事例1141 「断熱材未施工」

今日検査に行った現場は汚かった。
大工さんが掃除や片づけを一切しない。

現場の看板には1日5回掃除するように書かれている。
ヘルメット着用も書かれているが、現場監督自身がかぶってない。

 

■(1)今回の事例______________

「断熱材未施工」
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◆写真解説

壁の右側(白い線より右)、断熱材が未施工。
外からの温度が伝わり、温度が高くなっている。

 

◆内容説明

赤外線サーモグラフィーカメラは表面の温度を色で表示。
家を撮影する時は、色の変化を見ています。
窓などのない箇所で、色の変化がある時は、断熱材の不備を疑います。

この現場は、図面で指定された壁に断熱材が未施工。
スイッチから壁内部を確認。目視でも未施工が確認できました。

 

◆対策

工事中の壁が塞がる前に断熱材の施工状況を確認する。

 

 

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■(2)編集後記

これから裁判を行う現場で、工事中の埃について主張する予定。

室内の空気を循環し、空調を家全体にまわすシステムが少しづつ増えていて、
工事中のゴミ、埃が室内へ出てくる被害を聞くことが多くなりました。

昔の気密が取れてない家では、壁の下から
石膏ボードの粉が出てくる被害が多かったです。

気密が高くても低くても、この問題は生じます。

問題は証拠の確保。
分析してくれる会社がない。住宅でなければOKという意味が分からない
回答もありました。

 

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