欠陥工事写真集– archive –
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154、木造の土台ジョイント部、アンカーボルトの位置が悪い。右側が左側を押さえているがアンカーが左過ぎて押さえがきかない。 平成20年8月18日
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153、屋根下地ルーフィングの重ね不足。写真の赤矢印が付くように重ねないと、雨漏りの原因になる。 平成20年8月13日
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152、2×4構造用合板の剥離。原因は製造時の接着不良で耐力低下の原因になる。 平成20年8月7日
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151、柱の引抜を防止するホールダウン金物の施工忘れ。 (本来写真赤色部φ16mmのボルト)業者の無知により1本もなく、法違反であり地震時に柱が浮き上がる可能性あり。 平成20年8月5日
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150、欠陥住宅事例1000連発、 100発目記念今までの検査経験の中で一番私が驚いた事例。 (本写真集1の5にも記載) 梁が短くつながっていない(写真赤丸部)。材料の加工ミスで 起きた事例ですが、そのまま完成した悪徳さは考えられない。 梁は構造上主要な部分であり、業者も言い訳できない 完全な欠陥でした。地震時にはここが確実に破損します。 平成20年7月31日
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149、柱状改良(杭)の攪拌不足による内部空洞。本来は全て詰まっているものであり、強度低下する。 平成20年7月28日
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148、サイディングの上に張った外壁タイルが剥離して一度に落下。 (白い部分が剥がれた箇所) 接着の施工ミスによる。 平成20年7月23日
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147、一見燃えたように見えるが、黒い部分含め、雨漏りで腐った合板です。 新築から8年目で発覚。 平成20年7月19日
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146、筋交いを切欠いて、 金物を通している。違法であることはもちろん、これでは力がかかった際、筋交いが破損してしまう。 平成20年7月16日
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145、玄関ポーチの階段高さ。下より1段目20cm、2段目13cm、差は7cm。リズムを崩し、使いにくく危険。 平成20年7月15日
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144、2×4、浴室周りの耐力壁石膏ボードのビスピッチが広い。写真は検査指摘後、ビス打増し是正中。ユニットバスを組み立てるとあとからの是正が困難な箇所。 平成20年7月8日
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143、外部防水シート、配管貫通部、防水気密テープの切れ。防水、気密切れの原因になる。 平成20年7月1日
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142、シーリングの目地幅が ない。通常は1CM程度 必要であり、これでは目地 の防水処理がきちんとでき ない。 平成20年6月24日
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141、防水シートの切れ。上の木をカットした際に一緒に切れてしまった。これでは防水の役割を果たさない。 平成20年6月19日
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140、天井裏、配管ダクトの つぶれ。完全にペシャンコ 状態で、換気効率がかなり 低下する。 平成20年6月12日
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139、127番と類似しますが、基礎下の土が下がった。 杭があるため建物は沈下してないが、空洞を構造上想定していなくダメな施工。 平成20年6月9日
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138、屋根裏換気のために外気が入る開口を天井の断熱材で塞いでしまっている例。屋根裏の換気に影響が出る。 平成20年6月3日
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137、ミスにより位置が悪く、後から施工したアンカーボルト。(右側はあらかじめ埋込まれたもの)施工手順、方法、引抜き力の確認を出来る物がなく信頼性がない。 平成20年5月30日
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136、基礎の立上り鉄筋のかぶり厚不足。規定では4CM以上、写真は3CMで1CM不足。 平成20年5月26日
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135、筋交い端部の固定金物、ビス6本留めがメーカーの規定だが、1本不足の5本留めになっている。規定の強度は確保できない。 平成20年5月20日
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134、窓下の結露がひどく、下地の石膏ボードがダメになった例。カビはもちろん、ボードの強度までなくなっている。 平成20年5月15日
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133、大雨の中、高速道路を走行中のトラック。荷台は2×4の壁パネルで雨ざらし 施主の気持ちは全く考えてないのでしょう。 平成20年5月12日
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132、先回と同じ金物。柱端部と梁を留める役割なのに柱にはビス3本打ちの所、1本(赤線下)しか打たれていなく、本来の役割をなしていない。 平成20年5月7日
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131、柱と梁の接合金物。 ビスが2本、床合板から外れている。強度的な影響はケースによって違うが好ましくない例。 平成20年5月3日
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130、1階床の荷重を受ける 床束の下に空洞のブロックが使われている。内部が空洞であり床を支えるには強度不十分。 平成20年4月25日
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129、ウレタン吹付けの壁断熱材、厚さが図面の半分しかない。(15mm→7mm) 断熱性能の低下は確実 平成20年4月21日
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128、地盤が下がり壁に亀裂が入り、天井隅にも隙間が。 写真右側に沈下しているためドアの開閉にも支障が出ている。 平成20年4月15日
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127、造成した地盤が下がり土が陥没した。建物自体は杭で支え下がってないが杭の周囲は空洞で横揺れ時など杭が安定しない懸念がある。 平成20年4月8日
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126、お湯の管を床下から上へ通すのに基礎と土台 (木部)を削っている。基礎を縦に削る事例は珍しい。かぶり不足や断面欠損で強度低下する。 平成20年4月3日
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125、木造住宅のホールダウン金物の横ズレ。端にズレ過ぎると金物の付く位置や基礎内部で端に寄りすぎ強度に影響が出る。 平成20年4月1日
