長井のブログ
- 
	
		
無茶な要求
 検査業務
	この仕事を20年以上やってきて、初めて多額の値引きを要求されました。 内容は欠陥住宅検査と別途、時間がかかりそうな雨漏り検査。合計金額の約25%に相当する雨漏り検査を無料にして欲しいとの要求でした。当然、検査自体を引き受けるのを断りました。 詳しくは分かりませんが、請負代金などを大幅に値引きさせ、粗悪な工事や手抜きを... - 
	
		
夏場のカビ
 検査業務
	毎年9月から10月頃、カビの原因特定調査依頼が増えます。 7,8月頃にカビが発生し、施工業者とやり取りしている間に時間が過ぎ、発生のピークを越えてからの依頼となります。 昨日、欠陥住宅検査に行った家は、カビ被害が発生しているにも関わらず、業者が逃げたため、家全体を調べて欲しいという希望で伺いました。 家の仕様が高断熱、... - 
	
		
残業時間減への取り組み
 その他
	建設業は、2024年4月に残業時間の規制が厳しくなります。おそらく、改正当初は、監督署の取り締まりが厳しいと思われます。 仕事量が同じで、労働時間が短くなれば、人を増やすか、仕事を効率化するしかありません。残業時間が短くなっても、今の時代、現場監督になりたい人は増えないため、仕事の効率化を計る会社が大半でしょう。 現場監... - 
	
		
審査が甘い民間検査機関
 その他
	欠陥住宅検査を実施した現場で、2件連続して重大な構造に関するミスが発覚している。 たまたまですが、2件とも、同じ民間検査機関に確認申請を出して、重要な項目にも関わらず間違った仕様、計算書が通っています。 確認申請を出す側にしてみれば、修正は面倒なため、厳しくチェックする会社より、甘い会社を選びます。検査会社側では、売... - 
	
		
事例1264 「壁の結露、カビ」
 結露
	名鉄高架工事の下り線の工事が始まりました。事務所前に工区の境があり、現在、同時に杭打ち工事を実施中。杭打ち機の高周波騒音がひどく、窓を閉めても頭がふわふわして、平日の昼間は事務所で仕事ができません。 ■(1)今回の事例_____________ 「壁の結露、カビ」 ______________________ ◆写... - 
	
		
リフォームの手抜き
 業者情報
	リフォーム会社相手の裁判が始まりました。一人の顧客に訴えられたからと言って、安価な値段でお客さんを引き寄せて契約。工事の手抜きで儲ける手段は変えないはずです。 被害者の数が多くなれば、マスコミや警察が動くかもしれませんが、今のところは、そうなる様子はありません。 頭の良い業者は、素人にわかる手抜きをしないため、悪徳で... - 
	
		
直感があたる
 検査業務
	家を購入後にいろいろ不具合が発覚、もっと大きな手抜きをされているのではと疑い、調査依頼。検査をしてみたら、やはり、今時あり得ない、手抜きが発覚した。 この仕事を長くやっておりますが、家に関する直感や予感は、当たることが多いです。 何か不安を感じた時は、早めに調べることをお勧めします。 - 
	
		
業者選びのポイント
 業者情報
	住宅着工数は、減少傾向にあります。大手ハウスメーカーにおいても、受注数が減少傾向の会社もあれば、まだ、増えている会社もあります。 クレーム、アフターの対応を見ていると、仕事が減少傾向にある会社ほど、対応が悪いです。利益が少なく、費用を出せないのが理由だと思います。 地元工務店で、あと数年で廃業しようとしている業者の場... - 
	
		
事例1263 「換気扇ダクトまわり、断熱材欠損」
 断熱材
	例年に比べ、夏の結露調査依頼が少ないです。被害が減っていると、考えたいところですが、湿度、水蒸気量自体は今までと変わらないため、そうではないと思っています。 ■(1)今回の事例_____________ 「換気扇ダクトまわり、断熱材欠損」 ______________________ ◆写真解説ユニットバス換気扇... - 
	
		
大工仕事
 検査業務
	1階床に点検口をあける、現場立ち合いをしました。少々の作業は、自分でも行いますが、難易度が高いのは丸鋸を使った作業。今回は、施工業者の手配で、大工さんがあけました。 丸鋸による細かな作業は、難しくかつ、危険なため、素人が手を出さない方が、良いと思っております。もちろんDIYなら構いません。 最近はカビの検査などで壁を開け... - 
	
