事例675『間柱の釘の不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
連休中、雨の日もありましたが
組んだ予定を遂行できました。
疲れがやや残っていますが、
いい気分転換になりました。
■(1)今回の事例_________
「間柱の釘の不備」
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間柱の釘
 
◆写真解説
間柱を固定する釘。構造用でない釘が使われている。
本来、構造用の釘N75を2本打ちしないといけない。
◆内容説明
以前、紛争相手の業者側から
間柱は構造上主要な部分ではないので、
固定方法は自由だという反論がありました。
柱に比べれば、確かに役割は少ないでしょう。
荷重は受けなくても、筋違の変形を抑えたり、
構造用面材をとめたり、外壁、内壁材を受けたりするので、
構造に関係ないことはありません。
構造用面材の大臣認定内容に
間柱はN75、2本打ちとなっているものもあります。
構造部分に構造釘を使う必要があることを、
一部の業者は認識していません。
構造用の釘かどうかは、
釘頭、胴部の径を見れは分かります。
◆対策
躯体組み立て時に、釘をチェックする。
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■(2)編集後記
新築検査依頼の方へ、30分の無料面談を行っています。
時間は30分に設定していますが、平均は1時間。
もちろん追加料金はいただいておりません。
検査の説明が主ですが、図面などを見て、
トラブルになりそうなことをアドバイスしていきます。
だいたい、間違えやすい、トラブルになりやすいことは
決まっています。
事前に業者へ注意を与えることで
トラブルを減らすことができます。

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