事例610『基礎断熱材 剥離』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は午後から欠陥住宅の裁判。
今回、私の役割が重要なため、
集中して取り掛かろうと思います。
■(1)今回の事例_________
「基礎断熱材 剥離」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-基礎断熱材 
◆写真解説
ガス屋さんが基礎断熱材を剥がし、そのまま放置。
その箇所で冬場結露を起こし、
付近の木部にカビが生えている。
◆内容説明
施工した職人は断熱材の重要性を理解していないのか
剥がした断熱材をそのまま放置した。
その結果、断熱材がない箇所でコンクリートの表面が結露を起こし、
その水分で付近の木部にカビが生えた。
床下は普段、目に付きません。
私が床下に入るまでは誰も気づかなかった。
◆対策
設備工事は床組前に完了させ、
床組時の検査でチェックをする。
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■(2)編集後記
有名メーカーなら、会社名と支店、
地元工務店なら、会社の規模、構造、仕様を聞くだけで
欠陥住宅の確率、どんな指摘が出るかおおよそ予想ができます。
先日も欠陥検査依頼の問い合わせがあり、
そのメーカーで依頼者の懸念する欠陥が出る確率は
1%以下ですと説明をしました。
私の根拠のない予想に受け取れますが、きちんと裏づけはあります。
どの職人が入ってもそこは間違えないようなシステムが
その会社はできています。
また、新築分譲住宅の完成検査を依頼して方に、
どんな指摘が出る可能性があるか事前に伝えたら、
ほぼ、予想した内容どおりの検査結果になりました。
このような内容は、消費者にとって非常に有益だと思います。
ただ、営業妨害になる恐れがあり、ネットで公開できないのが残念です。

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