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事例560『ホールダウン金物 締め付け不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
毎年3月の年度末になると、建売住宅の完成検査が
多くなるはずですが、まだ1件もありません。
分譲住宅は売れ行きがいいと、よく考えたり、
検査する間もなく、契約を急がされたりします。
そのような影響もあるのでしょうか。
■(1)今回の事例_________
「ホールダウン金物 締め付け不備」
_________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ホールダウン
 
◆写真解説
ホールダウン金物、ビスの取り付け不備。
ボルトの埋込み位置が遠く、柱との間に隙間ができ、
ビスが完全に締まっていない。
◆内容説明
あらかじめ基礎へボルトを埋込んでおくため、
位置ずれが起きやすい。
許容以上にずれてしまうと、金物がきちんと取り付かず、
所定の耐力が期待できない。
◆対策
位置がずれた場合に、補正をする金物もあります。
基本は、コンクリート打設前にボルトの位置をきちんと確認する。
===================
■(2)編集後記
職人不足の状況を、時々お伝えしています。
検査している物件で、契約工期に間に合わない現場が出しています。
請負契約において、図面どおり、納期に間に合わせ造ることは、重要なこと。
業者は、世の中の状況を言い訳にして、
仕方がないと開き直るのでしょうか。
私がかつていたハウスメーカーでは、
あらかじめ、いろんなシュミレーションをしていました。
例えば、仕上げ工事が全く出来ていない状態で
あと2日しか工期ない。どうやって完成させるかなど。
景気が良く、職人不足が当たり前だった時代、
実際に1件、大工工事が終わった状態で、
明日引き渡しという現場が、同じ支店内にありました。
外構工事も含めての完成。誰だって無理だと思う状態。
工事課長の指示の元、工事社員、協力業者全員が協力し、
徹夜で完成させたことを覚えています。
会社が大きく、業者を動かしやすいから出来たのかも知れません。
ただ、最初から無理だと決めつけ、あきらめたり、
知恵がなければ、チャレンジはしなかったはずです。
どんな仕事でも、災害避難訓練と一緒で、万が一に備え、
シュミレーションをやっておくことは重要だと思います。

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