事例624『石膏ボードビスの不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
明日から3連休。
少し遠めの現場と、やや遠い現場の予定などが入っています。
道路渋滞があるといけないので
早めに出かけようと思います。
■(1)今回の事例________
「石膏ボードビスの不備」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-石膏ボードビス
 
◆写真解説
2×4耐力壁。
横張りの石膏ボードのジョイント部に受け木がなく、
ビス止めされていない。
外周をビス止めしないと、耐力確保できない。
◆内容説明
耐力壁部、石膏ボードのビス(釘)ピッチ。
外周は@100mm、内部は@200mm。
写真はペンキ仕上げのため
石膏ボードを横に張り、ジョイントの下地を入れ忘れた。
その結果、横方向の外周部のビスが打てていない。
通常は、縦張りが多い。
縦張りは下地を入れなくていいので
大工さんがうっかり忘れてしまったのでしょう。
◆対策
大工工事中にチェックする。
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■(2)編集後記
木造住宅の構造検査時に、断熱材が入っていたり、
外に防水紙が張られている現場が稀にあります。
これらが施工されていると、構造の重要な部分が見えない。
故意に検査妨害しているのかどうかは不明です。
瑕疵保険会社はOKでも、私は納得が行きません。
このような場合、抜き打ちでいくつか検査し、
1ヶ所でもNGがあれば、全てやり直しさせます。
 

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