地中熱を利用した空調システムが
昨日の中日新聞に取り上げられていた。
(記事の内容(会社等)と下記記載の現場の関連はありません)
昨年、このような地中熱利用空調の家を検査した時、
重大な施工不備を指摘している。
その内容は、基礎の各所を通る直径25CMくらいの配管が、
あらかじめ図面で指示されていなかった。
現場にて、監督の判断で位置決めし施工した結果、
立ち上がりが分断され、耐力の弱いベタ基礎になるところでした。
(大きなスリーブ、指摘前は補強もなし)
地熱配管を通すため、立ち上がりを何箇所か開けないといけない。
ベタ基礎の立ち上がりは約35CMなので、スリーブ開口と違い、
全開口に近く、人通口と変わらない。
ベタ基礎の構造特性と、このシステムを理解しないまま
設計するのは危険です。設計者がきちんとした会社で建てましょう。
住宅検査カノムのサイト→こちら
ブログ
地中熱空調の注意点
« トヨタホーム愛知
有限会社カノム 名古屋市守山区小幡南三丁目20-28 シャトー小幡駅前 303
最近の更新
- 2023/03/18
- 事例1283 「外壁上、気流止め未施工」
- 2023/03/13
- 施工マニュアルの開示を拒むメーカー
- 2023/03/09
- 事例1282 「給気口から外気が入らない」
- 2023/03/07
- YouTube ゲスト出演後編(カビバスターズ)
- 2023/03/04
- 脱法行為で金儲け