長井のブログ
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事例1341「床下断熱材たれ」
今月は欠陥検査が多く、すでに2件実施し、来週も2件予定しています。それ以外に3月の年度末に向け、完成検査も増えてきます。🔳1 今回の事例____________「床下断熱材たれ」_____________________ ◆写真解説 床下断熱材のたれ。断熱材の役割を果たさず、冬場に床が冷たくなる。この状態で放置... -
リフォームトラブル
リフォームのトラブルで、訪問営業や仕上げ不良に関する話が多いです。 これらの次に手抜き工事の内容が多いです。見積金額は適正範囲内で、工事で手を抜き儲けを出すパターン。この手の業者は、常に手抜きをしているため、クレームに慣れ、手抜きを指摘しても認めません。 そうなると裁判になりますが、そこでも業者は非を認めず、最高裁ま... -
おすすめ本
構造設計一級建築士、京都大学博士(工学)、コンクリート主任技士のバッコ博士の本。https://amzn.asia/d/dIaKWDd 本文中にある建築の3要素である「強・用・美」。私の学生時代の卒業研究は「強」、仕事も「強」の内容をメインで行ってきたため、共感できる部分が多かったです。 -
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。 年末年始の休みで現場予定を止めた分、今月は欠陥住宅検査などが多く入っております。遠方の予定もかなり多く、ハードな1ケ月になりそうです。 このところ、夏場に急増しているカビ被害について取りまとめ、書類を書く機会が増えています。手間は増えますが、裁判官、弁護士、マスコミなどからの質問... -
事例1340「壁内に外気流入」
おそらく、今年最後の投稿です。本年もご購読ありがとうございました。また、来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。🔳1 今回の事例____________「壁内に外気流入」_____________________ ◆写真解説 冬場、冷たい外気が壁内へ入り込み、壁を冷やしている。夏場は湿気た外... -
情報の正確さ
ある建築ユーチューブ番組の内容がひどいので、検査パートナーにも番組を紹介し、見てもらいました。 皆さんの意見をまとめると、「言っていることが、いくつか間違っていて、これを見た素人さんには悪影響しかない」 検閲が入らないユーチューブなどは内容が確かでないものが多いです。特に発信している人の専門外、二次情報を流しているケ... -
今年の仕事もひと段落
先週末までかなり忙しく、また、新規問い合わせも理由は分かりませんが、かなり多かったです。特に土、日、月は事務所にいる時間がなく、お返事も遅れ気味なり、申し訳ございません。 先回のブログでも記載しましたが、機材修理で欠陥住宅検査を年内止めたこと、今、検査依頼が多いアイ工務店さんが先週末から休みに入ったためか、新築検査予... -
事例1339「屋根断熱材厚み不足」
先月末、RCレーダーのスイッチが入らなくなり、その現場では鉄筋探査ができませんでした。 修理に出して、いつ戻るか分からなかったため、今週までの欠陥検査は全て先送りさせていただきました。その関係で、1月はすでに欠陥住宅検査の予定が一杯です。 それにしましてもヒューズ1つで、高額な修理代がかかりました。高額な検査機材は、修... -
断熱、気密性向上
出張続きで、なかなか事務所にいる時間がありません。今日も出張でビルのカビ原因調査でした。 最近、感心したのは、ヘーベルハウスの断熱施工。数年前に見た時に比べ、格段にレベルアップしています。鉄骨造は断熱層の連続、気密確保が難しいですが、その問題を解決しています。 検査している現場での気密性能の数値までは分かりませんが、... -
動画アップ
https://youtu.be/oZgOcknRuGc -
事例1338「石膏ボード裏のカビ」
カビ原因調査依頼が12月に入っても多いです。また、カビで裁判を起こしていく現場もあり、追加の立証、書類作成など、やることが多いです。 日経アーキテクチュアの連載もカビの記事を追加で書いています。今月は締め切りが早く、タイトなスケジュールで対応しないといけません。 🔳1 今回の事例____________「石膏ボ... -
建て替え請求
カビ被害に加え、家の不具合もあるのではと思い欠陥住宅検査とカビ調査依頼があった家。検査の結果、耐震等級3の設計にミスがあり、修理の書類記載は、建て替えと書きました。 構造の不具合は住んでいて分かりにくいです。家を細かく調べる機会がないと発覚しません。 この家も審査機関が図面をチェックしていますが、たぶん、よく図面を見... -
事例1337「気流止め未施工」
来月も出張が多く、年内はバタバタしそうです。最近は、かなりひどい欠陥住宅の検査をしても、そんな現場ばかりのため、普通に思え、驚かなくなりました。 小さな疑いからでも検査に入ると、大きな問題が発覚することが非常に多いです。 🔳1 今回の事例____________「気流止め未施工」________________... -
リモート検査
今現在、打ち合わせの9割以上はリモートになりました。また、最近は、遠方の現場検査もリモートで行う機会が増えてきました。最大のメリットは遠くの現場への移動時間が無くなり、交通費、時間の大幅節約。 現在はカメラ、ネット環境が良くなっているため新築の工程検査などでは、問題ないと思います。 今後、増えてく傾向にあると思います... -
業者の対応
私が作成した欠陥住宅検査の書類に対する業者の回答でよくあるのは、建築基準法などの基準の解釈が間違っている。 普段、法律や基準とは無関係で、指摘を受け、何とか逃れようと、いろいろ調べ、自社に都合がよい捉え方になるのでしょう。 こちらが反論で間違いを指摘し、それ以上言い訳できなくなると、次は話をすり替える作戦に出るパター... -
事例1336「かぶり0+ジャンカ」
朝から晩まで、複数のスケジュールがびっしり入った超過密な1週間が終わり、ほっとしています。 明日は1件だけですが、契約不適合検査で早朝出発、長距離移動+1日中の検査。それでも、複数の場所にあちこち行くよりは、同じ場所に一日居る方が気持ちは楽です。 🔳1 今回の事例____________「かぶり0+ジャンカ」_... -
最近のスケジュール
9月くらいからカビ調査などが忙しく、ここ数ケ月で今週が最も予定に空きがなく、夕方の打ち合わせ枠まで空いておりません。 急ぎのお客さんからは遅い時間でもよいと言われますが、その時間まで予定を入れてしまうと、書類や段取りの時間が無くなってしまいます。 では早朝は、という方も見えますが、出張の時は4時、5時出がほとんどで、... -
故障が続く
今週月曜日にカラーレーザープリンターが壊れ、今日は欠陥住宅に伺った先で車のバッテリーが上がりました。 プリンターはやや不調だと思いながら、買い替えを先延ばしにしていました。車のバッテリーは先月点検時には指摘されてなく、予想していませんでした。バッテリーを交換していただいたレッカー車の方に聞くと、走行距離が多くてもバッ... -
事例1335「天井裏に大量のカビ」
カビ被害写真の掲載が続いています。今、多くの現場に行っているため、事例がたくさんありますし、また、カビ被害を知ってほしいためです。 まだ、今月も多くのカビがらみの予定があります。 🔳1 今回の事例____________「天井裏に大量のカビ」_____________________ ◆写真解説 和室天井板の表面... -
連絡手段
忙しすぎてブログの更新が空き気味です。今日も1本原稿の締め切りがあり、3連休前の週末ですが、ゆとりがありません。 現在、早朝出発の遠方1日欠陥検査も週1くらいの頻度であります。前入りすれば時間に余裕ができますが、前日に予定があることがほとんどで、沖縄でも、前入したことは今までありません。 新築検査は今現在、忙しくない...