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事例892「窓まわりの防水不備」

今日も1日バタバタしていました。

明日は出張で、やや早出。早めに仕事を切り上げました。

仕事がやり切れていないため、
31日も事務所へ出ないといけないでしょう。

 

■(1)今回の事例______________

「窓まわりの防水不備」
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窓まわり防水不備

◆写真解説

サッシ廻りの防水不備。
防水紙の切り方が雑で、防水テープ(両面)幅約55mmに対し
半分しか防水紙が密着していない。雨漏りする可能性が高くなる。

 

◆内容説明

両面防水テープの上に防止紙をしっかり密着させる必要があるが、
カットがいい加減なため、密着面の幅が少ない。
防水紙にしわが出来たり、接着不良があれば雨が入りやすい。

窓の上から雨が漏るケースが多い。

原因の大半は、今回のような例。

紙をカッターナイフで切るだけの作業ですが、
きちんと施工するのは意外と難しい。

 

◆対策

雑な施工の場合は、やり替えが必要。
仕上げ材を貼る前にチェックをする。

 

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■(2)編集後記

今回紹介した例。
このレベルの職人を使うことは、元請けの指導が甘いと言えます。

工期優先で下手な職人でも使わざる得ないかもしれませんが、
雨漏りすれば建て主から叱られるのは元請け。

雑な施工を見た時は、毅然とした態度でやり直しを命じるか、
職人の交代を職人の所属する会社へ指示すべきだと思います。

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