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事例553『耐力の分断』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
このところ、検査、書類作成、打ち合わせに
追われていたため、いろんなものが後回しになっていました。
まだ、数日バタバタしていますが、少しづつ片付けようと思います。
■(1)今回の事例_______
「耐力の分断」
_______________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-耐力壁
 
 
◆写真解説
2階床端と1階外周部の耐力壁1面全てがつながっていない。
増築の現場で、既存の形からこのようになった。
これでは2階の応力が1階へ伝わらず、構造的に弱い。
◆内容説明
荷重や水平力は、床や耐力壁などを通じて
基礎へ伝わっていく。
ですから、地震に強い家は、床も頑丈ですし、
強い壁も多く存在する。
いくら、壁や床を強くしても、
他とつながっていなかったら、力が伝わらない。
構造計算の要らない木造2階建てでは、今回のような例でも
誰もおかしいと思わず、施工されてしまうことがあります。
事実、保険の検査や確認申請で、指摘を受けなかった。
◆対策
木造2階建てでも、構造計算を行う。
===================
■(2)編集後記
防火区画貫通部に関する国土交通大臣認定の不適合施工と対応について
というニュース。(今月8日付け)
東京都内のオフィスビル等4件において、(株)ヴェインシステムズ
(本社:東京都)の施工した配管スペース内の防火区画貫通部が、
国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反で
あることが判明しました。同社が施工した同様の疑いがある他の166件
について、関係特定行政庁へ情報提供し、調査を依頼しました。
国土交通省は、これらの案件について、特定行政庁で違反が確認されれば、
早急に是正指導を行うように特定行政庁に依頼しました。
現在調停中の事件。名古屋の商業ビルで同様の指摘をしている。
設計事務所はどこかへ逃げてしまい。弁護士からの連絡も無視。
建設会社は、簡単に考えています。
この報道を知れば、無視はできなくなるでしょう。
防耐火工事は、かなりの確率で手抜きされています。
今後、同様の摘発が相次ぐと思います。

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