事例625『防火区画壁の隙間』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
「無知で向上心なし、人任せで無責任」
こんな建築士、業者ばかりを対応していると、
腹が立つことばかり。
また、住宅業界は忙しいので、「建ててやる」といった
強気な態度の業者も最近、多い気がします。
慌てて建てると、こんな奴らに引っかかります。
十分、業者を選びましょう。
■(1)今回の事例________
「防火区画壁の隙間」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防火区画壁
 
◆写真解説
商業ビルの防火区画壁。
上部、上階の床と接する部分に大きな隙間がある。
これでは火や煙を止められない。
◆内容説明
細かな説明は不用ですね。防火壁に隙間があってはいけません。
商業施設や共同住宅などは、オーナーの利益を生むための建物。
安く建てさせるためか、品質をあまりうるさく言う人は少ない。
完成後、目に見える不具合が出て、検査に入ると
住宅以上にいろいろ出てくる確率が高い。
今回の例も、天井裏など、普段目に付かないところで
手抜きをたくさん発見しました。
◆対策
最近、老人ホームの新築検査の話がたまにあります。
規模が大きく、金額が増すためか
制約には至りませんが、住宅以外でも第三者チェックは
必要だと思います。
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■(2)編集後記
ものすごくひどい欠陥住宅を検査しました。
法律、基準を無視。
表がきれいになっていれば、中身は何でもいい。
そんな感じの家でした。
このような家に住んでいれば、いろいろ不具合が出てきます。
不具合が出ても、業者が逃げるため、
裁判を起こさないといけません。
デタラメでも家は完成し、買い手が付く。
確認申請制度。
建築業法。
いろいろ強化しないと、欠陥住宅問題は
なくならないでしょう。

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