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TV局との付き合い方

お盆休み前後は、たくさんの現場の予定が入り、
夏休みは2日間のみでした。現場以外でも、
いろいろ忙しく、ブログの更新も空きました。

TVの仕事をここ数年、控えております。
コロナの感染の影響以外に、時間を取られ過ぎる
ためです。

TV局が苦情を恐れ、編集でカットする可能性を
考慮し、予備的に多く撮影するので、
年々、拘束時間が長くなっています。

撮影以外に、情報提供やコメントを求められても
追加の対応が多く、かなりの時間を費やします。

お盆休み前も、情報提供を求められ、少しなら
いいかと対応したら、かなり振り回されました。
(提供した資料は、ある人気番組で使われると思います)

世間に欠陥住宅事例を知っていただく良い機会
ですが、どれもこれも引き受けていると、仕事に
支障をきたすため、よく知っているディレクター
以外の仕事は、今後も受けないようにしています。

問題解決の参考として

最近気にしているのは、政治と宗教の問題がどうなるか。

私が学生の頃は、身近な先輩や同級生が宗教の勧誘を
しているなど、新興宗教が盛んだった時期だと思います。

それで興味があるということではなく、どのマスコミが
報道に積極的なのかと、この件におけるSNSの影響を
知りたいためです。

欠陥住宅問題においても、SNSの影響は高まっています。
難しい問題を解決していく方法の参考になればと思い
いろいろチェックをしております。



偽情報

ラジオで住宅会社が宣伝していた内容が、あまりに
おかしなことが多く、後日、HPを見てみました。

売り込み方法として、同業他社や住宅業界の批判を
していますが、あまりに不勉強のため、間違いが多い。

また、SDGsに沿った商品開発を強調していますが、
それもズレた内容が多いです。

売ることだけを目的に、広告会社に丸投げしたような
内容。社内の技術者はチェックしていないと思います。

広告と言えば、ユーチューブを宣伝に使う会社も
増えてます。
今週初め、ガーシーの真似をしているような、住宅
関連の動画が上がっていると、知人から情報を得て、
見てみると、そのとおりでした。

ある特定の会社を強烈に批判し、正義を振りかざして
いるように見えますが、目的はユーチューバーになり
たいだけと思います。自信満々にしゃべっていますが、
内容は間違いだらけで薄っぺらいです。

そのうち、攻撃している会社の反撃にあうでしょう。

正確でない情報も出てしまうのが、ネット、広告の
怖さです。

おかしなものを信用しないためには、やはり、知識や
情報収集、判断能力が必要だと思います。

また地盤沈下発覚

先週末に欠陥検査を実施した家も地盤沈下してました。
地盤沈下について、先回のブログで書いたばかりで、
今年3件目です。

今回も、検査で水平を測るまでは、施主さんは
傾斜を認識していませんでした。
数字は大きくありませんが、施工誤差としては
ありえない数字です。

ここまで多いと、何らかの対策が必要になると
思います。

今月は、過去最高数の欠陥検査依頼を受けております。
新築検査が減少傾向のため、対応できております。

新築検査が減っていくことは、住宅業界の現状から
予想をしており、予想どおりになってきました。




火災保険を使えば、実質0円で修繕工事ができる

国の認定を受けた消費者団体「消費者機構日本」が、業者を訴えた
裁判終結のニュースが出ていました。
(火災保険を使えば、実質0円で修繕工事ができると勧誘して契約
を結び、着工前に解約しようとすると高額な違約金を請求するパターン)

これは、数年前くらいから、よく広告で目にする内容。
知り合いの保険屋さんに念のために聞いてみると、
保険会社の査定は甘くないですと言う回答でした。

胡散臭い内容ですが、騙される方が多いので、広告も増えたと思います。
実質0円でなくても、補助金を使う、格安など、金銭的な面でアピール
する外壁塗装などの広告がネット上でも目立ちます。

悪い業者ばかりではありませんが、広告で業者の良し悪しを
見極めるのは難しいです。





事例1241 「屋根通気材の施工不備」

名古屋は東部と西部で雪の降り方が違います。
積雪量が多いのは西部。
事務所は、東部にあるため、雪は降っているものの
道路に積雪はありません。

 

■(1)今回の事例_____________

「屋根通気材の施工不備」
______________________ 

屋根通気材施工不備

◆写真解説

ウレタン吹付、屋根通気材の施工不良。
隙間やたれなどがある状態でウレタンを施工すると、
通気層が塞がれ、結露の原因になる。

 

◆内容説明

ウレタン吹付を屋根に施工する場合、外側に通気層を設けるのが一般的。

写真は専用の通気材料(紙製)を施工しているものの、
隙間やたれなどがある状態。
これを施工したのは大工。吹付のことを良く理解しないまま、
施工しているのが原因だと思われる。

通気層が塞がれると、通気がつまり、湿気が滞留しやすくなる。
確実に通気が機能するよう障害のない状態が重要。

 

◆対策

あとから確認が難しい箇所。 通気層を施工に左右されにくい
2重垂木にするか、 ウレタン吹付前に通気材のチェックを行う。

 

