事例688『筋違補強の不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は誕生日で、たくさんのメッセージを頂きました。
ありがとうございます。
検査業務を始め10数年。この先を考え、
改善していく1年になりそうです。
■(1)今回の事例_________
「筋違補強の不備」
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筋違切欠き
◆写真解説
90mm角の筋違のたすき掛け。
欠込み部に金物補強がなく、設計耐力が確保できない。
◆内容説明
90mm角の筋違を、たすき掛けにする場合、
通常、切欠きをしない限り収まらない。
(柱は105mm、120mmが一般的です)
「施行令第45条4 筋かいには、欠込みをしてはならない。
ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない
場合において、必要な補強を行なつたときは、この限りでない」
法律にも明記されているように、
中央部の切欠き部に金物補強が必要です。
金物補強をしないと、切欠き部で破壊しやすい。
◆対策
たまたま、露出していて発覚した例です。
隠れる前にチェックをする。
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■(2)編集後記
大成建設の社員が下請け業者に架空発注をし、
自分の経営する会社に還流させていた
というニュースが昨日ありました。
建築業界でこのような話は珍しくありません。
ただ最近は大手ほど、お金の扱いが厳しく、
1円たりとも不正な発注ができないようになっています。
そのため、現場でミスが起こり、
弊社に業者から振り込みがある場合は、手続きが
かなり難しいようです。

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