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TV放送延期の件

一昨日、告知しました明日18日のTV放送の件。
先ほどディレクターから延期の連絡がありました。

オミクロン株の感染拡大などのニュースで
時間枠がなくなったようです。
また、放送日が決まりましたら告知いたします。

今月は毎週、欠陥住宅検査の予定を組んでいます。
欠陥住宅検査は、書類作成に時間がかかるため、
検査間隔が短いと、書類作成が大変になります。

TV放送の告知

2つ前のブログで紹介しました、昨年、フジテレビで放送したものを
東海テレビ(愛知、岐阜、三重県)で再放送することが決定しました。

日にちは1月18日(火)

夕方の報道番組、「Live News イット」15:45~16:50
「ニューズOne」16:50~19:00 内、
放送される時間までは分かりません。

大きな事件があると、延期になる可能性があります。

結露、カビ裁判

欠陥検査に行ってから5年超。
夏型結露によるカビ、躯体の湿りの裁判が終わりました。

夏型結露によるカビ被害は、ここ数年急増していますが、
この当時は、結露、カビ被害での裁判事例があまりなく、
施工不良の原因においても、基準法などで規定がない箇所で
苦戦が予想されました。

裁判中においても、夏になるたび室内にカビが発生。
被害状況、原因を理解してもらうために壁をめくり、
細かなデータを取り、証拠を集めました。

結果として1審で勝訴。施工者が控訴し、高裁での決着となりました。

今回の裁判所の判断は、今後、増えるであろう結露、カビ被害の裁判
において良い判例、事例ができたと思っております。

担当した弁護士さんと他県の裁判所で、現象、原因は違いますが、
同じくカビ被害の裁判を行っています。
こちらも裁判が長期化しております。

 

 

昨年末のTV放送

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
4日から事務仕事を開始、本日からは現場検査も始まりした。


12月20日放送されました、フジテレビnewsイット!
関東6県だけの放送で、今回、東海テレビなどでの再放送が無さそうなため
内容の一部を紹介いたします。

最初の方は過去に撮影した3件ほどの欠陥現場のVTR。
続けて、今回ロケを行った名古屋市の戸建て住宅の外壁塗装、
屋上防水のリフォームトラブル。

雨漏りを直すため、屋上防水、外壁塗装を依頼したのに
工事直後から、別の場所からも雨漏りするようになった。
広告などで地元では知名度がある業者で、安心だと思い依頼。
見えない所での手抜きがひどかった。(手抜きをして儲ける)

次に紹介しましたのは、群馬県の戸建て住宅。
注文者が年寄りだということで、甘く見られ、十分な説明がなく
設計、工事が進められた。
和風の家を希望したのに、完成した家は洋風の家。

重大な欠陥がいくつか発覚していますが、裁判中だということもあり
大半はカットされていました。また、説明においても、ほとんどが
長井の意見と注釈が付く等、TV局の自己防衛が強く見受けられました。
今の時代、自己発信をしない限り、今回のレベルが限界だと思います。

事例1242 「ユニットバス下、基礎断熱材未施工」

欠陥住宅写真、月に3つは上げるようにしています。

今月はまだ2つしかあげていなく、
最終日の今日、今月3つ目の写真を追加しました。

ネタはたくさんあるのに、間隔があいてしまい
申し訳ございません。

 

■(1)今回の事例_____________

「ユニットバス下、基礎断熱材未施工」
______________________ 

ユニットバス基礎断熱材

◆写真解説

ユニットバス下、基礎断熱材未施工。
図面どおりの施工でない。冬場、浴室が寒い原因となる。

 

◆内容説明

今年だけでも3件、指摘をしました。
図面に書いてあるのに、断熱材が施工していない。

ユニットバスを1階に置く場合、周囲が、床下からの外気に触れます。
昔は、何もしませんでしたが、最近では、
ユニットバス床を断熱し、さらに周囲に気流止めを設けて
床下からの空気を遮断するか、
基礎全体または、ユニットバス部の下だけ基礎断熱にして密閉します。

