代表的な検査機材
プロとアマチュアの違いは何か?・・違いで大きいのは「道具」だと思います。
当社では、より正確性の高い検査を短時間で実施するため、非破壊検査用の機材を備えております。
特に以下に紹介する3点は、公共工事などでも使用される高精度、高性能な機材。機械自体の価格も高額で、他社の住宅検査にはない特徴的な機材です。
高解像度赤外線サーモグラフィカメラ InfReC R300SR
温度分解能0.025℃という高性能で、非常に細かい温度差の計測が可能です。また一般的なモデルの4倍の画素数での撮影ができるため、離れた場所や狭い箇所の微妙な温度差でも鮮明に写し撮ることができます。
断熱材の施工不足や湿気対策の不備などの検査に使用します。
機材の特徴を動画でご紹介
鉄筋探査機(電磁波レーダ法)ハンディサーチ NJJ-200
コンクリート構造物の内部の検査に特化した、レーダー式の検査装置です。
高深度600mm、つまり60センチまでのコンクリートの打設不良や空洞、鉄筋や配管の位置、腐食の有無などをこのレーダーを走らせるだけで、短時間で検査することができます。
ディスプレイ部分にスマートフォンを採用しているので、狭い場所ではスマートフォン部分を取り外して、本体と離れた場所で検査結果を確認できるようになっています。
コンクリートと鉄筋・空洞は電気的性質が異なるので、このレーダーからコンクリート表面に向けて送信した電磁波が反射してくる時の波形によって、距離や深さ、水平位置、空洞の有無などが分かる仕組みです。
国土交通省の高速道路の高架橋の点検でも使用される高性能なレーダーですが、住宅検査での使用は当社ならではです。
機材の特徴を動画でご紹介
鉄筋探査機 3312シリーズ
電磁誘導式鉄筋探査機です。鉄筋の位置、方向、かぶり厚、鉄筋径、腐食などの探査がこれ1台で可能。磁界、水分、骨材の影響や屋内外での温度変化の影響を受けずに、素早く詳細に計測でき、従来の機械と比較し誤差も少ないのが特徴です。
※使用は追加料金が必要です。
ただし、マンション完成検査等は検査料金に含まれています。
機材の特徴を動画でご紹介
その他の検査機材
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レーザー測定器
水平・垂直を測定します。 (屋内用)
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ファイバースコープ
壁内など目視できない箇所へ挿入し撮影できる。
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デジタル傾斜計
角度、1Mあたりの傾斜をデジタルで表示。 主に壁の倒れを計測。
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ホルムアルデヒド測定器
室内のホルムアルデヒド濃度を測定。
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含水率計
木やコンクリート、石膏ボードなどの水分を傷を付けずに測定。
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壁裏センサー
壁の裏の木、鉄を探知する機械です。
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シュミットハンマー
非破壊式コンクリートの強度試験機。
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デジタル騒音計
音漏れなどの調査で音の大きさを測定。
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カメラ
黒板入りのカメラ。画像の改ざんができないため、普通のカメラに比べ、証拠としての信頼性が高い。