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事例981「壁内の水」

夕方、名古屋でも強い風が吹きました。

天気予報を見ると、週末はまた雨。
梅雨に雨があまり降らず、9月10月に雨が多い。

今回紹介する事例は、雨の多い時期によくある事例です。

 

■(1)今回の事例______________

「壁内の水」
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断熱材濡れ断熱材濡れ

◆写真解説

雨の中、躯体を組み立て。
壁内を確認すると大量の水が出てきた。断熱材も濡れている。

 

◆内容説明

工業化住宅の多くは工場で断熱材を入れる。
中には石膏ボードまで張ってくる会社もある。

部材は防水ではないため、組み立て中、雨に濡れれば
壁内の断熱材が濡れやすい。

壁内のビニールで覆われたグラスウールが濡れると、なかなか乾かない。

壁内の断熱材は目視できないので、濡れていても分からない。
現場監督の「大丈夫です」という発言を信用し
そのまま完成している現場は多いと思う。

工業化住宅の欠点です。

 

◆対策

組み立て中、雨に濡れた場合は、壁内を確認する。

 

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■(2)編集後記

先週は列車移動や大きな建物の検査で、たくさん歩いたため
体の痛み、疲れをかなり感じました。
気温の変化も大きく、風邪気味でもありました。

週初めから書類などの提出に追われましたが、
できるだけ、体のリハビリに心がけました。

足の痛みなども取れたため、明日から週末にかけて
ハードスケジュールをこなせそうです。

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