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火災保険を使えば、実質0円で修繕工事ができる

国の認定を受けた消費者団体「消費者機構日本」が、業者を訴えた
裁判終結のニュースが出ていました。
(火災保険を使えば、実質0円で修繕工事ができると勧誘して契約
を結び、着工前に解約しようとすると高額な違約金を請求するパターン)

これは、数年前くらいから、よく広告で目にする内容。
知り合いの保険屋さんに念のために聞いてみると、
保険会社の査定は甘くないですと言う回答でした。

胡散臭い内容ですが、騙される方が多いので、広告も増えたと思います。
実質0円でなくても、補助金を使う、格安など、金銭的な面でアピール
する外壁塗装などの広告がネット上でも目立ちます。

悪い業者ばかりではありませんが、広告で業者の良し悪しを
見極めるのは難しいです。





事例1241 「屋根通気材の施工不備」

名古屋は東部と西部で雪の降り方が違います。
積雪量が多いのは西部。
事務所は、東部にあるため、雪は降っているものの
道路に積雪はありません。

 

■(1)今回の事例_____________

「屋根通気材の施工不備」
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屋根通気材施工不備

◆写真解説

ウレタン吹付、屋根通気材の施工不良。
隙間やたれなどがある状態でウレタンを施工すると、
通気層が塞がれ、結露の原因になる。

 

◆内容説明

ウレタン吹付を屋根に施工する場合、外側に通気層を設けるのが一般的。

写真は専用の通気材料(紙製)を施工しているものの、
隙間やたれなどがある状態。
これを施工したのは大工。吹付のことを良く理解しないまま、
施工しているのが原因だと思われる。

通気層が塞がれると、通気がつまり、湿気が滞留しやすくなる。
確実に通気が機能するよう障害のない状態が重要。

 

◆対策

あとから確認が難しい箇所。 通気層を施工に左右されにくい
2重垂木にするか、 ウレタン吹付前に通気材のチェックを行う。

 

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■(2)編集後記

社内検査をする部署の立ち位置で、
その会社の品質に対する考え方が分かります。

建築会社のメインは、営業、設計、工事。 総務や経理と同じく、
品質管理やアフターサービスは 裏方のようなポジションです。
売上や利益貢献が分かりにくく、 そもそも、そのような部署がない、
担当者が誰もいない、 外注に丸投げしているケースもあります。

最近でも、社内検査を飛ばしてしまっている大手ハウスメーカーの
現場がいくつかありました。 おそらく、現場が集中し、人手不足で
対応しきれなかった可能があります。

品質管理課がきちんと機能している会社であるか
なかなか外からでは分かりにくいですが、
業者を選ぶ時に、体制などを聞いてみるのも良いと思います。

事例1214 「筋交いの大きな欠損」

今週は遠方での欠陥検査と3日間のマンション検査で
予定がほぼ一杯。

もともと3月は1年で一番忙しくなる月。
プラス今年は遠方の予定が多く、空いている日が少ないです。

 

■(1)今回の事例_____________

「筋交いの大きな欠損」
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◆写真解説

筋交いの大きな欠損。節が取れたことで空洞ができた。
構造の欠点となる。

 

◆内容説明

「筋かいには、欠込みをしてはならない」
(建築基準法施行令第45条)

筋交いは、大きな力がかかるため、材料に欠点があると
そこで破断しやすい。

抜け節は、欠込み同様の断面欠損。
本来は工場で製品検査をすべきであるが、
検査なしで出荷されるケースがほとんど。

 

◆対策

節のない、LVL(単板積層材)を使う会社が増えている。

 

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■(2)編集後記

このところ指摘で多いのは、エコキュートの固定不良。

あまりに指摘する率が多いため、日経ホームビルダーの今年2月号で
基準を解説しました。雑誌発売前と後で、指摘率の変化がないのは残念です。

ある大手メーカーの現場でこの指摘をしたところ、
本社に修理をすべきか確認しますという回答が監督からありました。

告示違反だから、本社に確認する必要はないはず。
本社がいいと言えば、基準法や政令、告示を守らなくてもよいと
教育を受けているのでしょうか。

東日本大震災の被害から法改正になったこの基準。
10年経過した現在でも認識率は40%くらいだと感じております。

2000年に法改正された木造住宅の金物や防火の件も
指摘をし続け、雑誌に取り上げ、ようやく最近では90%以上は
認識された感じです。

無知でも仕事ができ、それがまかり通る業界です。

 

