事例220(けた行き筋交い未固定)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
明日から3連休ですね。
私は、この連休もゆっくり出来そうにありません。
■(1)今回の事例__________________
・「けた行き筋交い未固定」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
屋根裏に付く構造上主要な部材
「けた行き筋交い」の釘打ちによる固定忘れ。
これでは付けた意味がない。
◆内容説明
屋根部分の筋交いがこの部材で
「雲筋交い」と言うこともあります。
全くこの部材が付いていない現場は
最近見ませんが、釘の打ち忘れはよくあります。
数が多いので忘れやすいのかもしれません。
N50の釘を2本打ちするのが正しい施工。
◆対策
躯体検査時に小屋部分の金物を全数検査する。
2階床からでも結構見えます。
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■(2)編集後記
今週、気になったニュース
「ローン破綻急増
愛知競売数 前年同月比 9月5.6倍」
愛知県は製造業が多く
不況の影響が大きい県の一つです。
ボーナス、給料減による理由が一番だと思いますが
負担の大きいローンを組んでしまう原因も
かなりあるでしょう。
せっかく買ったマイホームが原因で
破綻していては、夢が悪夢になってしまいます。
家を大金を使って買い
それが競売になり、業者が落札しまた転売される。
自分は破綻するか、負債が残り
誰かは確実に儲かるしくみ。
生きていく上で「大損」しないため
お金の知識を習得することも大事です。
ローン支払いが危なくなったとき
すぐに専門家に相談すれば
最悪の事態を回避できる可能性は高いです。
自分でわからない場合は
やはり専門家を頼りましょう。