事例1349「サイデイング材の表面損傷」
連休後半に入りました。
現場も会社も休みのところがほとんどで、現場予定
はありません。
🔳1 今回の事例____________
「サイデイング材の表面損傷」
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◆写真解説
ちらっと見ると、サィデイングの表面に「フジツ
ボ」が付いているように見える。原因は裏側からの
湿気により基材が膨らんでいる。雨を防ぐ外装材も
裏側は湿気に弱いものもある。
◆内容説明
サイデイング裏の通気層の施工不備などで、この
ような状態になった。塗り替えしたり、違う材料で
覆っても、サイデイング材の湿気は改善できない
ため、張りかえしかない。
建材自体の耐用年数もありますが、外壁などは
全面張り替えになれば、金額がかさむ。
◆対策
外部で使用する材料は、正しく施工しないと、不具
合が起きやすい。下地から施工マニュアルに沿って
正しく施工する。
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🔳2 編集後記
昨日、SNS上で間違った情報発信を2ケ見つけま
した。
一つは建て主個人の発信、もう一つは、ハウス
メーカーの担当者の発信。
建て主側の発信内容は法令に関することで、ハウス
メーカー側も無知なため、指摘された内容が、間
違っていることに気づけず、申し訳ないと言って
います。
(大手は法の解釈を間違う可能性は低いですが、
中小メーカーはそうでありません。法令の解釈は複
雑で、私は「逐条解説」などを頻繁に見ます。)
その投稿を見て、信じ、自分の家が心配になって
いる方が出ています。間違った情報に振り回られな
いよう、内容の信ぴょう性に気を付けましょう。