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事例495『鉄筋のかぶり不足』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日は猛暑の中、検査2件と打ち合わせ、県外の通夜への参列と
ハードなスケジュールでした。
今日は溜まった仕事を片付けています。
■(1)今回の事例________
「鉄筋のかぶり不足」
________________
 
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-スラブかぶり
 
◆写真解説
ベタ基礎の鉄筋、表面から24mm の位置にある。
基準では30mm以上必要で、鉄筋が近いこともあり、
先回紹介した沈下ひび割れも発生している。
◆内容説明
ベタ基礎のスラブ(平らな面)。
田の字型に沈下ひび割れが発生していたので、
ひび割れ直下にある鉄筋の位置を調べてみたら、やはり浅かった。
大半のベタ基礎のスラブ厚は150mm。
下部のかぶり60mm+α+鉄筋径13mm×2を考慮すると
上から50~60mmくらいが標準的な位置です。
反対に深すぎてもNG。
下のかぶり厚(基準では60mm以上)が不足していることになる。
この場合は建物を持ち上げることが出来ないため
修補が困難。施工時に十分気をつけたい。
◆対策
コンクリートを打設する前の配筋検査でチェックする。
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■(2)編集後記
先月、今月と建築士に対するトラブルが多いです。
パターンは、雑誌や紹介などで建築士と知り合い、
設計、監理契約を結び、施工でトラブルになる。
計画しているうちは、建築士からいろんな提案が出てきたり
デザインが良かったりして、頼んでよかったと思えるが、
工事が始まると、図面どおり納まらないから変更するなど
話と違うものが多く出てくる。
建築士が直にお客を取るには、他にはないデザインをするなど、
ハウスメーカーが出来ないことを行うことが重要。
ただし、コストの制約などがあり、自由にデザインできる訳でもないが、
仕事を取るためか、自己満足のため、奇抜なデザインを求める傾向は強く、
その結果、施工不可能、構造が弱くなるなどの問題が起こることがある。
建築士を選ぶ際は、図面が絵に書いた餅にならないよう
建築士の実力もよく検討しましょう。
記事には関係ありませんが、
写真は見た目も中身も超個性的な建築家 今井さん。
事務所が近く、自宅も同じ学区内ということもあり交流があります。
今井さんのように、建築家は個性的な人が多いです。
天才と思えるか、変人と思うかは人それぞれ。
相性が合う人を選ぶことが大事です。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-今井
季節ごとに帽子が違います。

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