事例1267 「壁断熱材未施工」

私にたどり着くまでに苦労しましたと、最近よく
言われます。

特にカビの原因調査は、頼んではみたものの、依
頼した先がそもそもカビの知識がなかったなどの
話を聞きます。

多くの人に必要とされる仕事ではないので、認知
度があがりません。

■(1)今回の事例_____________

「壁断熱材未施工」
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断熱材未施工

◆写真解説

赤外線サーモグラフィーカメラで壁断熱材の有無を検査。
四角部は温度が他に比べ低く(室内の冷房の影響)、
断熱材が未施工だった。

 

◆内容説明

担当した大工の仕事が雑だったことから、断熱材の施工
不良も疑い、赤外線サーモグラフィーカメラ撮影を実施。

その結果、1階の壁の一部で、断熱材が未施工だった。

壁の断熱材を確認する方法としては、赤外線サーモグラ
フィーカメラは有効です。
ただし、下駄箱やユニットバスなどがある箇所は、孔を
あけて見たほうが確実です。

 

◆対策

施工途中に、断熱材の施工をチェックする。

 

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■(2)編集後記

地盤沈下で建て替え、もしくは修理を求めてる家。
地盤調査、保証会社が沈下の計測、確認に来た時、
立会いをしました。

結果は1週間くらいで出ると思っていたら、2ケ月
ほど時間が経過し、ようやく、その結果が出てきた。

内容を見ると、傾斜は保証対象外。修理しません
と弁護士からの書面が付いていた。

書類をよく見ると、ベタ基礎が途中で折れていると
最初から主張しているにも関わらず、傾斜のほとん
どない箇所も含め、建物の端と端で傾斜角を出して
いる。こんな出し方をされると、途中で傾斜角が急
になる不同沈下は大半が保証対象から外れる。

別の現場でも同様にベタ基礎が途中で折れていて
同じような算定を別の会社がしてきた。

普通に考えてもおかしく、保険を下ろしたくないの
が見え見えです。

 

 

 

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