事例719『屋根結露』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今回の台風は雨も風もすごかったです。
また、吹き返しがかなり強いです。
今日は足場の上にいる時間が長く
強い風を一日感じました。
■(1)今回の事例_________
「屋根結露」
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屋根結露
 
◆写真解説
屋根の結露。部屋の水蒸気が小屋裏にこもり、
屋根面で結露を起こしている。
ひどくなると、屋根をふき替えないといけない。
◆内容説明
今でも、小屋裏の換気を取らない。又は不足している。
屋根断熱の場合に通気を取らない現場があります。
勾配天井で屋根結露を起こすと発見は早いですが、
普通の天井ですと、気づかないケースがほとんど。
20年目に気付いて、キノコが生えていたという例もあります。
◆対策
フラット35の規定以上に小屋裏換気量を取る。
屋根断熱の場合は、通気層を確保。
上記が難しい場合は、小屋裏へ湿気を入れない
気密工事を確実に行う。
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■(2)編集後記
紛争になると相手へ請求をする修補費用を
出さないといけません。
弊社は検査専門で、建設物価に精通していないため、
他へ委託して見積もりをしてもらいます。
裁判所に金額を削られるから、高い見積りを
出して欲しいという要望が多い。
ただ、請求金額が増せば、弁護士の着手金が増えますし、
相手も建築屋なので、単価や数量を操作すれば気づきます。
意味なく増やしても、有利になることはないでしょう。
正しい主張をしていくことが大切です。

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