事例629『梁、柱のカビ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
あるNPOの検査組織が検査した
報告書を見させていただきました。
実務をやってない建築士が検査したようで、
知識不足をさらけ出す内容でした。
材料、基準などは変化していきます。
実務をしていないと分からないでしょう。
■(1)今回の事例________
「梁、柱のカビ」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-柱のカビ
 
◆写真解説
壁内が湿気た状態で気密シートを施工。
その結果、柱、梁にカビが生えた。
気密シートが乾燥を妨げている。
◆内容説明
気密を高めるため、気密シートを使う現場があります。
雨で梁、柱が濡れたまま気密シートを張ると
水分の蒸発を妨げ、カビが生えたりします。
◆対策
外の雨仕舞いを済ませたあと、
梁、柱、壁内が乾燥していることを確認してから
気密シートを施工する。
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■(2)編集後記
ミサワホーム中国の施工ミス。
詳細な内容が伝わって来ません。
記事によると型式認定に対する施工ミス。
型式認定とは・・
標準的な仕様書により複数建築される住宅等の建築物について、
構造、防火、設備等が建築基準法に適合しているかを専門の委員が
予め審査し、認定を行うもの。建築確認申請において型式適合認定書
を添付することにより、審査が簡略化される。
プレハブメーカーのほとんどは、型式認定を取っています。
この認定内容については、一般に開示されず
ブラックボックス化しています。
新築検査に入っても、入手することはできませんし、
裁判所から請求しても、まともに出さないメーカーもあります。
ですから、今回のミサワホームの件も
外部の人が気づくことはできない。
ハウスメーカーが独自で取得した大臣認定なども
詳細内容は一切開示されていません。
これらが大手ハウスメーカーの欠陥隠しの温床になっています。

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