事例1353「偽 焼杉」
先週末、猛烈に湿気ているところへ行きました。
普段、汗をかかない足首まで大量の汗をかいた
ため、あせもができて、現在もかゆいです。
猛烈に湿気る土地でも建物にカビ被害がない。
その理由は予想どおりで、貴重なデータが取れまし
た。
🔳1 今回の事例____________
「偽 焼杉」
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◆写真解説
焼杉の外壁を希望し、実際に施工されたのは、
焼いた杉ではなく、杉を塗装したものだった。
そこらじゅうで塗膜が早期にめくれ、本物より
耐久性が明らかに劣る。
◆内容説明
焼杉を張っている家は、昔より増えたと思います。
このあたりですと、天竜杉の焼杉が有名です。
写真は耐久性を考え、焼杉を希望したのに、実際は
杉に黒い塗装をした杉材が張られた。
焼杉に見せる専用の塗料があるとは、 私も知りませ
んでした。
この塗装は艶があるため、見る人が見れば、すぐに
偽物だと分かります。
それにしても、焼杉の注文を受け、塗装で仕上げた
のは、担当者が焼杉を知らないためでしょうか。
本物の焼杉を知っていれば、塗装にならないです。
◆対策
相手がプロでも知らない建材があるかもしれません
。注文時に細かくチェックを行う。
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🔳2 編集後記
ありがたいことに、たくさんの問い合わせがありま
す。
当然、全てこなしきれないため、どれをお断りする
かの基準を決めています。
今回、2つ紹介をしますと、
一つ目は、比較的簡単な内容の検査で、他所でも
対応するところが多いケース。
もう一つは、業者からの問い合わせで、問い合わせ
段階から弊社を下請け扱いするケース。
仕事を発注してやるから言うこと聞けと、偉そうな
担当者の場合は、あなたからの仕事はいらないと
断ります。