先週末、グループホームの火災で4名が亡くなった事件。
防火戸やスプリンクラーの未設置などが指摘されています。
防火関連の施工ミスはものすごく多い。
実際、商業施設などの欠陥調査へ行くと
100%に近い確率で、防火関連の施工不備があります。
施工不備になる原因は、設計図書での表記不足や
現場監督、職人の無知からです。
職人は、案外図面を見ています。
図面に書いてあれば、故意に手を抜く人はほとんどいない。
1件の建物をじっくり設計できない環境があるのも分かりますが、
これらの欠陥を減らすには、設計者が手間を惜しまないことです。
今日の午前中は紛争書類を作成しています。
数々の瑕疵がある現場です。
やはり、図面の指示が少なすぎる。
きちんと、要所の収まりなどが書いてあれば、紛争にならなかったと思います。
(大手ハウスメーカーは、納まり図が多すぎて、かえってわかりにくい)
設計者の皆さん、間違いやすいところはできるだけ図面に書きましょう。
今は、防火や長期優良の施工ミスが多いです。
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