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事例1211 「早期のシーリング切れ」

先月、通信障害やソフトなどの不具合が起きたため、
システムのグレードアップを図る予定です。

調べれば調べるほど技術の新化に驚きます。
何をどうするか考え、決めるだけでも、相当な時間がかかりました。

 

■(1)今回の事例_____________

「早期のシーリング切れ」
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◆写真解説

新築してすぐに外壁シーリングが切れた。
施工不良が原因。雨漏りしやすくなる。

 

◆内容説明

30年くらい前、ハウスメーカーにいた頃、シーリング切れの問題
が数多く発生した。
その時代は、正しい施工をしていても、外壁材やシーリング材自体に
問題があり、早期に切れる現象は他所でも多かった。

それ以降、改善が進み、さらに最近では高耐久のものが発売されるなど
シーリングが切れる事例は珍しくなったが、
施工不良による不具合は、ごくまれに出ている。

今回の例は、界面で切れていることから、プライマーの施工不良が原因だと思われる。

シーリングが切れると、「劣化」で仕方がないという業者もいる。
早期の切れは、何らかの不具合が原因であることが多く、劣化ではない。

 

◆対策

シーリング工事に張り付いて見ているわけにはいかない。
完成後、シーリングが切れていても、気にしないと気づかないため、
定期的にシーリング切れを確認する。

 

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■(2)編集後記

ここ数日、パソコンで文字ばかり打っておりました。
(音声入力はアイフォーンで使う程度)

パソコン上で文章を見直ししても、最終プリントすると
いくつか修正があります。

前から思っていますが、紙とパソコン上で見る文章の違いは
何なのか、本もタブレットで読むこともありますが、
その違いは分かりません。

 

改正省エネ法

4月1日より住宅の省エネ性能に関する説明義務制度が始まります。
対象はこの日以降に建築士が設計業務の委託を受けた
300㎡以内の住宅で、分譲住宅は対象外です。
(300㎡越えは、説明ではなく届け出義務)

この制度の開始に伴い、省エネ計算を間違えた場合の保険が
建築士向けに発売されています。
図面どおり施工し、施工に不備がなければ、
設計をした建築士が責任を負います。
費用がないから責任を負えないと、逃げられないために、
建築士に設計を委託する際は、賠償責任補償を含めて、
保険加入の有無を確認することをお勧めします。

未だに建築士法で定められた「重要事項説明」を行わない建築士もいるため、
ここ1年くらいは、省エネの説明を行わない事例も多いと思います。
また、この制度により、高い省エネ性能を確保する家が増え、
省エネ性能に対する紛争も今後、増えると予想しております。

 

 

Windows10アップデート

昨日の早朝、Windows10をアップデートしたら
パソコンにいろいろ不具合が起きた。
私だけではなく、ツイッターでも、このアップデートに
ついてたくさん不具合が投稿されていました。

一番大きな問題はofficeが使えなくなった。

事務所の他のパソコンは問題がなかったですが、
修復に手間がかかり、仕事どころではない。
家にも持ち帰りまして、復旧したのは今日の午前、
かなり予定が狂いました。

こういうケースを想定して、ソフトやパソコンなどの組み換えを
検討中です。

 

事例1210  「棟換気未施工」

昨日の午後から、出先でパソコンがネットにつながらなくなりました。
スマホで代用できる部分もありますが、できないものもあります。

普段、スマホ、タブレット、パソコンを使い分けています。
複数台あると、効率の悪い部分も多く、
できるだけ統合できないか考えています。

 

■(1)今回の事例_____________

「棟換気未施工」
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◆写真解説

棟瓦をめくり、棟換気の有無を確認。換気開口が施工されていなかった。

 

◆内容説明

「建築工事標準仕様書・同解説 JASS12 屋根工事」
日本建築学会 2020年改訂版において、棟換気の内容が追記されるなど
屋根の頂部である棟に換気を付ける設計が増えています。

写真は屋根断熱の家。
内側にウレタンがあり、棟換気が確認できないため、瓦をめくって
開口の有無を確認したところ、棟換気が未施工だった。

屋根断熱材の外側に通気層を設ける場合、
通気層内の空気は湿気やすい。頂部で空気を排出できないと
結露により屋根が腐朽しやすい。

 

◆対策

図面での指示が不十分なケースが多い。
図面に明記し、施工中に棟換気の有無を確認する。

 

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■(2)編集後記

就活の学生に人気があるハウスメーカー。

求人倍率が高く、優秀な人が集まっているかと思えば、
その会社の現場監督の大半は、やる気がなく、ルーズな人が多い。
連絡をしても無視、検査に立ち会わない、是正書類は5回くらい
催促してようやく出てくる。

仕事の内容よりは、会社のブランド、待遇の良さで会社を選び
(私もそうでした)
仕事してみたら、やりがいがなかったというパターンで、
辞めたくても、今より待遇が下がるので、辞められず
ダラダラ過ごしているように思います。

監督さんが比較的優秀なのは、数社だけです。

 

日経アーキテクチュア

明日発売の1月28日号から連載が始まります。
テーマは「欠陥防止の勘所」


毎月第2・第4木曜日発行
雑誌購読料金(税込)1年(24冊)24,900円
+「日経クロステック」1年(24冊)39,700円

月2回発売の雑誌。毎号の連載を打診されましたが、
月1回の原稿を書くのでさえ、時間の確保が厳しいため、
月1の連載にしていただきました。

今春、休刊になる日経ホームビルダーはあと1回で連載が終了。
最終号に載せる原稿を現在、書いているところです。
(本来、年末年始の休みに書く予定でしたが、裁判書類などの
作成が大量にあったため、大幅に遅れております)
最終連載として、重要な内容を選んでおります。

