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移動中の読書

朝から出張でした。
降りた駅のタクシー乗り場が学生で大行列。
柔道の全国大会が開催されていたようです。
30分以上前に現場に入る予定が、ぎりぎりになりました。

行き帰りの新幹線で、仕事より本を読むのに夢中になってしまいました。
読んだ本は「民事裁判入門 瀬木比呂志著 講談社現代新書」
https://www.amazon.co.jp/dp/4065167248/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_0ENwDb72CGVAZ
裁判官から作家になった著者の経歴に興味があり購入。

本の帯に書かれている内容は
・弁護士はいかに選ぶか?
・訴訟は素人でもできるのか?
・和解の弊害は?
・日本人の普通の常識と近代法的な考え方の間にある「ずれ・溝」とは何なのか?

自分自身、数多くの民事裁判を経験しているため、うなずける箇所ばかりでした。
裁判を経験したことがない方が読むと、難しいかもしれませんが、
類書はないと思われ、裁判を知るには良い本だと思いました。

 

 

 

 

休み明け

中古住宅の診断に伺いました。
床の水平を測定したところ、不同沈下を確認。
依頼者に購入をあきらめて方がよいと説明しました。

生活するうえで我慢できる傾斜の範囲であっても
大地震時に沈下がひどくなったり、擁壁が壊れたりすれば、
修理費用が膨大にかかります。

傾斜がいつ起きたか、ついでに検証。
壁は比較的真っすぐ建っていたため、
ベタ基礎施工時から上棟した時点で大きく沈下したようです。

大工は床が傾斜しているのを認識したまま、柱の起しだけ垂直に合わせた。
家のねじれ、傾斜の事実を隠したまま、施工、販売した業者は、悪徳です。

 

 

 

事例1150 「ホールダウンボルトの位置が悪い」

今日は朝7時から検査をしてきました。

普段でも渋滞がひどい箇所を通るため、渋滞しない時間にしてもらいました。
融通が利くのも、何度か依頼を頂いているためです。

 

■(1)今回の事例______________

「ホールダウンボルトの位置が悪い」
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◆写真解説

ホールダウンボルトが端すぎる。ボルト外側のコンクリート厚は15mm。
土台を敷く前からコンクリートが割れている。

 

◆内容説明

直径16mmのホールダウンボルト。
基礎に直接埋め込み、柱に緊結。地震時に柱が抜けるのを防ぐ。
埋め込み深さは一般的なタイプで360mm(25KN・・約2.5tまで)

端に寄せて施工する理由は、筋かいとの干渉を防ぐため。
端に寄せ過ぎれば、写真のように割れて、コンクリートの付着が無くなる。

かぶりも考慮し30mm以上(土に接する立ち上がりは40mm)確保すれば
構造的にも問題が無く、割れる可能性は少ない。

 

◆対策

立ち上がりのコンクリート打設時に、設置位置を確認する。

 

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■(2)編集後記

来月、放送予定だったTV取材。お蔵入りがほぼ確実になりました。
今年、お蔵入りがこれで3本目。

視聴率重視のTV局。ギリギリラインを狙う企画が増えてます。
その上で、会社の安全を確保するため、少しでも危ないと判断すれば
放送を取りやめてしまいます。

今回の取材内容は、かなりヤバい内容でした。
今のTV局に放送する勇気はないと予見はしつつ、協力していました。

番組スタッフの気持ちも良く分かるため、
今年3度目のお蔵入りでも、文句は言いません。

 

事例1149 「床下結露」

ここ近年は、昼間、事務所に居ることがほとんどありません。
多くの現場に呼ばれている証拠で、ありがたく思います。

お客さんに来てもらうお仕事の方から、
いろいろなところに行けていいねと言われることがありますが、
夏の暑い時期、冬の寒い時期は、室内にいたほうが良いです。

明日は現場予定を入れています。(事務所は休みです)

 

■(1)今回の事例______________

「床下結露」
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◆写真解説

床下の結露。
今年の夏は湿度が高く、床下を換気していても結露が起きている家が多い。
土台や大引きにカビが生えやすくなる。

 

◆内容説明

床下を通気している家の完成検査で、連続して床下の結露を見ています。

今年の夏は、例年より湿度が高いそうです。
湿った空気が床下へ入り込み、さらにコンクリートからの水分蒸発も加わり
床下の湿度が高くなる。

床下は日射の影響を受けないため、基礎などの表面温度は低く
結露が起きやすい。

過去、床下結露は、基礎断熱のケースが圧倒的に多かった。
今年は逆転しています。

 

◆対策

今年のような湿度が猛烈に高い夏が続けば、
床下に送風機などを設ける必要が生じます。

 

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■(2)編集後記

今回、取り上げた床下結露。
今まで無かったわけではありませんが、今年は多すぎる。

高断熱、高気密化で壁内結露も増えているというデータも出ています。
結露対策が今後、重要になっていると思います。

今から15年ほど前、住宅の結露に関する本を読んだとき
その本にこんなことが書いてありました。

住宅の実務者に結露発生のメカニズムを訪ねると、
答えられるのは1割もいない。

今でも同じだと思います。
結露に深い興味を持たないと、勉強する機会はありません。
私もその本をきっかけに、結露について勉強しました。

 

