事例588『主筋が切れている』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日は新築検査を6件実施。
5件は、現場の距離が比較的近かったため
この数をこなせました。
日が長いこの時期ですから、夕方は遅くまで検査できます。
■(1)今回の事例_________
「主筋が切れている」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-鉄筋切断
 
◆写真解説
全箇所、基礎の主筋が切れている。
通常は規定の長さを重ねてつなぎ、連続させる。
◆内容説明
上下の主筋のうち、下の主筋が全箇所つながっていない。
施工忘れではなく、職人がこれでいいと思い施工した事例。
鉄筋は主に引張応力を受けもつ。
鉄筋が切れていれば、当然負担できない。
◆対策
今回の事例は見難いため、細かく見ないと
見落としてしまうこともあります。
基礎の配筋検査で細かく見る。
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■(2)編集後記
新築検査では現場監督と連絡を取り合い検査をします。
そのため、今まで多くの現場監督と知り合いました。
現在の職人不足の状況は、現場監督を苦しめている。
職人が確保できないと、現場が遅れる。
遅れると、契約の期日までに完成ができない。
上司や社長から、早く工事を進めろと怒られる。
職人不足は、職人の方が強くなることもある。
遅れを取り戻そうと、急いで工事を行うと職人がミスする確率が上がる
など、いろいろ大変なようです。
現在新築検査をしている現場の監督さんが
つきに開き直りました。
「間に合わない。できないものは仕方がない」
それほど一部で、職人不足は深刻です。

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