事例1152 「床下のカビ」
関東への台風の影響で、今日予定していた検査を延期。
夜には上陸する見込みで、大きな被害が出ないことを祈っております。
■(1)今回の事例______________
「床下のカビ」
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◆写真解説
1階床合板に生えたカビ。梅雨時、床下の湿気でカビが発生した。
床下に通気があっても、建物中央部は空気がこもりやすい。
◆内容説明
今年は、床下が結露している家が多かった。
結露の水分でカビが発生しやすくなる。
外気が例年より湿気ていたことが原因だと思います。
床下の換気は外周部から空気を出入りさせるため、
外周部は効率よく換気できても、中央部付近は空気が滞留しやすい。
床下にカビが発生した場合、1階床の気密が悪いと、
カビの胞子が室内へ入り、部屋がカビ臭くなる。
◆対策
夏場に床下を点検。
結露やカビが発生している場合、送風機などを設置する。
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■(2)編集後記
ドローンのアプリが大幅に更新。
それに伴い、機材の再セッティングなどに手こずりました。
また、パソコンも1台入れ替え、
そのついでに検査アプリなども一部、一新しました。
道具の軽量化、操作の簡易化は年々進んでいます。