事例493『気流止め未施工』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は1件、急な依頼に対応します。
現場の進行上、どうしてもこの日しかダメという
依頼は珍しくありません。
たまたま予定が空いていれば対応できます。
■(1)今回の事例________
「気流止め未施工」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-気流止め
 
 
◆写真解説
間仕切り壁上、図面で指示されている気流止めが未施工。
壁内の空気がここから抜けていく。
◆内容説明
間仕切り壁は通常、空洞。
気密住宅でない場合、コンセントなどから壁内に入った空気が
天井裏へ抜けやすい。
この気流(空気の流れ)を止めるため、
グラスウールなどを壁端部へ施工する現場が増えています。
(省エネ対策等級4などでは必要です)
今回は気流止めの役割を紹介しましたが、
火災保険が割引になる「省令準耐火構造」を選択した場合、
延焼を防ぐ目的で同様の施工が必要になります。
◆対策
大工さんが施工している途中で、施工の有無をチェックする。
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■(2)編集後記
エコポイントの締め切りの駆け込みで、
5月の住宅着工数が急増したという記事を読みました。
増えた分だけは、無理やり急いで間に合わせたと思います。
消費増税の時は、もっと多くの人が駆け込むと予想されます。
家を買う、建てる予定がある方は、
直前で駆け込むのではなく、今から計画を立てましょう。
急ぐと、図面や工事がいい加減になりやすいです。

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