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マンション検査

連休最終の土日は、マンションの検査でした。
土曜日、朝6時の飛行機に乗るのに、1時間も寝坊してしまい
起きてすぐ、パニックに陥りました。
すぐに冷静になり、搭乗までのタイムスケジュールを組み直し、
余裕の時間が無くなりましたが、無事搭乗できました。

普段は木造の検査がメインですが、社会に出て10数年、鉄骨、
RCばかりやっていたため、マンションの検査も対応してます。
今回も原因を無事特定することができ、良かったです。

昨日の帰り、空港などはかなり人出でしたが、乗った飛行機は、
出発時間が遅いため、予想より空いてました。

本日、移動疲れも残っておりますが、それより、気温差で終日、
寒気を感じております。



検査をして業者から恨まれる

最近、検査でかなりのダメ出しをした現場があります。
施工者側は、指摘を今後の品質向上など、前向きに
とらえてくれれば良いですが、今回のケースでは、
後ろ向きにとらえてしまっているようです。

やり取りしている対応から感じ取れる印象は、
指摘を受け、修理をするのにお金がたくさんかかる、
余計なことをしてくれたと思っているようです。

最近、ある業種で検査不正のニュースがありました。
住宅業界を掘り起こせば、不正のニュースは大量に
出てくるのは確実で、今現在でも、大手ハウスメーカーの
商品、品質不良の情報をいくつか持っております。

資材高騰で利益が圧迫される中、今後、品質確保のコスト
を切ってくる企業が増えると思います。

欠陥住宅被害者にならないためには、消費者側が自己防衛
することも重要です。

無くならない大手メーカーの施工不備

このところ、大手ハウスメーカーの重大な欠陥を
続けて発見しています。
大手メーカーだから安心だと思っていた施主さんは、
不具合の内容を告げたときのショックは大きいです。

素直に補修等の対応をしていただければ良いですが、
発覚した不具合が、メーカー全体の問題に及ぶ可能性が
高いケースでは、問題をなかったことにしようとする
圧力が高まります。

大手ハウスメーカーは、地元工務店に比べ、商品は規格化
され、施工マニュアルや職人の教育等が充実しているため、
一般的には、欠陥住宅になる確率は低いです。

とはいえ、どれだけマニュアルや、教育等しっかりしても、
職人が故意に手を抜くことだけは、無くすことができない
ため、一定数、不具合が発覚する現場が出てきます。

職人の数も多いため、手を抜かないような意識改革の徹底が
難しく、また、社内検査も厳密に行われていないため、不具合
をゼロに近づけられないのだと思います。

 

瑕疵保険の検査は何のため?

基礎のかぶり不足の指摘に対し、(非破壊検査で発覚)
業者は瑕疵保険の配筋検査に合格しているので
かぶり不足はないと主張。

裁判所から瑕疵保険会社へ検査について質疑を出したところ
保険会社からの回答に以下の記載があった。

「本検査は、住宅に瑕疵がないことを確認するものではない」

瑕疵保険の費用は施主が払う、この内容を聞いたら、
大半の方ががっかりすると思います。

最近は、瑕疵保険の検査以外に、ハウスメーカーや工務店が
外注の検査会社に検査を依頼しているケースが増えている。
私から見れば、これらの会社も瑕疵保険会社とレベルは同じです。
根本の問題は、検査員のレベルが低いのではなく、言いたいことを
言えない、本部の方で指摘範囲を狭めていることです。

住宅メーカーの営業で、瑕疵保険の検査、中間検査があるから
弊社のような第三者検査は無駄だと言う人が多い。
今回の回答から、それが間違いであることがはっきりしました。

公的な検査が増え、さらに着工数が減っているにも関わらず
品質不良が減らない理由は、検査が事務的になっているからです。

検査飛ばし

新築検査で完成検査日の連絡がなく、
完成検査をしないまま引き渡しされた現場が、
今月だけで2件ありました。

昨年は基礎配筋検査を2件飛ばされるなど
ここ最近、検査飛ばしが増えています。

私の方でもおおよそのスケジュールを把握し
連絡がない場合は、電話をするなどしますが、
現場監督がこちらを無視しているケースでは、
わざと来れないように仕向けていることもあります。