最近、指摘が多い

ここ2週間ほど、新築検査で重大な指摘を多くしております。

指摘内容は様々ですが、原因のほとんどは職人の手抜き。
材料をケチる、手間を抜く行為。
単価が安いのが理由かもしれませんが、あとからやり直しになれば
大赤字になるはず。

職人に手を抜いたら、あとから必ずバレるという緊張感を
持たせることが大事です。

それには現場監督が手抜きを見つける目を持つことが大事。

ただ、ほとんどの現場監督は、現場に来ても電話ばかりしている。
現場監督が段取りだけに追われているケースでは、
別に品質管理のスタッフを置くべきだと思います。

 

SNSとの関わり

最近はフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどへの投稿を
行っておりません。閲覧は移動中等の隙間時間に見るくらいで、
閲覧の目的は主に情報取集です。業界のニュースなどを拾ってます。

理由は、業務などで時間的な余裕がないためですが、
ある本の記述を読んで、今の状態で良いと思いました。

↓↓
被験者(二〇〇〇人以上を対象)になにがしかの報酬を払って
フェイスブックへのアクセスを1カ月間遮断してもらう実験を実施。
結果は、幅広い幸福度・生活満足度に関する項目で、本人が申告する評価
が上昇した。(中略)実験後にフェイスブックを再開した人たちの多くは、
閲覧の頻度が実験前より大幅に下がり、数週間後になってもフェイスブック
で費やす時間は以前の23%減にとどまった。『絶望を希望に変える経済学』

SNSから貴重な情報を拾うこともあります。
また、情報拡散手段としては有効であるため、完全遮断するつもりもありません。
今後も自分のペースで利用していこうと思います。

 

事例1179 「床下断熱材の落下」

住宅展示場も休業要請が出るなど、住宅業界への影響は
徐々に大きくなっております。

今現在、書く方の仕事が結構溜まっているため、
現場予定が空けば、書類作成に時間を使えます。

 

■(1)今回の事例______________

「床下断熱材の落下」
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◆写真解説

床下断熱材の落下。床組施工時にすでに落ちていたと思われる。
社内検査を実施していれば発見できる。

 

◆内容説明

写真以外にも未施工部が多数。
断熱材は約100mmの厚いものを使用しているが、
落下や未施工部があれば、省エネ性能は著しく低下する。

1階床を組む過程で断熱材を入れるため、
施工途中でチェックするのはタイミングが難しい。

完成時に社内検査で床下に入っていれば、
見過ごすことはない。

 

◆対策

社内検査で床下をチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

説明が必要なもので、時間的にオンラインでできないものに対し、
動画を撮って送る試みをしております。

TV撮影でプロの仕事を目の当たりにしていますが、
素人動画に対しては、知識がなく、うまく撮るコツがわかりません。

最初から完璧を求めず、少しづつ改良していけばよいと考えております。

 

 

 

現場監督

新築検査で担当していただいた現場監督さんが
会社を辞めたという情報を入手。
現場品質レベルは低く、いろいろ指摘をし、一部やり替えもありました。

監督さんはおとなしいタイプで、職人の方が立場が上。
腕の悪い職人の扱いに手を焼いていた。

職人にダメ出しをするのも現場監督の仕事だと思います。
その時は、反発されるかもしれませんが、
職人のレベルを上げれば、任せる度合いが増え、自分も楽できます。

私も現場監督を10年くらい経験しています。
職人や下請け会社との衝突、喧嘩はよくありました。
現場の死角へ連れていかれたり、別の場所へ呼び出され
胸ぐらをつかまれたり、いきなり角材で攻撃されるなどの経験もあります。

今は暴力に厳しい時代であり、昔よりは言いやすくなっているはず。

現場監督の大変さがわかるだけに、ストレスで会社を辞める人が
無くなれば良いと思います。

 

 

 

 

 

