事例596『コンクリートの付着を阻害』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日の暑さは少し参りました。
現場内に居ても、湿度が高く
特に最上階は不快でした。
1日居る職人さんは慣れているのでしょうか。
■(1)今回の事例_________
「コンクリートの付着を阻害」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-鉄筋テープ
 
◆写真解説
鉄筋にガムテープが付いている。
納入時に付けたものを取り忘れている。
コンクリートとの付着を阻害する。
◆内容説明
表示のためのラベル。取りまとめるためのテープなど
出荷時、鉄筋に付けられたステッカー類が
付いたままの現場をよく見かけます。
テープ類をはがすことは簡単。
気を配って丁寧に施工していれば、起きない現象です。
◆対策
コンクリートを打つ前に確認する。
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■(2)編集後記
先日検査に行った現場、
性能評価の検査員が、床の構造仕様の違いを見落としていた。
私が指摘しなければ耐震等級3でない家になっていた。
その他、指定検査機関で基本的なミスが出ているようで、
国土交通省が指定確認検査機関等の処分を昨日発表しました。
内容を見ると面積、高さなどの間違いによるもので、
構造の見落としは処分されていません。
マンション偽装事件の判決の影響もあるのでしょうか。
構造に関しては、責任を問わない傾向が今後も続くでしょう。

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