また、指摘をしても是正しない、報告を怠るケース
も増えています。

このような現場監督が担当する現場は、
段取りに対する職人の不満も多い傾向にあります。

完成時の指摘

先週あたりから完成物件が多いです。
昔は、12月、3月、9月などが完成の多い時期でしたが
最近は1ケ月早くなっている印象です。

完成検査で指摘の多いもの(最近のデータ)
1,床下断熱材のたれ
2,ユニットバス区画だけ基礎断熱仕様のケースで
  配管貫通部、人通口の蓋の隙間処理ができていない
3,省令準耐火構造の仕様の場合の施工不備
4,床下点検口まわりの断熱材未施工
5,鋼製束のナット締め未施工

1の断熱材のたれは、4件連続で指摘しています。
また、指摘の数も今月は、全ての現場で多めです。

引き渡し時に申し出ないと、修理対応しないといった
契約内容になっているケースもある。

大半の会社は、社内検査で床下に入らないため、
完成時に床下など見えない箇所を点検することが重要です。

今年何度目かの建て替え要求

結構な手間をかけ、欠陥住宅検査の書類を一つ完成させました。

RCレーダー検査の結果、基礎の鉄筋は図面より少なく、
また、基礎の設計が規定どおりでない。
その他に、基礎梁の欠落、土台緊結不良、構造材の木部の湿り、
カビ発生などもあり、建て替えが必要なレベルの家。

今年に入り、確か4件目の建て替え要求です。

多くの欠陥住宅を見てきて、その根本の原因を考えると、
設計者や施工者が、基本的な規定などを理解していないケースが多い。
つまり、規定を十分に知らないまま、仕事をしている人が大半だと思います。
大手のように専門部署を作るか、仕事の数を大量にこなし、仕事しながら
覚えていくか、もしくは、自分から勉強しないと知識は習得できない。

そんな状態でも商売として成り立つので、消費者にとっては恐ろしいです。

過密スケジュール

先週末は、予定がぎっしり埋まってしまい。
やむを得ず、1日6件の予定を入れた日もありました。
(目標は1日3,4件まで)
途中、車を置いて、タクシーや電車で移動するなど
効率的に動いたものの、日が短くなっている分、
夏場より、1日の時間が短く感じます。

移動の際、タクシーアプリを開くと、システム更新に伴い、
登録し直しを求められたため、その分、タクシーを呼ぶのが遅れ、
電車1本乗り遅れました。それでも普段から、電車などの移動時は、
車より余裕を見るようにしているため、支障はなかったです。

早出、遅帰りが多く、事務所にいる時間が少なかったので
今日は1日、予定をあけて、紛争中の現場の判断、記載が難しい
書類作成などに一日、費やしました。

機嫌が悪い大工

新築検査の現場で、大工の機嫌が悪かった。
現場に入った際、大工が電話で誰かに文句を言っているのが聞こえた。
その後、作業が始まったと思ったら、資材は投げるし、仕事が荒い。

監督がいなかったので、構造金物未施工の指摘を伝えたら
監督に言えという返事で、これに腹が立ったのか、
指摘を出した後は、さらに物を投げる音などが大きくなった。

現場監督が「大工の邪魔にならないように検査してください」と
言っていたのは、普段から機嫌が悪い大工だったかもしれません。

元請け業者が完全に舐められ、異常な状態。
私が元請けの責任者か経営者だったら、即やめてもらいます。

怒りの原因は、おそらく、金銭か工期でしょう。
段取りが悪く、儲からない。工期がなく、急がされるなど。

岸田内閣は、賃上げを目標としていますが、
建築業界の現場は無理だと思います。

資材高騰に加え、手取り10万円くらいの外国人が増え続けている間は、
日本人の職人の賃金は上がらないでしょう。



高さ制限を無視

この前、欠陥住宅検査に行った現場。
図面と建物を見比べると、屋根形状の違いに気づいた。

厳しい高さ制限がある土地。
設計図書では、規定の高さを超えないよう、屋根の一部を下げていた。
にもかかわらず、現場の屋根は図面を無視して施工。
規定の高さを超えていた。

普通、高さや面積に関わることは、完了検査でチェックされる。
検査済証が発行されたということは、検査員が見落としたと思われる。

検査済証が発行されていても、違反建築物です。
高さの制限違反のため、隣の家の日当たりに影響が出ます。

その他、施工も全体的に杜撰。
書類をまだ送っていませんが、
相手の出方によっては、行政への告知、
TV取材を検討しようと思います。


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