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■(2)編集後記

社内検査をする部署の立ち位置で、
その会社の品質に対する考え方が分かります。

建築会社のメインは、営業、設計、工事。 総務や経理と同じく、
品質管理やアフターサービスは 裏方のようなポジションです。
売上や利益貢献が分かりにくく、 そもそも、そのような部署がない、
担当者が誰もいない、 外注に丸投げしているケースもあります。

最近でも、社内検査を飛ばしてしまっている大手ハウスメーカーの
現場がいくつかありました。 おそらく、現場が集中し、人手不足で
対応しきれなかった可能があります。

品質管理課がきちんと機能している会社であるか
なかなか外からでは分かりにくいですが、
業者を選ぶ時に、体制などを聞いてみるのも良いと思います。

事例1214 「筋交いの大きな欠損」

今週は遠方での欠陥検査と3日間のマンション検査で
予定がほぼ一杯。

もともと3月は1年で一番忙しくなる月。
プラス今年は遠方の予定が多く、空いている日が少ないです。

 

■(1)今回の事例_____________

「筋交いの大きな欠損」
_______________________

◆写真解説

筋交いの大きな欠損。節が取れたことで空洞ができた。
構造の欠点となる。

 

◆内容説明

「筋かいには、欠込みをしてはならない」
(建築基準法施行令第45条)

筋交いは、大きな力がかかるため、材料に欠点があると
そこで破断しやすい。

抜け節は、欠込み同様の断面欠損。
本来は工場で製品検査をすべきであるが、
検査なしで出荷されるケースがほとんど。

 

◆対策

節のない、LVL(単板積層材)を使う会社が増えている。

 

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■(2)編集後記

このところ指摘で多いのは、エコキュートの固定不良。

あまりに指摘する率が多いため、日経ホームビルダーの今年2月号で
基準を解説しました。雑誌発売前と後で、指摘率の変化がないのは残念です。

ある大手メーカーの現場でこの指摘をしたところ、
本社に修理をすべきか確認しますという回答が監督からありました。

告示違反だから、本社に確認する必要はないはず。
本社がいいと言えば、基準法や政令、告示を守らなくてもよいと
教育を受けているのでしょうか。

東日本大震災の被害から法改正になったこの基準。
10年経過した現在でも認識率は40%くらいだと感じております。

2000年に法改正された木造住宅の金物や防火の件も
指摘をし続け、雑誌に取り上げ、ようやく最近では90%以上は
認識された感じです。

無知でも仕事ができ、それがまかり通る業界です。

 

最近、指摘が多い

ここ2週間ほど、新築検査で重大な指摘を多くしております。

指摘内容は様々ですが、原因のほとんどは職人の手抜き。
材料をケチる、手間を抜く行為。
単価が安いのが理由かもしれませんが、あとからやり直しになれば
大赤字になるはず。

職人に手を抜いたら、あとから必ずバレるという緊張感を
持たせることが大事です。

それには現場監督が手抜きを見つける目を持つことが大事。

ただ、ほとんどの現場監督は、現場に来ても電話ばかりしている。
現場監督が段取りだけに追われているケースでは、
別に品質管理のスタッフを置くべきだと思います。

 

SNSとの関わり

最近はフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどへの投稿を
行っておりません。閲覧は移動中等の隙間時間に見るくらいで、
閲覧の目的は主に情報取集です。業界のニュースなどを拾ってます。

理由は、業務などで時間的な余裕がないためですが、
ある本の記述を読んで、今の状態で良いと思いました。

↓↓
被験者(二〇〇〇人以上を対象)になにがしかの報酬を払って
フェイスブックへのアクセスを1カ月間遮断してもらう実験を実施。
結果は、幅広い幸福度・生活満足度に関する項目で、本人が申告する評価
が上昇した。(中略)実験後にフェイスブックを再開した人たちの多くは、
閲覧の頻度が実験前より大幅に下がり、数週間後になってもフェイスブック
で費やす時間は以前の23%減にとどまった。『絶望を希望に変える経済学』

SNSから貴重な情報を拾うこともあります。
また、情報拡散手段としては有効であるため、完全遮断するつもりもありません。
今後も自分のペースで利用していこうと思います。

 

事例1179 「床下断熱材の落下」

住宅展示場も休業要請が出るなど、住宅業界への影響は
徐々に大きくなっております。

今現在、書く方の仕事が結構溜まっているため、
現場予定が空けば、書類作成に時間を使えます。

 

■(1)今回の事例______________

「床下断熱材の落下」
_______________________

◆写真解説

床下断熱材の落下。床組施工時にすでに落ちていたと思われる。
社内検査を実施していれば発見できる。

 

◆内容説明

写真以外にも未施工部が多数。
断熱材は約100mmの厚いものを使用しているが、
落下や未施工部があれば、省エネ性能は著しく低下する。

1階床を組む過程で断熱材を入れるため、
施工途中でチェックするのはタイミングが難しい。

完成時に社内検査で床下に入っていれば、
見過ごすことはない。

 

◆対策

社内検査で床下をチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

説明が必要なもので、時間的にオンラインでできないものに対し、
動画を撮って送る試みをしております。

TV撮影でプロの仕事を目の当たりにしていますが、
素人動画に対しては、知識がなく、うまく撮るコツがわかりません。

最初から完璧を求めず、少しづつ改良していけばよいと考えております。

 

 

 

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