未だ、一般的な施工とまでとは、なっていないため
施工ミスが目立ちます。

 

◆対策

ユニットバスを施工する前に施工をチェックするか、
完成後に床下にもぐりチェックをする。

 

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■(2)編集後記

コロナ過でもある、20年~21年は、業界内のいろいろな
変化が大きかった印象があります。

この先もこの業界で仕事をしていくには、世間、業界等
の変化に対応しないといけないと強く感じた1年でした。

来年は、変化できるよう、チャレンジしてみようかと考えております。

最近、ブログの更新が空き気味ですが、
写真などを見て、参考になりましたという声は、
たくさんいただいております。
中には説明が悪く、間違って理解され、混乱を生じるきっかに
なっている例もあるかもしれませんが、今後も情報発信を行っていきます。

みなさま、今年も一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

事例1241 「屋根通気材の施工不備」

名古屋は東部と西部で雪の降り方が違います。
積雪量が多いのは西部。
事務所は、東部にあるため、雪は降っているものの
道路に積雪はありません。

 

■(1)今回の事例_____________

「屋根通気材の施工不備」
______________________ 

屋根通気材施工不備

◆写真解説

ウレタン吹付、屋根通気材の施工不良。
隙間やたれなどがある状態でウレタンを施工すると、
通気層が塞がれ、結露の原因になる。

 

◆内容説明

ウレタン吹付を屋根に施工する場合、外側に通気層を設けるのが一般的。

写真は専用の通気材料(紙製)を施工しているものの、
隙間やたれなどがある状態。
これを施工したのは大工。吹付のことを良く理解しないまま、
施工しているのが原因だと思われる。

通気層が塞がれると、通気がつまり、湿気が滞留しやすくなる。
確実に通気が機能するよう障害のない状態が重要。

 

◆対策

あとから確認が難しい箇所。 通気層を施工に左右されにくい
2重垂木にするか、 ウレタン吹付前に通気材のチェックを行う。

 

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■(2)編集後記

社内検査をする部署の立ち位置で、
その会社の品質に対する考え方が分かります。

建築会社のメインは、営業、設計、工事。 総務や経理と同じく、
品質管理やアフターサービスは 裏方のようなポジションです。
売上や利益貢献が分かりにくく、 そもそも、そのような部署がない、
担当者が誰もいない、 外注に丸投げしているケースもあります。

最近でも、社内検査を飛ばしてしまっている大手ハウスメーカーの
現場がいくつかありました。 おそらく、現場が集中し、人手不足で
対応しきれなかった可能があります。

品質管理課がきちんと機能している会社であるか
なかなか外からでは分かりにくいですが、
業者を選ぶ時に、体制などを聞いてみるのも良いと思います。

Live News イット! フジテレビ

今年9月あたり、約2日半のロケを行い、
その後、お蔵入りかと思っていたものが、本日放送されます。
18時前後の予定です。

1件は新築、もう1件はリフォーム事例を取り上げています。
2つとも、消費者を騙す、詐欺的な工事内容で、
新築の現場は、私の検査で基礎の重大な欠陥が発覚し、
建て替えを求め裁判中です。

急な告知になったのは、私も今朝、知ったからです。
先週、割と頻繁にディレクターから質疑が来ていましたが、
具体的な放送日は聞いていませんでした。
ここまで放送が遅くなったのは、裁判中の現場であり、
かなり慎重に編集作業を進めたためです。

現在、裁判中の相手側を刺激するTV局は
フジテレビか、愛知のCBCくらい。
他のマスコミは、やらないです。

貴重なVTRですが、今回の放送は関東6県のみです。


木造住宅の構造審査

欠陥住宅の紛争で、相手業者からの反論で多いのは、
「確認申請の中間検査、完了検査に合格している」
「瑕疵保険の検査に合格している」
「メーカーが問題ないと言っている」など。

