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ミスが多い防耐火、省エネ施工

10連休に入りました。
今日のまわる順番は、守山区、北区、春日井市、長久手市。
全て事務所から10KM以内です。

今、施工で、何が間違いやすいかと聞かれれば、
「防耐火」と「省エネ」と答えます。

防火は施工内容が広く周知されていないので間違いやすい。
省エネは、昔の施工方法が、今の基準に合わない。

建築関係のセミナー案内は、大半は集客や設計に関することが多い。
施工者向けに、正しい施工方法を勉強する場を設けないと
施工ミスは減って行かないと思います。

正しい施工方法を発信していく必要性を感じます。

 

 

 

 

 

専門知識の勉強

先週くらいから弁護士との打ち合わせが多く、
検査以外に結構、時間を取られています。
連休前、連休中の相談、打ち合わせ枠も一杯になりました。

専門誌を定期購読している以外に、本も結構、買っています。
仕事の合間は、なかなか読む時間がなく、
新幹線移動中か寝る前に読むことが多いです。

この前、伺った現場でお会いした水道屋さんは、勉強熱心。
私の本も読んでくれたみたいです。

現場に出ているだけでは、情報は入ってきません。
知識を得るには、本を読むのが良いと思います。

この方の仕事、今まで見たことないくらいの丁寧さ。
設備関係の基準は、あいまいなケースが多いですが、
ほぼ基準に沿った施工でした。

無理やり勉強させても知識は身に付くものではありません。
あるハウスメーカーは、職人向けの講習を行っていますが、強制参加です。
好き好んで勉強する職人さんが増えると瑕疵問題も減ると思います。

 

 

定期点検

3年点検に伺いました。

1年目、瑕疵検査に入り、その後、是正確認、2年点検、
今回3年点検で4回目の現場訪問。

新たな不具合もなく、床下、屋根裏へ入っても異常なしでした。

不具合は初期に起きやすく、
2,3年目になると新たな不具合の発生は減る。
10年目前後から、劣化による故障、不具合が出始めます。

初期の段階できちんと点検しておくと、あとあと安心です。

 

 

事例1136 「コンセント、スイッチ防火被覆未施工」

慌ただしい1週間でした。
明日は現場3件、打ち合わせ2件。余裕がない日になりそうです。

 

■(1)今回の事例______________

「コンセント、スイッチ防火被覆未施工」
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◆写真解説

防耐火性能を高めた家。コンセント開口に防火被覆の措置がない。
石膏ボードの開口や取り合いは、防耐火上の弱点となりやすい。

 

◆内容説明

未だに指摘が多いので紹介します。

石膏ボードは火に強い材料ですが、そこに開口があると弱点となる。
壁には多くのスイッチ、コンセントが付くため、省令準耐火構造の規定では、
以下のいづれかで被覆することが求められる。(木造住宅工事仕様書)
・壁内に入るBOX自体を鋼製にする
・グラスウール、ロックウール、又は石膏ボードでBOX裏を被覆、
・簡易耐火プレートの施工

木造3階などの準耐火建築物でも基本的には同じですが、
コンセント開口などの被覆の規定が告示等にないため、未施工の現場も多い。

省令準耐火構造は、火災保険を割り引くための仕様であり、
建築基準法に関係しない。
特に現場検査などはなく、間違えて施工し続けても、
誰も気づかないケースが多い。

基準法に抵触しなくても、契約内容どおりでないため、瑕疵に該当します。

 

◆対策

省令準耐火構造や準耐火建築物など防耐火性能が高い仕様の場合、
コンセント開口などの仕様をチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

建築関係で10連休を取る会社も多いようです。

ただし、請負の職人さんは、10連休を取ると月の収入が2/3になるため
現場自体は動くと思います。

職人さんが現場に出ると、現場監督は電話をあけておく必要が出ます。
この辺りを改善していかないと、現場監督を希望する人が増えません。

 

レオパレス、ダイワハウスの次は・・

今日、完成検査に行った現場。キッチンの床が傷だらけ。

この会社は、大工さんがキッチンを組み立てる。
床の養生を剥がし、その上で組み立てしたようです。
傷やへこみの数は、狭い箇所に50箇所以上。
補修対応では建て主さんは納得できません。

レオパレス、ダイワハウスと建築関係の悪いニュースが続いています。
次は、住宅大手のある会社かもしれません。

裁判の追加立証で壁を壊したところ、建築基準法違反を発見。
裁判の進行で開示された施工マニュアルを見ても間違っていたため、
相当な件数が建築基準法違反の状態。

メーカーが自ら公表するか、注目しています。
(株価に影響する恐れがあり、名前のヒントを出すのは控えます)

