ブログ

寄り道

久しぶりに検査から戻る途中、寄り道をしました。

普段は移動時間においても余裕を入れずスケジュールを組むため、
食事や休憩時間が無くなることも良くあります。

早く事務所に戻り、書類を片づけようと思っていましたが、
ふらっと寄り道しました。

場所は、世界遺産「白川郷合掌造り集落」
インターチェンジから近く、寄り道には適しています。

約10年ぶりに訪れた観光地の変貌に驚きました。
外国人に人気が出て、非常に混み合っていました。

7,8割、いや9割は外国人。近くに人気の高山市がありますが、
ここまで外国人だらけだと思いませんでした。

また、白山スーパー林道が、白山白川郷ホワイトロードに
名称変更されているのも知りませんでした。

伝統的な建築物は、どの国へ行っても人気の観光スポットとなる。
合掌造りも保存が大変なようですが、観光客が増え、注目されることで
これからも景観を保てると思います。

白川郷は名古屋から200KM弱の距離。東海北陸道、白川郷IC降りてすぐです。
電車は通ってなく、車かバスで行くしかありません。
冬場は雪が多く降るので、運転に自信がない方は行きにくい場所です。

 

 

 

 

ど~なった!?あのジケン

昨日放送されたNHK「ど~なったあのジケン」

12年前に発生したマンション耐震強度偽装事件を振り返る内容。

ヒューザー(売主)の小嶋社長、木村建設(施工者)の社長、奥様が出てくるなど
インパクトは強烈でした。

あと、実際に偽装を行ったA建築士が出演したら、ものすごい番組になっていたでしょう。

今回の構成からすれば、私はおまけのようなもの。
資料の文字間違いもありましたが、何の影響もありません。

(↓3行目、品質管理が「安全管理」になっていた)

いや~それにしても、強烈な番組ですね。
国や銀行に対する悪印象が、見た方に残ったと思います。

NHKらしいのか、らしくないのかどちらなんでしょうか。

見逃し方は、NHKオンデマンドで視聴できます。

報道番組

スケジュールがパンパンで、ブログを更新している暇がありませんでした。
週の後半は平常に戻ります。

夕方の報道番組に少し登場します。
東海地方だけしか映りません。CBCのイッポウ。
(中日新聞などのTV欄に紹介されています)

杭が大幅にずれていても、行政もどこも頼りにならない。
業者が簡単に逃げてしまうという内容。


(建物の下にない杭)

杭がずれている事実を書面で突き付けても、「間違っていない」と主張していたので
実際に十数箇所、大きく穴を掘り、(費用もかなりかかりました)
業者の代表、代理人の弁護士、杭業者を呼びつけ、現場を見させました。

相手の反応は・・・・

明らかな重大なミスを犯しても責任を取らない。行政も動かない。
業者選びの重要性を考えさせられる内容です。

事例1015 「壁が薄い」

道路拡張による電線移動のため、今日1日、事務所は停電。
給水ポンプが止まるため水も出ません。

私は1日現場なので、何の問題もなし。

 

■(1)今回の事例______________

「壁が薄い」
_______________________

◆写真解説

防音に悩まされる家へ行くと、壁材が薄いことが多い。
図面の指示は厚さ9.5mm。現場は7.5mmで施工。

 

◆内容説明

防火の規定においても最低、石膏ボ―ド9.5mの施工が必要な箇所。
現場判断で薄いものへ変更した。

以前も防音で悩んでみえる家に行ったところ
壁材が合板5.5mmでした。

材料が薄い分、防音性能が落ちる。

壁材は石膏ボード12mmか9.5mmが一般的だと思います。
薄い材料を使い、コストを下げていると思われる。

 

◆対策

下地材の種類、厚さを確認する。

防音を必要とする部屋は、具体的な防音性能を設計者へ告げる。

 

==============================

■(2)編集後記

昨日の最後の現場で腰の筋肉を痛めました。

今日、明日仕事できるか不安だったため、
事務所近くの接骨院で針を打ち、一晩寝たら、
何とか仕事できる状態になりました。

腰の張りを少し前から感じていたため
気を付けないといけませんでした。

今日は片道240KM、明日は片道370KMの車移動もあるため、
大したケガでなくてよかったです。

省エネ性能

大手ハウスメーカーのカタログを確認すると
断熱性についてかなりいいことが書かれている。

実際はどうなのか?