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124、防火のための壁、屋根裏部で写真矢印部まで石膏ボードを貼る必要があるのに途中までしか施工されていない。 平成20年3月31日
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123、2×4 壁パネル下の釘打ち忘れ。(写真赤丸印部分) これでは壁下部の固定が全くできない。 平成20年3月27日
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122、アンカーボルトの位置が悪く、叩いて動かした結果 基礎の一部破損しそのまま放置。強度的にはもちろん弱くなる。 平成20年3月25日
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121、外壁防水紙の重ね不足。青印の10CM重ねが必要な所、赤印の7.5CMしか重ねがない。防水下地として不十分な施工。 平成20年3月17日
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120、筋交いの断面欠損。 例えば、断面45mm×90mmで壁倍率2と決められている。 断面が欠損すればその部分が弱くなる上、計算上の耐力も取れない。 平成20年3月17日
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119、屋根を支える柱が短く下に木がかってある。見る限り接着剤などの固定もない。何かの拍子に外れると屋根が変形する。 平成20年3月10日
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118、2×4 2階の床根太。 (床を構成する構造材)電気配線などの穴あけは強度上から下より5CM以内はNG。写真は4CMで規定に反する。 平成20年3月3日
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117、基礎の鉄筋、コーナー接合部でつなぎの鉄筋施工忘れ。鉄筋が離れていてはこの部分の強度は弱くなる。 平成20年2月29日
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116、天井面(矢印部)に気密シートを施工する仕様ですが壁との取り合いまでシートは伸びていなく、その部分(丸印)で気密は取れずシートを施工した効果が薄い。 平成20年2月25日
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115、木造の梁端部の接合部、金物による固定忘れ。はめ込みだけですと地震時に抜けて倒壊する可能性あり。 平成20年2月19日
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114、基礎と柱をつなぐ構造的にも重要な土台に配管を通すための穴が大きく、かつ連続で開けられている。耐力低下は一目瞭然。 平成20年2月12日
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113、間柱が短く梁まで届いていない。これでは間柱の意味がない。(写真は小屋部分で写真上は外壁裏側になる) 平成20年2月6日
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112、床下断熱材の未施工 部分。 床下点検口廻りが特に多い。 大工さんの手抜き工事であり 断熱ロスが発生する。 平成20年2月4日
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111、サーモグラフィーカメラで天井を撮影した写真。左側の「青い丸」の部分は表面ではわからない雨漏りの疑い。 平成20年1月30日
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110、基礎立上がり鉄筋の かぶり不足。赤印の部分は 最低4CM必要。写真は2.5CMしかない。 発生確率の高い事例 平成20年1月25日
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109、柱端部を内部に金物を入れてピンで固定し留めるタイプの工法。ピンを入れ忘れる(矢印部分)と全く固定ができない。 平成20年1月24日
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108、壁の垂直を計測。矢印 「5」の位置で傾きゼロ。写真は9mm上部が左へ傾きあり(高さ1.5Mあたり)。1Mあたりに直すと6mmの傾きで傾斜としては大きい。 平成20年1月21日
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107、鉄筋コンクリートの耐震スリットがコンクリートを流し込む際にずれた。本来、赤線の位置にあるものが矢印のような斜めに、左側は表面に現れていなくどこへ消えたか不明。これでは機能を果たさないし、柱も欠損する 平成20年1月16日
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106、2×4の1階床合板、釘の空打ち。床下から見た写真で釘が抜けているのが見えます。床剛性がこれでは取れません。 平成20年1月10日
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105、2×4の壁コーナー部、パネル接合部分の釘打ち忘れ(赤丸の箇所天井まで)釘打ちのみの接合であり、この部分は力がかかれば離れる。 平成20年1月8日
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104、筋交いの付く土台端部でアンカーボルトがない。これでは地震時に躯体が基礎と離れ浮き上がる。 平成19年12月27日
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103、筋交いの端部の金物 規定では矢印の部分は柱に留めないとダメですが、梁が大きいため、柱が短く、全て梁にビス留めがされている。 平成19年12月24日
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102、筋交いを欠損し(切り欠いて)ホールダウン金物を取り付けしている。当然、筋交いの強度はかなり弱くなる。 平成19年12月17日
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101、1階の天井裏をのぞいたらバルコニー軒裏換気の光が見えた。つまり、断熱対処がない!(外気が天井裏へ侵入する) 平成19年12月13日
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100、壁下地の石膏ボードのビス打ち忘れ。良くある事例です。耐力壁以外は大きな問題ではないが程度によっては仕上への影響がある。 平成19年12月11日
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99、基礎の鉄筋、印の部分が離れて固定されていない。基準法違反であり、耐力不足の原因です。 平成19年12月4日
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98、床下で基礎の断面を発見 、この上部の横にある鉄筋は直径12mm以上と法で決まっているが写真部分は10mm。 強度不足は明らか。 平成19年11月30日
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97、木造の1階床組、角に土台火打ち(斜め材)が付いてない、これが不要な施工方法でもなく角の剛性が出ない。 平成19年11月27日
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96、屋根裏部分、束の端部、引き抜けないためのかすがい打ちがない。(両面2ヶ必要) 平成19年11月21日
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95、ナット下に座金が付いていない。大きな力がかかれば木にめり込んでしまう。 建築基準法施行令47条2に違反。 平成19年11月18日