適当な基礎の人通口

基礎には人が通るための「人通口」がある。
人通口は基礎の大きな開口であり、構造的な弱点となる。
2階建ての住宅の基礎は構造計算が不要。
瑕疵保証会社も、人通口までは審査していない様子。
つまり、業者任せであり、きちんとした基準がうたわれていないため、
適当に設けられ、鉄筋の補強もずさんに施工されていることが多い。
フラットの仕様書には、少し基準が書かれています。
・人通口の下部は、D13補強筋で補強する。
・幅は600mm以下
・柱間隔が91cmを超える下部に人通口を設ける場合は、構造計算を行い
 適切な補強を行う。
これを守っている現場は一部の大手を除き、ほとんどない。
↓写真は幅約1Mの人通口
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-人通口
大地震が来て、人通口部の破損が大量に発生するまでは
基準の明快化や審査の義務付けは期待できません。
現状では、私たちのような施主側の建築士が
チェック、指導していくしか改善方法はありません。

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