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瑕疵検査時の目の付け所

今週末は1日おきに計3件の欠陥検査予定を入れております。

今週予定の現場ではありませんが、あるハウスメーカーから
欠陥検査のチェックシートはあるかと問い合わせがありました。

だいたいこういう質問をしてくる方は、
決まり切った検査しかしていないか、検査の経験がない人です。

同じ仕様の家を、繰り返し検査に行くなら必要だと思いますが、
依頼がある家は構造や仕様がいろいろで、チェックシートを頼りに
検査をすれば、反対にチェック漏れが多くなります。

事実、瑕疵保険会社等の検査は、チェックシートに記載がないものは
スルーされています。

欠陥検査の時は朝、現場へ伺い、図面を見ながら
不具合がありそうな箇所を予想。
午前中にある程度現場を把握し、昼休みに午後からの計画を立て、
検査完了時、図面をもう一度見直し、落としがないか確認します。

20年も検査を行っていれば、過去の膨大な事例から、
間違いが出やすい箇所の予見は容易にできます。
現場を見て、不具合箇所が出やすい箇所を予見できるかが、
瑕疵検査の重要なポイントだと思います。

新築検査でもチェックシートだけに頼らず、
その家におけるミスが出やすい箇所を予見し、
そこを重点的に見るようにしております。

設計、施工のシステム

結構、スケジュールが過密でバタバタしております。
今週中に書類の大半を片付け、
来週からの現場仕事に備えようと思います。

あるハウスメーカーに初めて検査に入りました。
会社は大きそうですが、聞いたことがない会社名。
調べてみると、昨年、愛知県に進出してきたようです。

新しく進出すると、スタッフや職人の確保が大変。
現場にいたある専門業者は、他所のメーカーでも見かける会社で、
平均して施工が粗い。ただ、この現場は、きちんと施工ができていました。

その業者以外も一流の職人を集めているわけではないが、
結果として問題ない施工が行われている。
これは大手プレハブメーカーが目指してることで、
その方法を取り入れていると思いました。

どれだけ良い職人を抱えても
設計仕様が古く、やりにくいと、残念な施工になることがあります。
誰が施工してもほぼ同じ結果になるシステムを作ることが重要です。

人手不足が問題になっている今
うまく言っている貴重な例ではないかと思いました。

現場監督の質

この1週間ほど現場に入る中で感じたことは
「現場監督さんの質の低下」

工程を把握していない、職人に指示ができない、
こちらが指示したことを理解できない、平気で嘘をつくなど。

現場監督をかえて欲しくても、人出不足で交代人員もいない。

優秀な方は、出世し現場を離れるか、独立してしまうため、
優秀な現場監督に出会えるのは稀です。

設計事務所に所属する建築士数、60,70代が40%を占めているそうです。
若手が不足の上、建築士の受験者数もここ10年くらいで激減しているため、
ますます今後、現場などの人手不足は加速しそうです。

以前、現場監督の仕事をAIが担うようになるという記事を読みました。
今現状の現場を見ていると、導入まであと数年はかかると思います。

 

 

 

仕上げ不良~重大欠陥が発覚

この連休に欠陥住宅調査に伺った新築の家。
建て主さんは、仕上げ不良が気になり欠陥住宅調査を依頼。

現場で仕上げ不良箇所を確認すると、それほど悪くはないレベル。
それよりも構造や断熱などの重大な不具合が発覚した。

目に見える仕上げ不良がきっかけで検査に入り、素人さんが気づかない
重大欠陥が見つかるケースは今までも多くあります。

何かおかしな予感がする場合、調べてみることをお勧めします。

 

 

メーカー基準

外壁乾式タイルの下地サイディング施工において、
建材メーカーの施工マニュアルどおりでない施工を指摘したところ
大手ハウスメーカーの現場監督から、自社のマニュアルどおりの施工
だと反論があった。

ハウスメーカーのマニュアルを確認すると監督の言うとおり。

なぜ、同じ商品において、一般向けとハウスメーカーで
マニュアルの内容が違うのか意味が分かりません。

以前、大手ハウスメーカーの現場で、フローリングの施工不備を指摘したら、
同様にハウスメーカーのマニュアルどおりの施工でした。

一般向けのマニュアルより、施工基準が厳しければ指摘をしませんが、
外壁もフローリングも基準が下。
これを追及したところで、回答が出てくる可能性は0%です。

ハウスメーカーが自社マニュアルを作成する際に、
当然、建材メーカーのチェックは受けるはずです。

うるさいことを言うと、メーカーを代えられる可能性があるため
あまり意見しないのかもしれません。

 