 

 

連休初日

昨日から高速道路が渋滞しています。
愛知県で渋滞がひどいのは、一宮ICと伊勢湾岸の長島~名古屋南間。
今日は大垣市方面の検査依頼を受けましたが、
一宮ICを通らないと行けないため、お断りしました。

今日は1日、書く仕事に時間をあてました。
行政へ出すハウスメーカーの建築基準法違反の書類作成。
月刊誌の原稿書き。
その他、検査書類などの取りまとめなど。

書いている最中は、集中が重要。
1時間くらいで休憩を挟むつもりでも、気づけば2,3時間ぶっ通しの事が多いです。

この休み中、裁判所へ出す意見書なども複数作成しないといけません。

 

事例1148 「地盤陥没」

このところ、写真の更新頻度が少なくなっています。
事例がないわけではなく、更新する時間が確保できません。

来週からの連休は、たまった仕事を片付けようと思います。

 

■(1)今回の事例______________

「地盤陥没」
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◆写真解説

基礎底の陥没。埋め戻した土地で転圧が不十分なため、
基礎工事をしている時から陥没が起きている。
家は杭で支えられるが、基礎下に隙間ができる可能性が高い。

 

◆内容説明

表土が軟弱であり、沈下の恐れがあることを
基礎業者に伝えていれば、陥没は防げた可能性がある。
特に指示をしなければ、職人は普通の転圧しか行わない。

小範囲な沈下なら、大きな問題はないが、
全体的に沈下し、杭が抜け上がった場合は、修理の必要性が生じる。

 

◆対策

地盤に応じた細かい転圧指示を基礎業者へ出す。

 

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■(2)編集後記

大手ハウスメーカーの建築基準法違反を行政へ情報提供する予定。

1つは、すでに裁判の中で違法な施工を認めています。
裁判で開示された施工マニュアル自体が間違っているため、
今まで施工した現場全てに波及すると思います。

自ら行政へ間違いを申し出ると思いましたが、
そのまま無かったことにしようとしています。

もう1つは、これから裁判が始まる。
基準法違反は明らかですが、型式認定で逃げる可能性が高いと予想しています。

有名メーカーの対応

梅雨明け前に躯体の組み立てを行い、躯体がずぶ濡れ。
苦情を言った後も、養生が不十分で複数回濡れた。

工場生産の家で、濡れてはいけないものが多数あるが、
それらも全て濡れてしまった。

建て替えを求めたが、受け入れない。
安心するためにメーカー側でなく、第三者が乾燥確認することを提案したが
受け入れてもらえなかった。(私が入ることを拒否してきました)

このメーカーは、自らのミスでトラブルが起きても強気、
向こうから裁判で決着付けましょうと言ってくる。
一般的に契約をしたあとは、メーカーが強くなります。

大手でお客さんを大事にして、要望をできる限り聞いてくれるのは1社だけです。

 

 

海外不動産

最近、海外の不動産投資を勧める広告が目につきます。

海外不動産購入で心配なのは、売買の仕組みや税金その他、建物の品質。
安心して買うために、日本の会社やスタッフも増えています。

東南アジアのある国で建設中のコンドミニアム。
素人の購入者が現場を見るのはOK。日本の建築士が同行するのはNG。

そこの仲介業者は、日本の資本も入った会社。現場をプロに見せれば、
購入に至らないことを分かっているのでしょう。

売ってる人たちも品質に不安を抱いている。
短期所有以外は、買わないほうが賢明ですね。

 

 

 

 

 

マンション完成検査

今日は10階建てマンションの完成検査。
1K45世帯。1日で終わる予定でしたが、10世帯残しました。

1日、同じ場所にいる瑕疵検査より疲れました。
疲れの原因が、暑さのせいなのか、
同じことを繰り返しているのか、おそらく両方でしょう。

この時期、エアコンのない室内の検査も大変です。
水分をしっかり取っている割に、トイレに行きません。
汗で水分が出てしまうからでしょう。

 

 

苦しい言い逃れ

猛暑の中、日帰り出張でした。
現場では汗だくになりますが、すぐに乾く服を着ているので
電車に乗る頃には服は乾いています。

欠陥検査後、相手業者が嘘の言い訳をする例が連発しています。

設計図書や重要事項説明に、はっきり仕様が明記されているのに
記載は誤記で、その仕様で施工していないと言ってきた。
そんなことを言い出したら、図面や契約書類の意味がない。

また、不備は検査で見えた箇所だけで、隠蔽された箇所はきちんと出来ている
と写真を出してきたが、他の現場の写真でした。

嘘をつくのは、修理費用が膨大にかかるから。
また、今まで間違った施工をしてきて、他の家への波及も恐れていると思います。

 

 

 

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