ブログ

事例600『床合板固定不良』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。

このところ、裁判関係の依頼が殺到しています。

新規以外は、裁判の進行によって業務が出るため、
いきなり依頼が来ることがほとんど。

来週のお盆休みを多少減らさないと
期限までにやりきれない感じです。

■(1)今回の事例_______

「床合板固定不良」
_______________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ 

◆写真解説

2階の床合板の一部が梁に固定できない。
合板の四方釘打ちで床の計算をしているため
耐震等級が不適合になる。

◆内容説明

2階の壁で受けた力を、1階の壁へスムーズに伝えるため
床の剛性は重要です。

写真は、バルコニー部分で合板が梁に届いていなく
端が釘で固定できていない。

構造検査が要らない木造2階建てでは
法違反にはなりませんが、
耐震等級を取得していると、床剛性を計算によって
確認するので、指摘対象となります。

◆対策

バルコニー部分の床剛性のミスは意外と多い。
構造検査時によく見る。

================

■(2)編集後記

1000号目指してはじめた欠陥事例の紹介が、
今回で600号になりました。

1年で約100発行するので、1000号まであと4年。
これからも、火、金の日課として続けていきます。

安心への第一歩!まずはお気軽にお問い合わせ下さい売り込みは一切致しません

052-739-5471 平日受付9:00〜18:00

090-6614-1376 ソフトバンク 土曜日も対応

有限会社カノム 名古屋市守山区小幡南三丁目20-28 シャトー小幡駅前 303

即対応・土日検査可

24時間受付 メールでのお問い合わせはこちらをクリック

ページ上部へ戻る

Contents

著書のご案内

『ホントは防げる欠陥住宅』
日経BP社 (2018/9/25)

『ホントは防げる欠陥住宅』書籍陰影

「欠陥防止の勘所」
2021年1月号~6月号連載
『日経アーキテクチュア』

『日経アーキテクチュア』書籍陰影

「現場で役立つ 欠陥防止の勘所」
2015年4月号~2021年4月号連載
『日経ホームビルダー 現在休刊』

『日経ホームビルダー 家づくりの軌跡が示す未来への道筋』書籍陰影