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事例1093 「基礎天端レベラーの剥離」

東海地方も梅雨入りしました。

雨よりも、蒸し暑くなるのが嫌ですね。
これからの季節、屋根裏へ入る現場は出来るだけ午前中に組みたいです。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎天端レベラーの剥離」
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◆写真解説

基礎天端レベラーの剥離、接着不良が原因。
土台を載せる前に割れて浮き上がった。

 

◆内容説明

基礎の水平を出す材料で、今ではほぼ100%の現場で使用されている。

剥離の原因は接着不良。原因は以下が考えられる。
コンクリートを打設した直後に施工するケースでは
接着面の水を除去しなかった。

コンクリートが固まったあとに施工するケースでは
接着面のごみ、油分、レイタンス等を除去していない。
プライマー未施工等。

また、施工厚さが薄いケースもある。

これらはどれも手間がかかる作業。手抜きをされやすい。
メーカーには、接着性能の改善を求めたい。

浮いたとしても、土台で十分押さえれば、構造的な影響はないと考える。
ただし、アンカーボルトのナットが緩んだり、土台が痩せると影響がないとも言えない。

 

◆対策

土台施工前にチェックする。

 

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■(2)編集後記

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