法律はころころ変わります。
耐震基準などでも、建てたあと、
法改正で既存不適格になってしまうことがあります。
昨年改正された「省エネ法」で、トレードオフ規程が
廃止された。
トレードオフ。検査でよく見かけたのは、窓ガラスを
LOW-Eにして、天井断熱材の厚さを半分にする方法。
例えば、グラスウールの厚さを155mmから
75mmなどにするケース。
いくら窓の性能をよくしても、
夏場、確実に暑そうなことは想像できます。
規程の廃止理由は分かりませんが、
こういった実際のことを考慮したのかもしれません。
来年の3月までは経過措置でトレードオフを使えますが
廃止が分かっているので、今建てる人は
トレードオフを使うことを、辞めておいた方が良いと思います。
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省エネ法
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