事例1026 「ファイヤーストップの不備」

明日は丸1日「一級建築士定期講習」

マンション偽装事件以降に建築士法が改正され、
自動車免許更新と同じで3年に一度、受けないといけません。

受けないと罰則があるため、早めに申し込みしました。

 

■(1)今回の事例______________

「ファイヤーストップの不備」
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◆写真解説

木造住宅、間仕切り壁上のファイヤーストップ。
石膏ボードが梁まで届いてなく、隙間があいている。
省令準耐火構造の規定に違反。

 

◆内容説明

壁の上が開放されていると、災が天井裏へまわり、延焼を早める。
石膏ボードを短くカットしすぎたのが、原因ではないかと推測する。

外部に加え、内部からの防耐火の規定を細かく定めているのが省令準耐火構造。
部屋で出火した場合、他へ延焼しないように
石膏ボードの種類、ビス間隔、隙間等の処理が規定されている。

 

◆対策

省令準耐火構造は規定が多いため、納まり図を大工に渡し、
さらに、施工中に図面どおりかチェックをする。

 

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■(2)編集後記

「家を買うと離婚する」という芸人のジンクス話が
先日、ヤフーニュースに書かれていました。

大きな買い物である家を買い、引っ越しをすることは、
夫婦間にとって、大きな変化です。
それがきっかけになってしまうこともないとは言えません。

家を買ったあとの生活、仕事などの変化について、
話し合っておくと良いかもしれません。

また、家を買うときに、相手の反対を押し切り、物件や業者を決めてしまうと
あとあと、何か問題が出たときに、けんかの原因になることもあります。

今、紛争をサポートしている家の例を紹介しますと
母親が紹介した業者で、息子が家を建て、
入居後、家が重大な欠陥住宅であることが発覚。業者は逃げている。
現在、親子間の関係が、ぎくしゃくしています。

瑕疵の問題も、家庭を壊す原因になります。
建てる時にしっかり瑕疵対策を講じましょう。

 

 

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