事例1377「筋交いの切り欠き」
昨日から今日の午前にかけて、台風の影響が比較的
少ない地域にいたため、愛知の台風状況を十分に把
握できていませんでした。
それでも、昨日は出張先で蒸し暑さを強く感じまし
た。
いよいよ、今年もカビのシーズンが始まります。
🔳1 今回の事例____________
「筋交いの切り欠き」
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◆写真解説
ホールダウンボルトが筋交いに干渉し、筋交いを
切り欠いている。この切り欠きにより本来の耐力が
確保できない。構造耐力上の不具合に該当する。
◆内容説明
大工であれば、この施工が許されないことは当然理
解しているはずです。 それにもかかわらず、この
状態にしてしまった点は、悪質です。
この現場では、社内検査が適切に行われているかど
うかも不明でした。 元請けが品質管理を厳しく行わ
ないため、職人の作業も次第に「なあなあ」になっ
てしまうのでしょう。
なお、建築基準法施行令には「筋かいを切り欠いて
はならない」旨が明確に規定されています。 つまり
今回の施工は、法令上も許容されない行為です。
◆対策
瑕疵保険の検査でも指摘をしない可能性がある。
上棟時にチェックをする。
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🔳2 編集後記
大手ハウスメーカーでも、断熱や気密性能を高める
ための改良が進められています。 優秀な人材が多い
はずですが、現場を十分に理解していないため、
改良内容にちぐはぐさが目立つのが実情です。
最近も2社に対して断熱材施工の不適切な点を指摘
しましたが、要領を得ない理由を並べるばかりで、
意見を受け入れる姿勢は見られません。 「一個人が
大手に意見するな」という空気すら感じられます。
高い坪単価を支払ったとしても、大手には過度な
省エネ性能を期待しすぎない方が賢明です。