検査業務

午前中は100Km東へ行った現場。
午後は反対方向、名古屋を通り越し、西へ250KM行った現場。

反対方向のやや遠方の現場が同じ日に重なりました。
車移動で伺います。

 

今月、他の検査会社が検査を実施した2番手として
2件の現場に入ります。

1件は、検査をした方が、検査の経験が少なく、判断を誤った。
もう1件は、問題点を深く掘り下げず、原因特定に至っていない。

建物検査の民間資格を出している組織がありますが、
資格があれば、信頼できるというものではありません。
国家資格である建築士を持っていても、受験だけ受かり
実務を行っていなければ、分からないことばかりです。

私も未だに現場に出ていて、新しい内容を知ることが多いです。

設計、現場管理問わず、個々の知識や経験を後輩へ伝えていく
必要性を感じます。

 

 

 

完成検査の指摘是正

今週、梅雨が明けそうですが、晴れマークが出るのは来週以降。
天気待ちの検査が溜まっています。

 

新築検査において、完成検査の指摘是正写真の提出率が非常に悪い。
1週間以内に送られてくる確率。7月完成の現場は30%。

仕事ができる監督さんは早期に送ってきます。
この監督さんは遅いと予想すると、その予想はほぼ当たり、
こちらから何度か催促をしないと送られてきません。

理由は想像がつきます。
引き渡しが済み、お金をもらったから、仕事の優先度が下がる。

今後、是正が終わるまで、最終代金を残すようにアドバイスしたいと思います。

 

現場での威嚇

今日は、空調服を着用していても、結構汗をかきました。
こういう暑い日に限って、現場が多く、
耐震診断も含め4件もまわりました。

今月に入り2回、現場で喧嘩を売られています。
一人は大工、もう一人は現場監督。
甘く評価しても、悪い部類に入る大工と現場監督。
一流レベルの方は仕事に自信があるため、喧嘩を売る必要はありません。

検査で指摘されると、自分の仕事が増えるので
威嚇目的で喧嘩を売ってくると思います。

私は施主さんから依頼を受けて現場に入っているため、
私に攻撃=施主さんに喧嘩を売っているようなものです。
頭が回らず、先走ってしまうのでしょう。

最近は、私ではなくアシスタントに喧嘩を売る人もいます。
そのケースでも確実に、あとで本人は後悔することになります。

また、施主さんが若い方や女性の場合、お金を払う立場であっても
業者になめられるケースがあります。
何かあっても脅せば黙る。みたいな考えがあるようです。

なめられないため、検査を入れようという考えもありです。

 

 

 

完成時の床下確認

完成検査の時、床下を確認します。
のぞくだけでなく、奥まで入って行きます。

多くのハウスメーカーの社内検査は床下を点検口からのぞくだけ。
社内検査を第三者へ委託しているケースもあるが、
その場合でも奥まで入らない会社が多い。

奥まで入って行く必要性を皆が感じながら、
狭い空間で移動が大変なため、省略されています。

今日も床下で雨水が入っているのを発見。
やはり床下は、社内検査で確認すべき事項だと思います。

点検が容易なように、今ある点検ロボットなどの改良を
急ぐ必要があると思います。

ドローンも小型化し、性能も良くなってきているため
近い将来は、機械による床下点検が当たり前になると思います。

遠方の検査

遠方の現場に車で移動。
高速道路は、区間によっては、かなり交通量が多くなっています。

毎回、高速道路で目にするのが煽り運転。
今日の帰り、目の前で行われていました。

関わらないことが一番です。

 

遠方の検査は、交通費などで検査料が高額になってしまうため、
料金で検査をあきらめられる方が多いです。

ただ、掛け捨て保険のように、万が一のためと依頼いただくケースもあり、
検査に行くと重大な問題があることが多い。

今日行った工事中の現場でも、構造的にかなり重大な事にも関わらず、
瑕疵保険の検査や社内検査で指摘されない内容を指摘してきました。

あとからでは発見できない内容。
不具合が隠蔽されなくてよかったと思います。

 

 

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