検査書類 

週末、完成させた欠陥住宅の書類は70ページ超え。
最近の傾向として、書類のページ数が増えています。
指摘項目が多くなっているのが一つの要因です。

欠陥検査の値段設定は大きく分けて、現場検査と書類作成。
現場検査の方が高い印象だと思いますが、実は、書類作成の方が、
現場検査より時間を要するため、費用配分は上です。

ページ数の増加により、作業時間が増えれば、
価格改定も検討しますが、今のところ改訂予定はございません。

昨年末、たくさんの欠陥住宅検査を行いました。
指摘に対する相手側の回答が、いくつか出てきております。
1件は、来月から大改修が始まります。
住みながら工事ができないため、寒い時期ですが仮住まいになります。

 

 

住宅系のYouTube

周りから「YouTubeやらないの?」とよく言われます。
5分くらいのものを編集無しでやれば、忙しくてもできると
勧められますが、今のところ予定はございません。
時間がない以外に、表に出せない情報が多いのも理由です。

最近、家を買う、建てる方がYouTubeで知識を得て
依頼先に要望を伝えるパターンが多いようです。

YouTubeで知識を得たとしても、細部までの理解は難しく、
依頼先のプロに細かなところを任せるしかありません。
ただし、要望を聞いた依頼先に知識がないケースでは、
おかしな内容に向かうこともあります。

例えば、Aを選んだらBは要らないのに、A、B両方つけてしまう。
CとDをセットでつけないと効果がないのに、Cだけつけるなど。

これらのケースは、お金の無駄になります。
(業者にとっては売上UP)

チグハグな家にしないためには、依頼先に十分な知識があることが重要です。
建築紛争の被害者がよく言う発言、
「プロだと思って依頼をしたら、専門知識がなかった」

無知な業者はたくさんおります。依頼する際に知識の有無を確かめましょう。

 

 

 

現場監督の不満

年に数件、現場監督から退職の連絡を頂くことがあります。
次はどこに行くか尋ねると、この業界を去るという方が意外と多いです。
昔に比べ休みの面などは改善されているものの、
現場でのストレスは多くなっているように思います。

今現在でも、ほとんどの現場が工期や予算面で余裕がなく、
皆、ぎくしゃくしている印象です。
現場で職人と話をすると、待遇がひどいという話が多い。
職人の不満が強ければ、信頼関係も築きにくくなります。

欠陥住宅の原因の中で、現場監督が関係することが多い。
ハウスメーカーは、欠陥住宅を減らすために、改善すべき内容を
分かっているものの、そこにお金をかけられない。

そんな状況を見ていると、欠陥住宅はまだまだ減らないと予想しています。

 

 

 

 

 

 

コロナ禍でも業績を伸ばす会社

この1週間、飛行機、新幹線、車での長距離移動がありました。

利用している人は、新幹線(東海道)が1両(指定席定員100人)に約10人。
飛行機はかなり減便しているものの、行きは約15人(定員約300人)、
帰りは約25人(定員約160人)でした。
高速道路は、以前の緊急事態宣言時、ガラガラでしたが
今回は普段どおりの感じです。

 

株は所有していませんが、住宅関連の株価の動きは
日頃、スマホでチェックしております。

昨日、タマホームの株価が続伸というニュースが表示されました。
内容を確認すると、通期予想を上方修正。注文住宅の受注、
分譲住宅、リフォームなど全て順調のようです。

ここ以外、分譲大手の株価も最近、高値で推移しております。

このコロナ禍、全ての住宅メーカーが好調ではありません。
非上場大手、地元工務店含め一部だけ調子が良いです。
その反面、調子の悪いメーカー、地元工務店もあります。

調子が良い理由は、さまざま。
商品、価格に魅力があるという理由なら良いですが、
商品は特に魅力がなく、セールスプロモーションが優れている
という会社もあります。

家を購入しようと思ったとき、依頼先の分析が冷静にできれば、
建ててからの後悔は確実に減ります。

 

 

 

 

 

 

建築士賠償責任保険

ブログ更新が5日ほど空いてしまいました。
こんな時期ですが、内容的に延期ができない仕事ばかりで
移動の多い1週間でした。
できる限りの配慮をしながら仕事をしております。

建築紛争で、設計監理者である建築士に責任追及する例が
増えています。

欠陥住宅は施工者に原因であることが多いです。ただ、
設計図書が間違っていた。また、監理者がチェックしていれば、
ミスが防げたという例もあります。

建築士の責任が確定しても、問題となるのが支払い能力。
大手の設計事務所はごく一部、住宅を手掛けるのは
小さな設計事務所が大半です。
責任を取りたいが、お金がないというケースがよくあります。

こういったケースのために建築士の賠償責任保険があります。
ただし、加入率はあまり高くありません。

ミスをしないだろう、何かあっても施工者が責任を取る、
保険料が高いというのが加入率の低い原因だと思います。

設計事務所に設計、監理を委託する場合、保険に加入しているか、
確認することをお勧めいたします。

 

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