検査業務– category –
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台風13号の影響
昨日、出張先で台風13号の進路予想を見てもしかしたら今日、帰りの飛行機が欠航になるのではと、心配していました。 2週間前も、出張先に台風が直撃する予想が一時出るなど、この時期、飛行機利用の予定はリスクが高いです。 9月に入っても、まだ夏休みの大学生で飛行機はほとんど満席です。直前で予定を変えるのは難しいので、心配をし... -
市発注の検査業務
名古屋市消防局から直々にお話を頂き、消防団詰所新築工事の検査を今年から行う予定でした。 ところが、現在、電子入札だけになっていることを知らず、入札に必要なICカードを手配し忘れ、入札に参加できませんでした。(入札期間が短すぎて、手配が間に合いません)10年ほど前、公共工事の改修工事監理を行った際は、電子入札でなく、私の... -
相手側の圧力
先日、リフォームの不具合工事を見に行き、やり直しの意見を出しました。 コストカットのため、必要なものまで抜いて、不具合で使用できない状態。下地からのやり替えしかないと判断しました。 この意見に施工者側は、おかしなことを言う検査会社だと文句を言っているようです。お客さんが、「では直接、話し合いの場を設けましょうか」と、... -
YKK APW 下枠のたれ
大人気のYKKの樹脂サッシAPW。引き違いタイプの網戸と外側の障子の枠は、壁から持ち出された位置にあるため、自重で下枠が垂れやすい。(内側の障子は土台、窓台の上) そのため、下枠には垂れを防止するブラケットが付きますが、施工不良があると意味がありません。 この下枠の垂れによる建付け不良で紛争になっている現場の立ち合いをして... -
検査機材、バージョンアップ
基礎の鉄筋を調べる電磁波レーダのバージョンアップをしました。 最先端技術を搭載し、探査の性能が大幅アップ、従来機に比べ、高度な解析ができるようになりました。 価格は高額ですが、当面は検査料金を据え置く予定です。(欠陥住宅検査、完成検査のオプションなど) 非破壊試験に対し、相手側から、信頼がないとよく反論されますが、国土... -
職人の腕
施工した職人に不具合箇所をやり替えさせ、再検査。その結果は、前の状態とほとんど変わらない。 腕の問題もありますが、不具合になる原因がわかってないため、気を付けるポイントがずれているようです。 今回、再度、修理を求めた所、職人から「ベストを尽くしてもこのレベルだから勘弁して」と言われました。 監督は、二度と使わないと言っ... -
冬の備え
今日の欠陥住宅検査の場所は、山中の現場と認識していましたが、その地域は、あまり雪が降る印象がなく、天気予報も3月上旬の気温と言っていたので、雪の警戒をしていませんでした。 現場に近づくにつれ、積雪しているところが増え、現場へ上がる細い山道は、アスファルトが完全に雪で覆われていました。 スタッドレスタイヤが役立ったのは... -
公共工事の検査
行政発注工事の検査業務の打診を受けました。税金を使っての事業で、特命で依頼をいただけるものではなく、当然、所定の手続きが必要です。 検査対象は、災害時でも壊れない耐震性能が高い建物。品質が確保されるよう、厳しい検査を期待されています。 民間の仕事に比べ、手続きが複雑で手間も多そうです。これ以上、仕事を増やしてはいけな... -
不具合が隠れている
近所の建物の解体で、大きな振動が発生したことがきっかけで、家を注意深く見るようになり、いろいろ、家の不備に気づく方が多いです。 先日、依頼を受けた件は、近所の解体の影響で地盤沈下が生じたという依頼でしたが、検査の結果、新築時の施工不良が原因でした。 注意をしなければ、不具合に気付かないものです。 完成後の家の検査依頼を... -
瑕疵保険の基準
住宅瑕疵担保責任保険法人が、設計施工基準を出しているにも関わらず、基準以下の設計でも、図面審査で指摘をしないようです。基準以下の家を欠陥検査で指摘することが、たまにあります。 裁判所も保険基準を重要視しないなど、何のための基準か前から疑問に思っております。 保険制度は良いことだと思いますが、それが欠陥住宅の防止策にな... -
