新規に加わった基準(フラット仕様書)

10月に発売されたフラット仕様書24年版
今回、少しですがいろいろ詳しい記載が加わっています。
当社の検査で、すでに指示していた内容がほとんどですが、
遵守することでより安全な建物になります。
少し専門的ですが、参考になると思いますので紹介します。
基礎の部分での新しい記載を、今回は2つ紹介します。
1、柱の短期許容応力に応じた座金の大きさの指定
 6.4KN以下  厚さ4.5mm 40mm×40mm
 14.4KN以下  厚さ6.0mm 60mm×60mm
 25.6KN以下  厚さ9.0mm 80mm×80mm
一番上は標準的な大きさ。
25.6KNの箇所はホールダウンボルトを埋め込むでしょうから
関係あるのは、真ん中の記載。
15KNや20KNをホールダウンではなく、L型の金物を使用する場合など関係します。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-20KN20KNの金物 ㈱タナカ
2、ホールダウンボルトのコンクリートへの定着長さ
 今まで一律360mm以上の記載が
 25KN以下 360mm
 25KNを超え35.5KN以下 510mmとなった。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-ホールダウン
(埋め込み深さは直線の部分、フック部は含まない)
 
 510mmになると、1回目のコンクリートを打つ前にセットしないと
埋め込みできません。図面で指示しないと間違いやすいです。
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