 

不具合の調査

連休まで2週間を切りました。
連休までに何とかという依頼が多いですが、新規の予定は入りません。

不具合の原因特定に伺いました。
今月は、この手の依頼が多く、現場へ行く前は、いろいろスタッフと仮説を立てます。
図面や写真を送ってもらっても、現場を見ると考えがかわることがほとんど。
遠方であっても、現場へ行くのが重要だと改めて思いました。

写真は北海道のスキー場。(昨日)

ダイワハウス 不適切建築

昨日からダイワハウスのニュースが大きく取り上がられています。

詳しい内容が全て分からないため、今回は、問題となっている
「型式適合認定」について書きます。

型式適合認定とは、事前に国から建築基準を満たしていると認定を受ける制度で、
建築確認時の審査が簡略化され、工期を短縮できるメリットがある。

工業化住宅、特に鉄骨系の商品は、認定を取っていて
長期優良住宅その他の申請も容易。

このシステム、私が思うには、メリットがあるのは、会社側だけ。
認定を取っている=いい家という定義ではない。

認定の内容は、部外者には分からない。
何か不備があっても、外部から指摘を受ける可能性は少ない。
今回も、社内で不備に気づいたという報道です。
気づいた社員が辞めたため、情報流出を恐れ、自ら公表したのではないでしょうか。

先月、あるメーカーの検査に入り、告示に適合しない部分について質疑を出した。
回答は予想どおり「型式適合認定どおりで問題はない」。

いろいろな面で、ハウスメーカーにとっては都合が良いシステム。
この事件を機に、内容を一般公開するなどして欲しいと思います。

施工基準

自社では問題が無いと思っている施工が、一般的にはそうでないことがある。

基礎の配筋においては、保険の検査が入るようになり、
間違ったまま認識をしている例は少なくなった。

保険会社が関係しない部分については、いろいろある。

例えば、外壁室内側の防火被覆、
外壁の通気の取り方、
梁などの継手の金物施工など。

あとあと、支障が出るもの。違法性が確実なものは是正を求めます。

施工者においては、他所の現場を見る機会がないので、
自社の間違いに気づきにくい。

施工者も横のつながりを持ち、お互いの現場を見れるようになると良いと思います。

事例1135 「階段段板の鳴き」

今日、高速道路の掲示板に
中央道チェーン規制と出ていた。

今年は3月末にタイヤを履き替え。
今日、長野方面の予定が入っていれば、キャンセルになるところでした。

 

■(1)今回の事例______________

「階段段板の鳴き」
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◆写真解説

階段の段板が鳴き、補修した様子。
施工不備が多く、音が出る原因となった。

 

◆内容説明

階段から音が出ると、床鳴りより修理が難しい。
そのため大工さんは施工マニュアル以上に、補強をしっかり入れることが多い。

この現場は、階段施工その他、大工工事が手抜きだらけ。
引っ越し後、段板がひどく鳴き、修理をしてもらった。

目につかない場所とはいえ、建て主さんは、
新築でこの状態に納得がいかない。

 

◆対策

工事途中や完成時に鳴かないかチェックをする。

 

 

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■(2)編集後記

会社を登記したのが4月だったため、決算月を3月にしました。

決算月の翌月は、経理上の処理以外に、いろいろとやることがある。
特に面倒なのは、建築士事務所としての1年間の業務報告。

現場のピークは11月くらいから3月。
この時期に決算処理が重ならなくて良かったと思います。

GWの予定など

新築検査で私の検査をあてにして、自主検査を省略する会社がたまにある。
検査に行けば、何となく分かります。

以前、あるお客さんは、指摘が複数出たら、社内検査をやってないとみなし、
カノムの検査料を負担させると契約時に約束させました。

指摘が多く出ると、そのお客さんは喜んでいたので、
こちらとしては、複雑な気分でした。

<GWの予定>
事務所は3~6日を休みとします。
それ以外は、渋滞に巻き込まれない名古屋市内と
その周辺の新築検査は行います。

激しい渋滞が予想される名神、中央道、東名、東名阪、
名古屋高速一宮線、伊勢湾岸を通る場所への移動は控えます。
ただし、30,1日あたりはそれほど渋滞しないと予想が出ているので
対応するかもしれません。
(2日は午後から前日移動による渋滞が予想されます)

GWに欠陥検査を入れないため、5月は欠陥検査枠がすでに埋まりました。
今から欠陥検査をご依頼頂くと6月からの対応になります。

<消費税>
家と同じく、これから検査依頼を頂き、完成が10月以降になる現場は
消費税を10%で計算します。

 

 

 

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