ブログ

事例536『準耐火建築物の換気扇ダクト』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
朝一番で検査に行った現場。
寒さで文字が書けなくなるくらい、手がかじかんだ。
ペンを持つ、汚れたものを触る。
両方を兼用する手袋が無いため、文字を書くときは冬でも素手です。
■(1)今回の事例________
「準耐火建築物の換気扇ダクト」
________________
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-アルミダクト
 
 
◆写真解説
換気扇のアルミダクト。準耐火建築物の場合、
周囲を防火被覆したもの↓を使用しないといけない。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防火アルミダクト
材料の交換が必要。
◆内容説明
準耐火建築物は、室内で起きた火災が
天井裏や壁内へ延焼しにくいような仕様になっています。
壁や天井に設ける開口は弱点になりやすい。
そのため、国土交通省や建築主事らの監修により
開口部の施工基準が定められていますが、
大半の業者は認識していません。
◆対策
建物完成後にこれらを指摘すると、工事が大掛かりになります。
工事中にチェックをするか、電気工事屋さんに事前確認する。
===============
■(2)編集後記
今度検査に入る現場の監督から電話がかかってきた。
「4回も検査に入るんですか。減らしませんか」
「検査は立ち会わないといけないですか」
「突貫工事をやるので、了解してください」
など、自分勝手な内容でした。
この監督は、年商1兆円を超える大企業の社員。
仕事に対する姿勢が態度や言葉に現れています。
プレハブメーカーは商品が画一的なため、
一つ一つの現場に思いが入りにくいのでしょうか。
いい家を造ろうなんて、少しも思っていないようです。

安心への第一歩!まずはお気軽にお問い合わせ下さい売り込みは一切致しません

052-739-5471 平日受付9:00〜18:00

090-6614-1376 ソフトバンク 土曜日も対応

有限会社カノム 名古屋市守山区小幡南三丁目20-28 シャトー小幡駅前 303

即対応・土日検査可

24時間受付 メールでのお問い合わせはこちらをクリック

ページ上部へ戻る

Contents

著書のご案内

『ホントは防げる欠陥住宅』
日経BP社 (2018/9/25)

『ホントは防げる欠陥住宅』書籍陰影

「欠陥防止の勘所」
2021年1月号~6月号連載
『日経アーキテクチュア』

『日経アーキテクチュア』書籍陰影

「現場で役立つ 欠陥防止の勘所」
2015年4月号~2021年4月号連載
『日経ホームビルダー 現在休刊』

『日経ホームビルダー 家づくりの軌跡が示す未来への道筋』書籍陰影