事例586『かぶりゼロ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
日曜日に発熱。
昨日、今日は本調子ではなかったですが
検査中は、体調不良を忘れ検査に集中できました。
反面、移動時はいつもより、体が重く感じました。
■(1)今回の事例______
「かぶりゼロ」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-かぶり0
 
◆写真解説
鉄筋が地面に付いている(かぶりゼロ)。
よく取りあげる事例ですが、かぶりが全く取れていないのは珍しい。
基準は6CM 以上です。
◆内容説明
鉄筋下部のコンクリートの厚さが全くない。
今まで、厳しい検査員に当たったことがないらしく
これでも検査に合格すると思っていたようです。
基準6CMに対し0CMは、基礎の強度、耐久性への影響が大きく、
裁判をやっても、基礎を壊す判決が出る可能性が高い。
(範囲が一部分だけでなく、全般であれば)
コンクリートを打ってしまえば、鉄筋は見えなくなる。
鉄筋が錆びて、膨張し、コンクリートが割れるまで
気づかなければ、そのまま住む事になる。
◆対策
コンクリートを流し込む前に、かぶりをチェックする。
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■(2)編集後記
来月からスタッフが一人入れ替わる予定です。
約7年勤めてきたアシスタント。
体調などから仕事のやる気と判断力が著しく低下。
遅刻や事務所仕事の手抜きなども日常茶飯事。
仕事を減らすことを提案したところ転職を選択をしました。
アシスタントと言えども、言われた事だけをやるわけではありません。
いちいち指示しないと動かないアシスタントは要りません。
やる気が維持できないと、現場での意識が薄くなり見落としが増える。
私はそう思っています。
次の新しいスタッフは内定しています。
やる気、今までの職歴をみて、即決しました。
余談ですが、当社に検査依頼をしてくるお客さんで、
スカウトしたい人が何人もいます。
素人さんですが、保険会社の検査をしている建築士より、よく気がつきます。
そういう人は、自分の仕事でも活躍している人ばかり、
声を掛けるわけにはいきません。

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