		
TV局との付き合い方
 ブログ
	お盆休み前後は、たくさんの現場の予定が入り、夏休みは2日間のみでした。現場以外でも、いろいろ忙しく、ブログの更新も空きました。 TVの仕事をここ数年、控えております。コロナの感染の影響以外に、時間を取られ過ぎるためです。 TV局が苦情を恐れ、編集でカットする可能性を考慮し、予備的に多く撮影するので、年々、拘束時間が長くな... - 
	
		
雨漏り検査
 雨漏り
	新築してから20年超、雨漏りが止まらない現場に行ってきました。今まで、補修をしても、雨漏りを繰り返す。そうしているうちに、かなりの月日が経過した。 今回、根本の原因を特定。再発しない修理案を提案し、施工する予定です。 年数は経過していますが、当初からの施工不備があり施工者負担で修理対応する予定。 保証期間に関係なく、過... - 
	
		
事例1262 「屋根タルキ破損」
 躯体構造
	昔は台風に伴う水害が多かった記憶がありますが、最近は、台風でなくても水害が多く発生しています。 今日も、いきなり強い雨が降るなど、7,8月は暑いというよりは、雨が多い印象です。 ■(1)今回の事例_____________ 「屋根タルキ破損」 ______________________ ◆写真解説 屋根タルキの破... - 
	
		
地盤調査会社の言い分
 地盤沈下
	地盤調査の結果、地盤調査会社の判定は、「ベタ基礎、基礎補強なし」。その指示通りに施工し、不同沈下が起きた。 データを見ると、その判断はなくもないですが、私だったら、杭を打つ判断をする。 不同沈下が起きたことに対し、地盤調査会社は、「弊社に不備はありません。告示の規定に従って適切に判断した」という回答。 実際に事故が起き... - 
	
		
自分勝手な宣伝動画
 コンクリート、かぶり
	SNSに出てきたユーチューブ広告。全て間違っているわけではないですが、自社の特徴をかなり強調し、ものすごく優れているように信じこませる動画。私的には、悪質な宣伝行為だと判断します。 内容は、基礎の打ち継ぎについて。鉄骨系大手ハウスメーカー、FC店の社長(一級建築士)が出演。ベタ基礎主流の中で、自社仕様は今でも布基礎。ベタ... - 
	
		
古い基準を認識したまま
 業者情報
	2ケ月連続である県の欠陥検査に行きました。設計者、施工者は違うものの、重要な瑕疵内容を指摘。 もしかして、この地域では、建築の関係者の認識がそうなっているのか疑い、面識のある同県の業者へ聞いたところ、そのとおりであることが判明した。 指摘の内容は、1つは基準法に抵触、詳細は建築学会で規定され、広く、よく知られている基... - 
	
		
事例1261 「基礎コア抜き 鉄筋切断」
 コンクリート、かぶり
	先週は、炎天下の中で動きまわった日がありました。作業中は、汗が出るのも心地よく、もっとできる気持ちになるので、要注意です。 無理し過ぎると、帰ってから翌日にかけての反動が大きいです。 ■(1)今回の事例_____________ 「基礎コア抜き 鉄筋切断」 ______________________ ◆写真解説 ... - 
	
		
メーカーに質問をして無視される
 建材
	この仕事をやっていると、商品不良を見つけることがあります。先月検査した家で、不具合の原因として材料不良を疑いました。 そこで、専門業者数社に意見を伺うなどして、証拠を固めた上でメーカーに材料不良ではないかと、問い合わせを入れました。 ところがその後、いくら待っても返事はなく、回答を催促しても、返事はありませんでした。 ... - 
	
		
問題解決の参考として
 ブログ
	最近気にしているのは、政治と宗教の問題がどうなるか。 私が学生の頃は、身近な先輩や同級生が宗教の勧誘をしているなど、新興宗教が盛んだった時期だと思います。それで興味があるということではなく、どのマスコミが報道に積極的なのかと、この件におけるSNSの影響を知りたいためです。 欠陥住宅問題においても、SNSの影響は高まっていま... - 
	
		
欠陥検査のお勧め
 検査業務
	一時、依頼が集中した欠陥住宅検査の書類作成がようやくひと段落しました。 各現場の内容を振り返ってみると、「カビ、雨漏り、ひび割れ」などの解決が目的で検査を依頼。検査をしたら、不同沈下、構造躯体の強度不足など、建築主自身では気が付かなかった重大な不具合が発覚するパターン。 そもそも、地盤や躯体等、重要なところがきちんと... 



 