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冬の備え

今日の欠陥住宅検査の場所は、山中の現場と認識
していましたが、その地域は、あまり雪が降る印象
がなく、天気予報も3月上旬の気温と言っていたの
で、雪の警戒をしていませんでした。

現場に近づくにつれ、積雪しているところが増え、
現場へ上がる細い山道は、アスファルトが完全に
雪で覆われていました。

スタッドレスタイヤが役立ったのは今季2回目。
豪雪地帯に呼ばれても、行けるような装備をして
おります。

現場は、ほぼ終日、弱い雪が降っていました。
最高気温は2度。広い床下を動き回っても、汗を
かかない、非常に寒い一日でした。

公共工事の検査

行政発注工事の検査業務の打診を受けました。
税金を使っての事業で、特命で依頼をいただける
ものではなく、当然、所定の手続きが必要です。

検査対象は、災害時でも壊れない耐震性能が高い
建物。品質が確保されるよう、厳しい検査を期待
されています。

民間の仕事に比べ、手続きが複雑で手間も多そう
です。これ以上、仕事を増やしてはいけないと
思いますが、地域貢献活動の一つとして、登録等
を行う予定です。



不具合が隠れている

近所の建物の解体で、大きな振動が発生したこと
がきっかけで、家を注意深く見るようになり、
いろいろ、家の不備に気づく方が多いです。

先日、依頼を受けた件は、近所の解体の影響で
地盤沈下が生じたという依頼でしたが、検査の
結果、新築時の施工不良が原因でした。

注意をしなければ、不具合に気付かないものです。

完成後の家の検査依頼を受けると、問題ありません
という家は、ほぼないです。

ちょっとした不具合が気になり、欠陥住宅調査を
依頼し、重大な不具合を発見するパターンも多い
です。

家を買う時、工事中または、完成時に検査を入れる
ことを強くお勧めします。

最近、分譲住宅の完成検査の指摘で、天井を落とし
たり、壁を剥がして修理をした家が3件あります。

 

瑕疵保険の基準

住宅瑕疵担保責任保険法人が、設計施工基準を出
しているにも関わらず、基準以下の設計でも、図
面審査で指摘をしないようです。
基準以下の家を欠陥検査で指摘することが、たま
にあります。

裁判所も保険基準を重要視しないなど、何のため
の基準か前から疑問に思っております。

保険制度は良いことだと思いますが、それが欠陥
住宅の防止策になっていないのは明らかです。

安全できちんとした家を造るには、国の制度に
期待しない方がよいです。

出張WEEK終了

この1週間、遠方の検査が続き、夜遅く帰り、翌朝、
早出の繰り返し。飛行機、新幹線、車の全移動距離
を合計すると約8千キロになります。
ある程度、先送りも考えましたが、どの物件も急ぎで
検査が集中しました。

出張先の現場に行くと「遠方から来ていただいてあり
がたい」と感謝の言葉をよくかけられますが、反対に
遠方にも関わらず、呼んで頂いて光栄に思っております。

私自身、移動を苦にしていないため、どこであろうと、
依頼があれば伺います。




久しぶりのセミナー

今日、久しぶりに大勢の方の前で講演しました。

コロナ禍でセミナーとメディアの仕事が全てストップ。
また、SNSの投稿を控えているため、公表していない
有益な情報がたくさんあります。
そのため、話す内容を絞るのに苦労しました。

一気に元どおりとは、いきませんが、徐々にこれらの
仕事もやっていこうと思います。

専門家らしく見せる

建築士の資格がなく、無資格のため当然、建築士
事務所登録もしていない者が、欠陥住宅の調査鑑
定をしている例が2件ありました。

2つの例ともに、さほど詳しくないのに専門家を
装い、依頼者を信頼させ、業務を請け負う。

やっているうちに、依頼者も能力がないことに
気づきますが、紛争事は相手方がいるので、すぐ
に能力の無さを見抜かれます。

一つの例は、鑑定書類を見せていただきました。
相手側から素人だろうと突っ込まれるくらい、間
違いだらけで、ひどいものでした。

金儲けか、正義感からからは分かりませんが、専
門知識がないのに、専門知識が必要な仕事に参入
したことが間違いだと思います。

調査鑑定業務は、資格よりも経験が一番重要です。
それでも依頼する場合は、建築士資格の有無、
その会社の建築士事務所登録を確認しましょう。

NPOなどが発行している民間の検査員資格はあって
もなくてもどちらでも良いです。

無茶な要求

この仕事を20年以上やってきて、初めて多額の
値引きを要求されました。

内容は欠陥住宅検査と別途、時間がかかりそうな
雨漏り検査。合計金額の約25%に相当する雨漏
り検査を無料にして欲しいとの要求でした。当然、
検査自体を引き受けるのを断りました。

詳しくは分かりませんが、請負代金などを大幅に
値引きさせ、粗悪な工事や手抜きをされたのかも
しれません。

欠陥住宅の問題においては、被害者だから無料で
助けて欲しいという要望は、過去にいくつかあり
ました。ボランティア団体ではないですし、それ
をやってしまうと、費用を払って依頼してくれる
大勢の方に申し訳ないため、一切、無料対応はし
ておりません。

検査も紛争も先に結果が分かりません。そのため、
各業務において、最大限の結果を出すために、手
抜きは厳禁です。値引き分、手を抜けば、良い結
果になるはずはありません。

人を見て、適当に金額を決めていると思われたく
ないため、検査料金はホームページに表示してい
ます。いろいろ追加で費用が増した場合など、端
数を落とすことなどはしております。

夏場のカビ

毎年9月から10月頃、カビの原因特定調査依頼が
増えます。

7,8月頃にカビが発生し、施工業者とやり取りし
ている間に時間が過ぎ、発生のピークを越えてから
の依頼となります。

昨日、欠陥住宅検査に行った家は、カビ被害が発生
しているにも関わらず、業者が逃げたため、家全体
を調べて欲しいという希望で伺いました。

家の仕様が高断熱、高気密化しています。水蒸気の
影響を設計で深く考えられないと、結露やカビが発
生します。今回、設計ミスがカビ繁殖の原因でした。

建築会社は、弁護士を立てて、施主を黙らせるつも
りでした。しかし、その行為が、欠陥検査を入れる
きっかけになり、検査で違法建築、不同沈下等も判
明、重大な不具合が露わになりました。

しばらくすると、施主側の弁護士から通知が届き、
自らの対応の悪さで「墓穴を掘った」ことに後悔
するでしょう。

直感があたる

家を購入後にいろいろ不具合が発覚、
もっと大きな手抜きをされているのではと疑い、
調査依頼。検査をしてみたら、やはり、今時あり
得ない、手抜きが発覚した。

この仕事を長くやっておりますが、家に関する直感
や予感は、当たることが多いです。

何か不安を感じた時は、早めに調べることをお勧め
します。


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