施設系建物の欠陥
近年、住宅以外の建築物に関する欠陥調査の依頼が
増えています。 その背景には、住宅の仕事量が減少
し、工務店が施設建築などへ業務をシフトしている
ことがあります。また、住宅以外の分野でも木造建築
が増えていることも一因です。
しかし、これらの建築物を十分な知識や経験がない
まま手掛けるケースが見られ、不慣れな施工によって
欠陥建物が生じてしまう状況が増えています。
今現在、書類作成に時間を取られている建物は、規模
が大きくなるにつれて適用される法令が増えるにも
かかわらず、必要な法令を十分に理解しないまま建て
られ、完成してしまっています。 そのため、地震や
火災が発生した際には、利用者やスタッフに危険が及
ぶ可能性が高い状況です。
それにもかかわらず、こうした欠陥を抱えた建物でも
検査済証が下りているのが現状です。
クリニック、老人ホーム、保育園、障害者施設など、
住宅以外でも業者選びが重要です。
先月あたりから、今年の夏に発生したカビ被害の原因
調査の依頼が増えています。とくに、老人ホームで
鉄骨造という組み合わせの建物が多いです。



