除湿機の採用
大手ハウスメーカー数社が除湿機を採用し始め
ました。 昨年までに室内のカビ被害が多発しており
その対策として導入が進んでいるものと思われます。
採用されているシステムを見ると、湿気を含んだ外気
をいったん除湿し、その空気を室内へ給気する方式で
す。 同様の仕組みは、ビル空調ではすでに一般的に
使われています。
ただし、除湿機を導入すればカビ被害が防げるかと
言えば、必ずしもそうではありません。 ビルでも、
除湿した空気を給気しているにもかかわらず、カビ
被害が発生している事例があります。
原因の一つは、建物の気密が不十分であることです。
隙間が多い状態では、除湿機を通過していない湿気
た外気が室内へ侵入します。 そのため、除湿機の効
果を十分に発揮させるには、まず隙間を可能な限り
無くし、気密性能を高めることが不可欠です。
気密を高めることなく、除湿機による給気を行って
も、夏場のカビ被害をゼロにすることはできません。
9月に入り雨が多く、空気は湿気てますが、気温は
低いため、除湿機の効果がはっきりするのは来年以降
になると思います。