出張WEEK終了
この1週間、遠方の検査が続き、夜遅く帰り、翌朝、早出の繰り返し。飛行機、新幹線、車の全移動距離を合計すると約8千キロになります。ある程度、先送りも考えましたが、どの物件も急ぎで検査が集中しました。 出張先の現場に行くと「遠方から来ていただいてありがたい」と感謝の言葉をよくかけられますが、反対に遠方にも関わらず、呼んで... -
久しぶりのセミナー
今日、久しぶりに大勢の方の前で講演しました。 コロナ禍でセミナーとメディアの仕事が全てストップ。また、SNSの投稿を控えているため、公表していない有益な情報がたくさんあります。そのため、話す内容を絞るのに苦労しました。 一気に元どおりとは、いきませんが、徐々にこれらの仕事もやっていこうと思います。 -
専門家らしく見せる
建築士の資格がなく、無資格のため当然、建築士事務所登録もしていない者が、欠陥住宅の調査鑑定をしている例が2件ありました。 2つの例ともに、さほど詳しくないのに専門家を装い、依頼者を信頼させ、業務を請け負う。 やっているうちに、依頼者も能力がないことに気づきますが、紛争事は相手方がいるので、すぐに能力の無さを見抜かれま... -
無茶な要求
この仕事を20年以上やってきて、初めて多額の値引きを要求されました。 内容は欠陥住宅検査と別途、時間がかかりそうな雨漏り検査。合計金額の約25%に相当する雨漏り検査を無料にして欲しいとの要求でした。当然、検査自体を引き受けるのを断りました。 詳しくは分かりませんが、請負代金などを大幅に値引きさせ、粗悪な工事や手抜きを... -
夏場のカビ
毎年9月から10月頃、カビの原因特定調査依頼が増えます。 7,8月頃にカビが発生し、施工業者とやり取りしている間に時間が過ぎ、発生のピークを越えてからの依頼となります。 昨日、欠陥住宅検査に行った家は、カビ被害が発生しているにも関わらず、業者が逃げたため、家全体を調べて欲しいという希望で伺いました。 家の仕様が高断熱、... -
直感があたる
家を購入後にいろいろ不具合が発覚、もっと大きな手抜きをされているのではと疑い、調査依頼。検査をしてみたら、やはり、今時あり得ない、手抜きが発覚した。 この仕事を長くやっておりますが、家に関する直感や予感は、当たることが多いです。 何か不安を感じた時は、早めに調べることをお勧めします。 -
大工仕事
1階床に点検口をあける、現場立ち合いをしました。少々の作業は、自分でも行いますが、難易度が高いのは丸鋸を使った作業。今回は、施工業者の手配で、大工さんがあけました。 丸鋸による細かな作業は、難しくかつ、危険なため、素人が手を出さない方が、良いと思っております。もちろんDIYなら構いません。 最近はカビの検査などで壁を開け... -
欠陥検査のお勧め
一時、依頼が集中した欠陥住宅検査の書類作成がようやくひと段落しました。 各現場の内容を振り返ってみると、「カビ、雨漏り、ひび割れ」などの解決が目的で検査を依頼。検査をしたら、不同沈下、構造躯体の強度不足など、建築主自身では気が付かなかった重大な不具合が発覚するパターン。 そもそも、地盤や躯体等、重要なところがきちんと... -
職人の反論
新築工事中の検査。2つ前のブログに書いた「保証検査会社」が検査したあとに私が1日遅れで検査に入った。 指摘を出すと、職人からこんな反論がありました。「○○○(保証検査会社の名前)」の検査に合格したので、問題はない。 指摘内容は明らかな施工不良で、告示に違反しているため、「そうですか、では問題ないですね」とはなりません。 ... -
マンション検査
連休最終の土日は、マンションの検査でした。土曜日、朝6時の飛行機に乗るのに、1時間も寝坊してしまい起きてすぐ、パニックに陥りました。すぐに冷静になり、搭乗までのタイムスケジュールを組み直し、余裕の時間が無くなりましたが、無事搭乗できました。 普段は木造の検査がメインですが、社会に出て10数年、鉄骨、RCばかりやっていた...