事例1373「屋根結露」
一緒に仕事をさせていただいている弁護士事務所
が、他の弁護士が敬遠しがちな社会問題にも積極的
に取り組んでいるとして、ニュースで取り上げられ
ていました。
欠陥住宅の事案においても、頼りになる事務所
です。
🔳1 今回の事例____________
「屋根結露」
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◆写真解説
屋根の結露。写真は切妻屋根の棟部。屋根断熱材と
野地板との間に通気層が設けられているものの、
湿気が滞留し、結露が起きている。放置すれば野地
板や屋根垂木が腐朽する。
◆内容説明
屋根通気層を設けたものの、空気の抜けが不十分な
ため、棟部に水蒸気がたまり、夜間になると冷えて
結露が発生する。(断熱材はグラスウール)
室内側の気密シートにより、水滴が下に落ちない
ため、発覚が遅くなった。
◆対策
屋根、壁ともに通気層の空気は外気より湿気るため
空気が滞留しないよう、出口を確実に設ける。
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🔳2 編集後記
資材高騰に関するニュースは、専門誌でも連日の
ように取り上げられています。今後も住宅価格は
さらに上昇することが予想されます。
価格が上がると「工務店やハウスメーカーが儲か
る」と考えがちですが、実際には、ぎりぎりの価格
設定で経営している会社が大半です。資材費・人件
費の上昇分を十分に販売価格へ転嫁できていないの
が現状です。
住宅価格の高騰により、中古住宅の需要は今後も高
まる傾向にあります。マンションは比較的リスクが
小さいものの、古い戸建て住宅は構造・雨漏り・
腐朽、設備劣化などのトラブルが多く見られます。
リノベーション済物件は、不具合を隠しているケー
スもあり、中古戸建ての購入を検討する場合は、
状態の確認を慎重に行う必要があります。



