事例564『壁断熱材欠落・・・マンション』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
3月決算で追い込みの現場も多いようです。
当社も法人設立が4月だったため、3月決算。
建築関係は3月末が忙しいので、
今考えると、4月などにしておけばよかったと思います。
■(1)今回の事例_________
「壁断熱材欠落・・・マンション」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-壁断熱欠損
 
◆写真解説
マンションの検査に行って天井裏を点検口から確認。
断熱材の未施工箇所を発見。
断熱性能の低下、結露の懸念がある。
◆内容説明
昔、コンクリートの打放しが流行った。
その時は、断熱材を施工することもなく、
中、外共にコンクリートの表面を見せた。
見た目はいいけど、冬寒い、結露するという問題が起きて
最近では、ほとんど見かけなくなりました。
コンクリートの断熱性の悪さは、断熱材で補わないといけません。
今回の事例は、図面でも指示している箇所に断熱材の施工がない。
施工し忘れたのが原因です。
マンションの場合、欠落以外に断熱材の厚さ不足がよくあります。
◆対策
マンションの場合、戸建て住宅と違い工事中のチェックは不可能。
引渡し時に、点検可能な範囲だけでもチェックをする。
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■(2)編集後記
タマホームが一昨日、東証一部に上場しました。
全国展開し、CMなどで何かと話題をつくってきた会社で、
上場していなかったの?と思った人も多いはずです。
上場をしたことでより一層のコンプライアンスが求められます。
そういった意味では、上場を果たしたことは良いことであり、
現在、あまり芳しくない評判がよくなっていく事を期待しています。

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