欠陥住宅事例86(立上りかぶり)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
  コンクリートのかぶり
 
 ~規定より1CM不足
 
 
■今回の事例__________________

 ・「かぶり・・造る側の解釈」
  ______________________
 86

 写真解説:基礎の立上り鉄筋のかぶり厚不足。
      規定では4CM以上、写真は3CMで
      1CM不足。

 (用語解説)
 「鉄筋のかぶり厚さ」・・・
 鉄筋廻りに付くコンクリートの厚さのこと
 
 以前何度か事例として登場しているので
 詳しい説明は省略し、いつもと少し違った感じで
 いきましょう。
 
 
 かぶりは建築基準法施行令第79条に記載がある。
 
 「・・・立上り部分にあつては
    四センチメートル以上・・・・・」と
    
 
 
 今回、写真のような箇所を合計10ヶ所程
 検査で指摘したところ
 
 現場に居た、基礎職人と建築会社の検査員が
 
 「5mm、10mm程度の不足、
  それも数ヶ所程度でダメなのか」
  
 「これくらい影響ないでしょう」
 
 「施工上、どうしても起きる。是正は無理」などと
 
 いろいろ意見を言われました。
 
 
 
 
 皆さんはこの意見どう思われますか?
 
 
 建築業界の人はきっと同じ意見ではないでしょうか?
 
 私も業界20年以上居ますので言いたい事は
 良くわかります
 
 
 ただ、よく考えてください
 
 これって例えば
 食品業界の賞味期限切れなどの問題と似ていませんか?
 
 
 ・冷凍したので賞味期限は伸びて問題なし
 ・1日期限が切れたが、食べても全然OK、表示改ざんした
 ・手を付けてないので使いまわしした
 
 
 など、提供側は品質には問題ないと思っても
 消費者、世間はNOでしたね。
 
 
 業界内の常識は世間からすれば非常識で
 多少なら大丈夫だろうという勝手な判断が
 いろいろな業界で信頼を失っている。
 
 まずは、
 
 ・基準、ルールをきちんと守ること
 ・業界のフィルターではなく、世間一般のフィルターで
  物事を判断してみる。
 
  以上2点が大切ではないでしょうか。
 
 
 
 
 ◆対策
 
 ・家造りを本当に楽しんでやっている人、
 ・ただの金儲け、給料のためだけにやっている人
 
 多くの偽装事件もそうでしたが
 今回は後者の人たちから起きたことでしょう。
 
 
 この人たちに基準をしっかり守らせるには、
 かなり無理がありそうですね。
 
 
 しかし、本当にきちんと取り組んでいる
 会社も多くあり、購入前に見極めるか
 
 自分でうるさくチェックする、
 自分の代理(自分側の建築士)をたて
 現場をチェックする事です。
 

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