事例1149 「床下結露」

ここ近年は、昼間、事務所に居ることがほとんどありません。
多くの現場に呼ばれている証拠で、ありがたく思います。

お客さんに来てもらうお仕事の方から、
いろいろなところに行けていいねと言われることがありますが、
夏の暑い時期、冬の寒い時期は、室内にいたほうが良いです。

明日は現場予定を入れています。(事務所は休みです)

 

■(1)今回の事例______________

「床下結露」
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◆写真解説

床下の結露。
今年の夏は湿度が高く、床下を換気していても結露が起きている家が多い。
土台や大引きにカビが生えやすくなる。

 

◆内容説明

床下を通気している家の完成検査で、連続して床下の結露を見ています。

今年の夏は、例年より湿度が高いそうです。
湿った空気が床下へ入り込み、さらにコンクリートからの水分蒸発も加わり
床下の湿度が高くなる。

床下は日射の影響を受けないため、基礎などの表面温度は低く
結露が起きやすい。

過去、床下結露は、基礎断熱のケースが圧倒的に多かった。
今年は逆転しています。

 

◆対策

今年のような湿度が猛烈に高い夏が続けば、
床下に送風機などを設ける必要が生じます。

 

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■(2)編集後記

今回、取り上げた床下結露。
今まで無かったわけではありませんが、今年は多すぎる。

高断熱、高気密化で壁内結露も増えているというデータも出ています。
結露対策が今後、重要になっていると思います。

今から15年ほど前、住宅の結露に関する本を読んだとき
その本にこんなことが書いてありました。

住宅の実務者に結露発生のメカニズムを訪ねると、
答えられるのは1割もいない。

今でも同じだと思います。
結露に深い興味を持たないと、勉強する機会はありません。
私もその本をきっかけに、結露について勉強しました。

 

 

 

勉強会

丸1日、東京で勉強会に参加してきます。
教えるほうではなく、教わる側の立場。内容は地盤について。

地盤について、知識がないわけではありませんが、
地盤を専門とする大学の先生から、建築士や住宅業界の地盤の専門家は
地盤についての知識が浅いと言われました。

このことに反論はありません。
地盤沈下等の裁判で、地盤について深く掘り下げていくと
分からない事や新たな疑問にぶつかることが多いです。

難解で原因特定ができずにいる地盤に関わる事件も受け持っています。
講師に質疑を出すなど、解決の糸口を見つけてきたいと思います。

 

三陸海岸の現状

仙台から三陸海岸沿いを北上。
高速道路(無料、対面通行)は、連休中ということもあり、
時々、大渋滞にはまりました。
バイクの幅が広いので、すり抜けは、ほぼ不可能。
また、重さがヘビー級のため、ストップアンドゴーは苦痛です。

国道45号線には、どこまで水が来たかの表示があり、
被害の状況が想像しやすかった。

きれいな海岸線は土嚢が積み上げられていたりして、景観を悪くしています。

↑気仙沼あたりの海岸

陸前高田は、津波被害の様子が未だに分かります。
被害を受けた中学校等もそのまま残っています。
復元された奇跡の1本松は、人が多く、遠くから見ました。

↑陸前高田の沿岸部。

↓すぐ山側をかさ上げして造った土地は、がら空き。
お店は賑わいがありましたが、普段は閑散としていると思います。

もう少し山側に入るなど、被災地を見てまわることで、
地震被害に関する気づきもありました。

三陸海岸を抜けたあとは、岩手県 八幡平アスピーテラインへ。
快晴で岩手山も綺麗に見えました。周囲は、雪が残っています。

その後、十和田湖あたりをかすめて、男鹿半島へ出て南下。
秋田、山形県境にある鳥海山ブルーラインを目指しました。

海のすぐ横、海抜0Mから一気に1000Mくらい上がるので、景色がいい。
上の方は、しっかり雪がありました。
酒田から米沢に抜ける途中の道は月山などが綺麗に見えました。
蔵王エコーラインは、GW中は渋滞がひどいという情報を得たためパス。

再度、福島県に入りし、最終日は一気に名古屋まで帰りました。
連休最終日で、高速、首都高もガラガラ。予定よりかなり早く、帰って来れました。

 

 

 

 

 

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