新築の建物でこの時期の朝、部屋の温度が外気とほぼ同じになるとか、
夏、エアコンが効かないという家を何件か見てきた。

図面や計算上の省エネ基準さえクリアすればよいという考えであること
現場の人たちが断熱材の施工に関心がないことなどから、省エネ性能がそれほど高くない。

実際、断熱材の施工は、あまり丁寧ではない。
隙間だらけでも気にしていない。是正前の一例を紹介すると

↓木造系 壁断熱材の隙間15mm

↓鉄骨系 柱部断熱材の隙間

気密性についても多くの工務店がC値1以下を目指している時代に
未だに5以下を仕様としているメーカーが多い。
(C値は小さい方が気密が高い)

一条工務店など一部を除き、省エネ性能はあまり期待しない方が良い。

また、デザインを優先し、居住性を考えない建築家も多くいる。
先日、検査した家は、大きな窓がたくさんある家。
明るくてよいが、ガラスは熱反射ではない普通のガラス。
入居後、エアコンが効かなくて、もう1台エアコンを設置したが、それでも暑い。

家の省エネ化が進む中、暑い寒いのもめごとは案外多いです。

 

連載している月刊誌がリニューアル

日経BP社の月刊誌「日経ホームビルダー」の連載を始めて20ヶ月が経過。
よくここまで続いたと自分自身で感心しています。
毎月、締め切りが近づくと、焦ります。

来月号から雑誌自体がリニューアル。
私の連載もページ数が増すなど、同時にリニューアルします。
この先、どこまで連載が続くか分かりませんが、依頼がある限り続けていきます。

この雑誌は業界向けです。
連載をしていても、業者から仕事の話を頂くことは皆無です。

業者が読者である場合、検査に協力的なことが多いので、
メリットはあると感じています。

遠方への瑕疵検査

今月多くの瑕疵検査を行っております。
週1回、遠方へ移動していて、2,3日ブログを更新できない日が多いです。

今日は4時半に起床し、今、セントレアに居ます。
早朝の飛行機で移動。1日検査です。

 

事例983「構造用合板釘打ち不備」

事務所に電話をかけてきて、外出している私を呼び出し
無料で瑕疵のジャッジを仰ごうとした人がおりました。
「今すぐ電話をくれ」と自分勝手なことを言っていたようで
私は対応する気を無くしました。

こちらの報酬体系や仕事のことを配慮してくれる方であれば、
1回くらいは無料対応しています。

電話を取り次いだ担当者に無料の電話相談は断るように
再度しっかり伝えておきました。

 

■(1)今回の事例______________

「構造用合板釘打ち不備」
_______________________

合板釘打ち不備

◆写真解説

釘の位置が端すぎる。
釘部から合板にひび割れが入り、縁きれを起こしかけている。

 

◆内容説明

耐力壁としての構造用合板。
釘の施工がいい加減ですと、所定の耐力が確保できない。

釘施工不備で多いのは、釘頭のめり込みと
今回紹介した縁に釘を打ち過ぎる2点。

建築学会の本などによれば、1CM程度縁から離して釘を打つ。

 

◆対策

合板施工後、見えなくなる前に釘を確認する。

 

==============================

■(2)編集後記

地元の小さな工務店。
3年ほど前に初めて検査に入り、各工程でいろいろ指摘が出た。
指摘をするたび、監督が反発し、大工が文句を言った。

それ以降、検査に入るたびに、指摘が減っていった。
今現在、検査している現場は、かなりレベルアップしました。
検査に入ったあと、また元通りになる業者が多い中で、
これほどレベルアップした業者は珍しい。

きちんと施工できれば、今後いい加減な業者が淘汰されていく中で
確実に残っていくでしょう。

セミナー開催(東京)

6月3日(金) 東京でセミナーを開催予定。
主催は日経BP社。対象は施工業者や設計監理者向け。

詳細は今月20日頃にはお知らせできる予定です。

 

 

 

 

 

検査ドタキャン

今朝、事務所を出て高速道路走行中に
「今日の検査延期して欲しい」と現場監督から電話があった。
現場がかなり遅れているようだ。
エイプリルフールで嘘だと言って欲しかった。

ここのメーカー、忙しすぎて現場工程を監督が把握していない。
人気の理由は設計・デザイン、仕様、価格のバランスが良い。

知人の話では、デザイナーを募集すると
給料を低く設定してもたくさんの問い合わせがくる。
現場監督は給料を多少高くしても問い合わせがない。

営業を減らし、デザイナーを増やしている会社もあるようです。

 

私の忙しさもようやく先が見えてきました。
先延ばしにしていたことを次に優先して片付けます。

ある大手メーカーが、事実発覚を恐れ、嘘の報告書を出してきた。
これは事実を明らかにして、マスコミへ情報を入れたいと思います。

 

安心への第一歩!まずはお気軽にお問い合わせ下さい売り込みは一切致しません

052-739-5471 平日受付9:00〜18:00

090-6614-1376 ソフトバンク 土曜日も対応

有限会社カノム 名古屋市守山区小幡南三丁目20-28 シャトー小幡駅前 303

即対応・土日検査可

24時間受付 メールでのお問い合わせはこちらをクリック

ページ上部へ戻る

Contents

著書のご案内

『ホントは防げる欠陥住宅』
日経BP社 (2018/9/25)

『ホントは防げる欠陥住宅』書籍陰影

「欠陥防止の勘所」
2021年1月号~6月号連載
『日経アーキテクチュア』

『日経アーキテクチュア』書籍陰影

「現場で役立つ 欠陥防止の勘所」
2015年4月号~2021年4月号連載
『日経ホームビルダー 現在休刊』

『日経ホームビルダー 家づくりの軌跡が示す未来への道筋』書籍陰影