事例600『床合板固定不良』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。

このところ、裁判関係の依頼が殺到しています。

新規以外は、裁判の進行によって業務が出るため、
いきなり依頼が来ることがほとんど。

来週のお盆休みを多少減らさないと
期限までにやりきれない感じです。

■(1)今回の事例_______

「床合板固定不良」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ 

◆写真解説

2階の床合板の一部が梁に固定できない。
合板の四方釘打ちで床の計算をしているため
耐震等級が不適合になる。

◆内容説明

2階の壁で受けた力を、1階の壁へスムーズに伝えるため
床の剛性は重要です。

写真は、バルコニー部分で合板が梁に届いていなく
端が釘で固定できていない。

構造検査が要らない木造2階建てでは
法違反にはなりませんが、
耐震等級を取得していると、床剛性を計算によって
確認するので、指摘対象となります。

◆対策

バルコニー部分の床剛性のミスは意外と多い。
構造検査時によく見る。

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■(2)編集後記

1000号目指してはじめた欠陥事例の紹介が、
今回で600号になりました。

1年で約100発行するので、1000号まであと4年。
これからも、火、金の日課として続けていきます。

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