでいいという人はいないでしょう。
このような現場が今、多い気がします。
 

事例632『窓まわりの防水不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
躯体組のやり直しを指示した現場があります。
それに対し業者の担当者は、
「弊社では普通で、問題がないレベル」と言いました。
低レベルの品質に慣れてしまっているんでしょう。
お客のリピートがほとんどない業界。
契約することだけに一生懸命です。
■(1)今回の事例________
「窓まわりの防水不備」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防水テープ
 
◆写真解説
防水テープがサッシに接着していない。
手で触ると簡単に浮く。
これでは防水の役割を果たしません。
◆内容説明
窓まわり。防水紙を施工後、上から防水テープでおさえている。
テープの粘着、半分はサッシと接着させるつもりが
全面、防水紙との接着になっている。
せっかくの両面テープなので
先にテープを施工し、紙を張ればよいと思いますが
これが、会社で決められたやり方らしいです。
◆対策
仕上げの外壁材を張る前に、チェックをする。
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■(2)編集後記
瑕疵検査で構造の疑問があり
業者へ質疑を出したところ、構造計算書が出てきました。
業者は正当性を主張するために出したものですが
構造計算の入力数字が弱い方に間違っていました。
業者は現在ノーコメントを貫き通しています。
逃げられないと思っていても
時間稼ぎをする業者が多いです。

事例615『防水の不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日から10月なのに、暑い1日でした。
岐阜県の東濃方面で、道路に表示されていた気温は32度。
今日も真夏の服装で現場に出ています。
■(1)今回の事例_________
「防水の不備」
_________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防水テープ
 
◆写真解説
配管貫通部の雨漏り防止強化ため、ウェザータイト
という部材(写真で緑色のもの)を施工。
ただ、職人の理解が悪く、肝心な配管まわりの
防水テープの施工を忘れている。
◆内容説明
窓、バルコニー手すり壁端部、配管貫通部などの
雨漏りしやすい箇所に使われる、フクビのウェザータイト。
最近は類似品含め、現場でよく見かけるようになりました。
こういった部品は、施工マニュアルを読まずに
施工されるケースが多い。
せっかく、追加費用をかけても
ミスがあれば逆効果です。
◆対策
施工マニュアルどおりかチェックする。
施工マニュアルをあらかじめ用意していなくても
スマートフォンなどでも見ることができます。
====================
■(2)編集後記
来年4月から、消費税8%が決定しました。
着工数が減るのか、変わらないのか。
下請業者への影響はあるのかなど、
いろいろ懸念があります。
良い方に変わっていけばよいですね。

サイディングの隙間

先日、雨漏りの原因を特定するために、
サイディングをはがした。
意外にもサイディングのジョイントの隙間が広い箇所から
雨が通気層に入っていました。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-サイディングジョイント
(↑ジョイントの隙間)
昨日検査に行った現場は、10ヶ所くらい
隙間が広かった。
下地の防水が悪く、雨漏りしている以外、
全て仕上がってからやり直すことは困難。
隙間なく張らせることが大事です。

事例607『基礎内に雨水が浸入』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
先週の木、金曜日。
「欠陥住宅」というキーワードの検索が
普段の数倍に跳ね上がりました。
個人レベルで操作できる数ではなく、
何があったのかは不明です。
弊社はこのキーワードに広告を出しているため
普段の20倍くらい課金されてしまいました。
■(1)今回の事例_________
「基礎内に雨水が浸入」
_________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-雨漏り
 
◆写真解説
基礎内に雨が入っている。原因は外壁の雨漏り。
壁の雨漏り被害に加え、基礎内が湿気る。
◆内容説明
バルコニー壁の笠木から漏った雨が
壁内を抜け基礎内に出てきている。
床下が湿気ると、1階床を構成する
合板、大引きなどにカビが生える。
◆対策
雨漏りさせないことは当然。
もし雨漏りをしたら早めに止める。
===================
■(2)編集後記
竜巻によって多くの建物が被害を受けました。
ニュースで被害状況を見ると、
木造の屋根のもろさを改めて認識しました。
竜巻が起きる頻度が今後高くなっていくと、
コンクリート住宅の人気が上がりそうですね。

皆が分からないと、さじを投げた雨漏り

いろんな業者が検査し、原因が未だに分からない家の
雨漏り検査に行きました。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-雨漏り
(写真は今回の内容と関係ありません)
一般的に漏れやすい箇所は、すでに調べ尽くされています。
こういったケースでは、常識では考えられない箇所を
疑う必要があります。
ここではと思う箇所があり、
そこへ水をかけたら、やはりダダ漏れ。
他にも気になる箇所があり、そこへも水をかけたら
少量の水が出てきた。
2ヶ所とも、ちょっとした施工ミス、手抜き箇所からの雨漏りでした。
今までの調査で原因が分からないという前提があったので
発見が早かったと思います。

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