今、欠陥検査後の話し合いをしている家も、
メーカーの○○さんが問題ないと言ってくれた。
瑕疵保険会社は問題ないと言っているなどの
回答が来たため、私の方で事実確認を取った。

瑕疵保険会社の担当部署に連絡をしたところ、
対応した担当者は、マニュアルに書いてある以上のことを答えない。

今回、紛争になっている家は、マニュアル仕様に合致しない家のため、
保険会社の基準がそのまま当てはまらない。
いろいろ説明をしましたが、どうやらイレギュラーなことについて
の知識がない印象を受けました。

確認申請で構造審査が省略される2階建て以下の木造住宅。
瑕疵保険会社がもう少し、突っ込んで構造を審査してくれないと
構造安全性に欠けた家でも建てれてしまう。

お金はかかりますが、平屋や2階建てでも、
構造計算をすることを強くお勧めします。

事例1240 「床下のカビ」

年末の休みまで、あと2週間ほど。

未だ、年内に予定を入れて欲しいという依頼がありますが、
特に混み合う時期でもあり、新築検査の枠以外、
ほとんど予定を埋めております。

また、今月対応できない予定を1月にスライドしているため、
欠陥住宅検査などは、これから依頼を頂きますと
2月の検査になる可能性が高いです。

 

■(1)今回の事例_____________

「床下のカビ」
______________________

◆写真解説 

1階床合板のカビ。基礎の打ち継ぎ部から雨が浸入。
基礎断熱仕様の家であるが、床下換気はなく、密閉状態。
それゆえ、床下が猛烈に湿気て、カビが大量発生した。

 

◆内容説明 

カビ問題は、最近急増しております。裁判で争っている家も年々、
増えており、問題解決のノウハウをかなり蓄積しつつあります。

今回の例は、基礎の打ち継ぎ部が、地面より低く、地下水が浸入した。
これはよくあるパターンで、設計者や現場監督の経験が豊富であれば
予見できる内容です。

こうなると、水が入らないように防水し、
内部を徹底的に乾燥させ、除カビ、防カビ処理を行う必要がある。

もともと、床下の換気計画もないため、今後の湿気対策として、
床下換気の設置も、再発防止のために検討する必要がある。

 

◆対策

カビ被害を予見できる現場の実務者は非常に少ない。
夏場の湿気、カビ対策を家の計画時に検討する。

 

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■(2)編集後記

設計事務所に設計を委託。
工事中に第三者検査を入れる旨を伝えたところ、
拒否されたという話を伺いました。

設計者である建築士は自分自身の無知がばれるため、
NGを出すケースが多いです。

設計事務所は、開業資金がそれほど必要ではなく、独立しやすい商売。

独立しやすいため、十分な経験、知識の蓄積無しで独立する人も多く、
独立してしまうと、誰もダメ出しをしないため、
間違っていてもそのままになる。

最近は、設計、デザイン力のある工務店が増えています。
淘汰されないためには、検査を断っている場合ではないと思います。

 

 

 

 

使わない方が良い建材

今の事務所に移り、8年くらい。
今日初めて、近くのバス停から市バスに乗りました。
東西の移動は電車がありますが、
南北移動は市バスの方が早い場合があります。

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今後、新築検査の図面チェックで、要望があれば
仕様、使用材料のダメ出しをしようと思います。

そう思ったきっかけは、検査を入れて品質を確保しようとしても
そもそも、仕様や建材が良く無かったりする例が多いからです。

今現在も、たくさんの紛争に関わらせていただいています。
また、いろんなハウスメーカーさんの家を見ています。
必然的に何が良くて、何が悪いかの知識が蓄積されています。

特に気象変動により、いくつか使わない方が良い材料、仕様があります。
公にコメントすると、業界からバッシングを受けるのは確実で
検査依頼をしていただいた弊社のお客様だけにアドバイスいたします。

プラン、デザインは、今までどおり、ダメ出しいたしません。
面談(有料)をされる方は、面談時に意見します。
それ以外の方は、新築検査の問い合わせ時に、
こちらから要望の有無を伺うようにいたします。



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