事例168(柱の上部固定なし)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は涼しいですが
夏を感じる日が増えました。
床下、屋根裏・・など
夏は辛いです。
■(1)今回の事例_________________
・「柱の上部 固定なし」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
2階天井裏で見た柱上端部。
梁がなく固定ができていない。
柱端部は緊結しなければならない。
◆内容説明
柱の端部は通常、
梁、土台と接合し緊結される。
今回は古い建物でよく見る
あとから取り付ける和室の
「床柱」上部のように
緊結がされていない。
構造躯体図を作成するときに
間違えたのが原因でしょう。
洋間の壁を構成している柱で
きちんと固定しなければダメです。
◆対策
よくある事例ではありませんが
ちょっとした勘違いで起きる可能性があります。
正確な図面作成
多重チェックでミスは防げます。
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■(2)編集後記
今週は移動が多く、
水曜日は岡崎→豊橋→半田(約200KM)と
現場を回りました。
現場の場所によりましては電車で移動することも
あります。
電車移動のメリットは何か他ごとができる。
今回も岡崎~豊橋間は岡崎駅に車を置いて
JR東海道本線で移動しました。
住宅はある程度利便性を考えて
土地を買う人が多いので
電車で行ける現場も多いです。